父の日に観葉植物をプレゼントしよう!初めてのガーデニングにもおすすめ
母の日のプレゼントといえばカーネーション。父の日の定番の花は黄色のバラ。ですが、「うちのお父さんは、花をもらってもあまり喜ばないかも…」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、何を贈ればいいか悩んでしまう方は少なくありません。
そこでおすすめなのが、観葉植物です。花とはまた違った魅力があり、ふだん植物にはあまり縁がないお父さんにもプレゼントしやすいですよ。今回は、観葉植物をおすすめする理由と併せて、その魅力や選び方をご紹介します。
- 父の日に何を贈ろうか迷っている方
- 育てやすい観葉植物の品種を知りたい方
- おしゃれなプレゼントをお父さんに贈りたい方
目次
観葉植物をおすすめする理由
カラフルで華やかな花も素敵ですが、あまりそのようなものを貰い慣れていないお父さんも多いでしょう。嬉しい気持ちはあっても、少し気恥ずかしいと感じてしまうかもしれませんね。その点、観葉植物はすっきりとした印象ですから、きっと照れずに受け取ってもらえます。
サイズは、デスクに飾れるような小さなものから、床置きにする大きくて存在感のあるものまでさまざま。上から吊るして飾れるタイプもあります。切り花とは異なり、長く楽しめる点もいいですよね。ほかにも、観葉植物ならではおすすめポイントがあります。ご紹介しましょう。
お父さんに癒しをプレゼント
観葉植物の多くは鮮やかな緑色。部屋の中にグリーンがあると、雰囲気が明るくなりますね。また、緑は安らぎや癒しを与える色だといわれています。観葉植物を部屋に飾れば、お父さんは自然とリラックスできるのではないでしょうか。癒しの時間も一緒にプレゼントできますね。
また、観賞用の植物であるため、見た目に特徴があります。葉の形や大きさ、枝ぶり、独特のフォルムなど、実にバラエティ豊か。好みの植物を選び、それが長い時間をかけて生長していく姿を見るのも嬉しいものです。
これは夜間に葉から水分が蒸発することを防ぐための「就眠運動」と呼ばれるもの。植物が眠りに落ちる様子を見るのも面白そうですね。
育てやすさも魅力
観葉植物は癒し効果があるだけでなく、扱いやすいのがポイント。植物のお世話をしたことがあまりないようなお父さんの場合、手がかかる植物を贈るとかえって負担になってしまいますよね。観葉植物は比較的お手入れが簡単なため、植物のお世話に慣れていなくても育てる楽しみを感じやすいでしょう。基本的には、風通しのいい室内の明るく温かい所に置いて、土が乾燥したら水をあげるだけでOK。毎日世話をする必要はありません。
細かい管理の仕方は品種によって異なるので、購入前にチェックしておくと安心です。
また、観葉植物は室内やベランダで育てられるため、目が行き届きやすいのもメリット。わざわざ様子を見に外に出る必要がありません。病害虫に強い点もプラス要因ですね。
父の日ギフトにおすすめの品種
観葉植物は種類がとても豊富。あまりに多くて、どれを選べばいいか迷ってしまうほどです。そこで、ここでは育てやすく見栄えがする、父の日のプレゼントにおすすめなものをご紹介します。参考になさってください。
ポトス
「永遠の富」という花言葉を持ち、金運を上げてくれるともいわれています。置くだけでなく、ハンギングスタイルで飾ることも可能。とても育てやすい品種です。
幸福の木
まっすぐで太い幹から緑の葉が生い茂る様がお父さんを元気づけます。幸福の木という名前からもお父さんの幸せを願う気持ちが伝わりそうですね。日当たりのいい場所を好むので、ベランダなどで育てましょう。
パキラ
「パパ キラキラ」ということでパキラを選ぶ方も多いとか。金運が上がるといわれている観葉植物でもあります。おしゃれな雰囲気があるほか、環境に適応しやすいところも魅力です。
青年の木(ユッカ)
次々に新芽が出てまっすぐ生長し続けるユッカは、頑張るお父さんにぴったりのプレゼントです。室内だけでなく屋外でも育てられ、存在感のあるおしゃれなインテリアグリーンとして人気があります。
サンスベリア
しま模様が入った細長い形の葉が虎のしっぽを連想させることから「トラノオ」とも呼ばれます。空気清浄効果が高い観葉植物というイメージもあり、人気を集めています。
コーヒーノキ
うまく育てられれば花や実がなり、コーヒー豆を収穫することも可能です。寒さには弱いものの、比較的育てやすいとされています。
モンステラ
独特の形の大きな葉を持ち、ハワイでは神聖な木とされています。魔除けの効果があるともいわれているので、お父さんの幸せを願って贈るのもいいですね。あまり日当たりがよくない場所でも育ちます。
また、幹がしっかりとしていて、株の根元がぐらぐらしていないものがおすすめです。
おしゃれにアレンジ
観葉植物を贈るときには、植木鉢もおしゃれにすることをおすすめします。ポイントはインテリアに馴染ませつつ、ちょっと豪華にすること。元々使用されているプラスチックの鉢のままではなく、素焼きの植木鉢に入れ替えたり、鉢カバーを付けたりすることで、雰囲気がガラッと変わります。
アジアンテイストのバスケットや、紺や黒など渋い色の陶器の鉢がお父さんへのプレゼントらしさを演出しますよ。ブリキのカバーもおしゃれですね。お父さんの雰囲気に合うようなものを選んで、より素敵なプレゼントにしましょう。メッセージカードを土に挿して贈るのも喜ばれるでしょう。
特に、小さなサイズのものなら、インテリアのちょっとしたアクセントにもなるので、大胆なデザインを選んでもいいかもしれません。
父の日まで保管しておくときの注意点
観葉植物のプレゼントは、できれば父の日当日に購入するか配達してもらうのが望ましいですが、都合がつかないことも考えられますね。あらかじめ購入しておいて、父の日まで保管しておかなければいけない場合もあるでしょう。その際、たとえ短い間でも、植物にとっていい環境を整えておく必要があります。プレゼントする時に株に元気がなくなっていては元も子もありませんから、注意を払って保管しましょう。
十分なケアがされていない店で買うと、育て始めてすぐに植物が弱ってしまうことがあります。
観葉植物にとって負担にならないよう、気をつけるべきポイントをまとめました。購入前にぜひ押さえておきましょう。
品種に合った環境を確保する
観葉植物の中には、直射日光が当たり続けると葉焼けし変色するものが多いです。一度変色すると、その部分が回復して緑色になることはほぼありません。せっかくきれいな株を選んでも見た目が損なわれてしまうので、注意しましょう。
逆に、日光を好む品種を一日中暗い場所に置いておくと弱ってしまいます。また、湿度が高くじめじめした場所も、植物にとっては負担が大きいです。保管場所は、品種の特性に応じた場所を選ぶ必要があります。
日数が多い場合は、お世話しやすいラッピング方法を考えてくれるかもしれません。
車内はできるだけ避ける
ある程度大きいものも隠しやすいので、サプライズにしたい場合は車内に置いておきたくなりますね。しかし、車の中は光が当たりにくいうえ風通しも悪いです。車を停めている場所によっては、車内の温度が上がってしまうことも考えられます。また、土の中の水分が多すぎると蒸れてしまう可能性があるので、その点も注意が必要です。
どうしても車の中に置いておかなければならない場合は、少し窓を開けて通気を確保するなど工夫しましょう。そのうえで、できるだけ短時間で済むようにしてくださいね。
まとめ
父の日にプレゼントしたい観葉植物についてお伝えしてきました。手入れも簡単で長持ちし、インテリアにもなる観葉植物は、気に入ってもらえる可能性大。ご紹介したことを参考にしながら、お父さんにぴったりな株や素敵な鉢を選んでくださいね。
観葉植物はいろいろな種類があるので、一度贈ってみて気に入ってもらえたら、毎年違う種類のものを贈り続けるのも素敵です。部屋の中にどんどんグリーンが増えて、癒しの空間になりそうですね。植物を見たり触れたりすることは、心の安定剤にもなり得ます。今度の父の日には観葉植物と一緒に感謝の気持ちと癒しも贈りましょう。
- 観葉植物は育てやすいので、植物を育てた経験があまりないお父さんにもおすすめ
- 観葉植物は豊富な種類の中から選べ、鉢カバーなどでおしゃれに飾れる
- 元気な株を選び、お父さんに癒しも一緒にプレゼントしよう