記念日には花のプレゼントを~彼女を笑顔にするための選び方と渡し方~
記事の監修
【経歴】
某大手ファーストフードチェーン店 ショップマネージャー
IT企業 管理運営部 リーダー
2019年7月に福岡県福津市にて「FLORIST Classic Bouquet」創業。花屋歴17年 (2021年現在)。
彼女の誕生日や二人の交際記念日。彼女と過ごす大切な一日に、お花をプレゼントしてみてはいかがでしょう。女性に花を贈る習慣は世界中にありますが、日本では特に若い男性にはあまりなじみがないかもしれません。でも、だからこそ彼女に花をプレゼントすることをおすすめします。
そこで今回は、記念日に花をプレゼントするのがおすすめな理由や、喜んでもらえる渡し方・花の選び方についてご紹介します。
- 記念日に彼女に何をプレゼントすればいいかと悩んでいる方
- 花をプレゼントした経験がなく、彼女に喜ばれる花の選び方を知りたい方
- 彼女に花をプレゼントして気持ちを伝える際の、効果的な渡し方を知りたい方
目次
どうして記念日に花を贈るの?
花を贈るという習慣は、もともとはギリシア・ローマ時代から続いてきたヨーロッパの文化から伝わったものです。
花を贈るのはシーンによっても様々な意味がありますが、記念日に彼女にプレゼントする場合は主に二つ。 お祝いの気持ちと愛情の表現です。つまり、彼女にとって花をプレゼントされるということは、女性として大切にされていること・愛されていることを実感できるという大きな価値があるのです。
お祝いの気持ちと愛情表現を伝えるという意味
花を贈る機会としては、誕生日や結婚記念日、交際記念日などが挙げられますが、いずれも意味はとてもシンプルです。先ほどもお伝えしたように、お祝いをする気持ちと、愛情表現を伝えることが目的ですね。花は見ていて心が癒されますし、色も形も美しいもの。そして、特に花を普段から育てたり飾ったりしない生活をしている方にとっては、非日常的な存在だったりします。
特に花束やフラワーアレンジメントなどのフラワーギフトには、特別感がありますよね。実用性のあるアイテムではなく、あえて鑑賞して楽しめる美しいお花をプレゼントとして贈ることで、大切に想う気持ちを込めることができるのではないでしょうか。
アクセサリーなども定番のプレゼントですが、花を贈るということには意外性や特別感があるため、より気持ちが伝わりやすいというメリットがあります。プレゼントした瞬間から「きれい!」と感動してもらえるような華やかさは、愛情の象徴といえるでしょう。
女性として大切にされている実感が得られる
記念日に花をもらえるのは多くの女性にとってとても嬉しいこと。その女心をよくわかっている男性は、花をプレゼントすることを自然にできます。でも実際は、花なんて買ったことない…とか、恥ずかしいと思う男性も多いのではないでしょうか。それは女性もよくわかっています。
そのような、花なんて買うこともないような男性だからこそ、プレゼントしたときには大きな感動を与えられるのです。花を買い慣れていない彼が自分のために花屋に足を運び、プレゼントしようと考えてくれたと思っただけでも心が満たされる人も多いでしょう。
日本人男性には、女性に花を贈るのに慣れていない人が多いです。でも、それがかえってサプライズ感を出しやすい要因にもなっていると考えられます。花の美しさはもちろんうれしいですが、慣れないことをしてくれたという行為そのものに心を動かされる女性は多いのです。
選び方のコツ!彼女に喜ばれやすいのはどんな花?
彼女のために花を選ぶなんて初めてだけど、喜んでもらえるならプレゼントしてみようかな…と思った方も多いのではないでしょうか。ここからは、彼女に喜ばれるような記念日にぴったりの花の選び方についてお伝えしていきます。
バラが定番!記念日におすすめな花
女性が男性から記念日にプレゼントされたい花として、圧倒的に人気なのはバラです。バラは香りもいいですし上品な印象がありますので、多くの女性から好かれている花です。花束やフラワーアレンジメント、また結婚式のブーケや装花にもよく使われており、種類も様々です。
恋人に贈る花として人気の高い真っ赤なバラをはじめ、ピンクや白なども可愛らしいイメージがありキレイですよね。王道はちょっと外したい、というおしゃれな彼女に贈るなら、チョコレート色やアンティーク調のくすんだ赤など渋めのカラーもあります。彼女の好みに合わせて選んでみてください。
また、ガーベラはポップなイメージ、ストックは落ち着いたイメージなど、花にも個性があります。彼女の雰囲気に合った花を選ぶのも喜ばれますよ。ラナンキュラスやダリアなども可憐な雰囲気があり女性らしくておすすめです。
季節によってお店で取り扱うお花の種類が変わるので、まずはお店の方に相談してみてください。
バラやガーベラはフラワーギフトに使われる定番の花として通年流通しています。一方、チューリップやアジサイ、ひまわりなどは季節限定の花です。定番の花を選べば間違いないですが、彼女の誕生日の季節に合わせて旬の花を選ぶというのも素敵ですよ。
花言葉で気持ちを伝えよう
花を選ぶ際には、見た目だけでなく花言葉を意識してみましょう。花には様々な花言葉があり、ポジティブな意味を持つものもあればネガティブな意味の花言葉を付けられたものもあります。赤いバラがおすすめなのは、「愛情」「情熱」といった恋人に贈るのにふさわしい花言葉を持っているという理由もあるのです。
記念日ですので、彼女を想う気持ちが表現されているような花言葉を持つものを選ぶと、より気持ちが伝わりやすくなるでしょう。花言葉の知識がない女性も多いですので、せっかく調べてプレゼントするなら、花言葉についても併せて伝えてあげられるといいですね。
- バラ…「愛」「美」
- カーネーション…「無垢で深い愛」
- ストック…「求愛」「愛情の絆」
- アネモネ…「君を愛す」
- ガーベラ…「希望」「常に前進」
- スズラン…「幸せが訪れる」
色や本数でも意味が変わる
花によってはその花全体の花言葉だけでなく、色によって異なる花言葉を持つものもあります。例えばバラの場合、全般は「愛」や「美」ですが、赤は「愛情」や「あなたを愛してます」、ピンクは「上品」や「しとやか」、白は「純潔」や「深い尊敬」というようにニュアンスが異なります。チューリップは全般は「思いやり」ですが、記念日に贈るなら「永遠の愛」という花言葉を持つ赤や「幸福」「誠実な愛」のピンクがおすすめです。
そして見た目はきれいな花でも、中にはネガティブな意味の花言葉を持つものもあります。例えば黄色いバラは「嫉妬」、黄色いチューリップは「実らぬ恋」というように記念日には不向きな花言葉も…。西洋文化では黄色は避けるべき色とされてきたことから、特に黄色の花にはネガティブな花言葉を持つものが多いのです。
黄色い花は明るくてきれいなので、ネガティブな花言葉だからといって避けてしまうのはもったいないですよね。そこで、単独で贈るのではなく他の色や他の種類の花と組み合わせてブーケやアレンジメントにするといいでしょう。他の花と組み合わせることで、ネガティブな意味はおさまります。
また、花の本数にも意味があります。例えば一輪の花には「あなたが運命の人」、3本には「愛している」、4本には「愛し続ける」といった意味があるそうですよ。また、プロポーズの際には12本の花を贈ると幸せになれるといわれています。「ダーズンローズ」とも言われており、直訳すると「12本(1ダース)のバラ」という意味です。
バラを贈る際には本数にもこだわってみるといいかもしれませんね。
「プロポーズで108本はちょっと…」というお客様が利用されていますよ。
彼女の好みをイメージして選ぼう
様々な種類の花があり、選択肢が多すぎて迷ってしまう…という方も多いのではないでしょうか。素敵な花はたくさんありますが、せっかく彼女のために選ぶのですから個性を出したいところ。彼女の好きな花があれば、その花をメインにするといいでしょう。
また、好きな色や雰囲気など彼女の好みをイメージして選んでもいいですね。メインにしたい花を選んだら、彼女の好きな色やイメージを店員さんに伝えると、上手にアレンジしてブーケなど作ってくれますよ。
花束はとても見栄えがしますが、その一方で持ち帰った後に茎を短く切る必要があり、手間がかかります。そのため花を普段扱うことに慣れていない彼女の場合、負担になってしまう可能性があります。
渡し方のコツ!彼女が感動するような工夫
プレゼントしたいフラワーギフトが決まったら、渡し方についても考えていきましょう。 渡す際にはできるだけスマートにするのがポイントです。
そして彼女に喜んでもらえるには、サプライズで渡せるよう段取りをしておくといいでしょう。
サプライズのポイント
サプライズといっても様々な方法があります。レストランなどで店員さんに協力してもらって渡せたらスマートですが、事前準備が必要になるため、時間的に難しい方も多いでしょう。
外出先で渡す場合は、事前に花屋さんに相談し予約しておいて、デートの帰り際などに受け取ってプレゼントするというのもおすすめです。そうすれば、早めの段階でバレてしまうことも管理に手こずることもありません。
当店「FLORIST Classic Bouquet」で、今まであったサプライズをご紹介
当店で今まであったサプライズは、
- 奥様への誕生日プレゼントにご主人が帰宅している自宅へ配達
- 結婚記念日にレストランの予約1時間前に配達
- 1週間前にご予約、プロポーズの朝にお引き取り
- 1週間前にご予約、プロポーズの前にお引き取り
など、みなさんシュチュエーションを大切にされているなと感じますね。
花束も「エコゼリー」といって、鮮度保持に優れたものがあります。何時間後に渡してお水につけるまでトータルでどれくらいかかるかなど、事前にお店の方に相談してみてください。
渡すタイミングも重要
外出先で渡す場合のタイミングは、記念日デートの終盤が感動させることもできますし、彼女が花を持ち歩く時間も短く負担にならないのでおすすめです。
彼女の家で記念日をお祝いする場合は、逆に訪ねた瞬間すぐ渡すといいでしょう。このように、渡す瞬間だけでなく渡した後のことも考えてサプライズの方法やタイミングを考えるのが、スマートに花を贈るためのコツなのです。
遠距離などで会えない場合は通販もおすすめ
自分で花を手渡すことが難しいという場合には、通販を利用して彼女の自宅にサプライズで届けるというのも素敵ですよ。記念日に会えなくても、彼氏から花のプレゼントが贈られてきたら大切にされていると実感できるはずです。
ネットショップで購入できるフラワーギフトは種類も豊富ですので、彼女好みのものがきっと見つかるはず。どんな花を贈ろうか…と悩んでいる段階でも参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。
また、全国にお花をお届けすることができる花屋さんもあります。贈る方のご近所にある花屋さんを見つけるのも良いですね。
まとめ
記念日のプレゼントとして彼女に花を贈るコツをお伝えしてきました。参考になったでしょうか? 普段なかなか伝えられない気持ちを、せっかくの機会なので花と一緒に彼女に伝えてはいかがでしょう。
きっと二人にとって忘れられない一日になるはず。花をプレゼントした時の彼女の笑顔を想像しながら、楽しく選んでくださいね。
- 花を彼女に贈るのはお祝いの気持ちと愛情表現を伝えるため。彼女の喜ぶ花を選ぼう
- 記念日にふさわしい花言葉を持つ花や本数を考慮するのもおすすめ。不安な方は花屋さんと相談を!
- 花の渡し方はサプライズがベスト!渡す瞬間だけでなく後のことも想像してタイミングを考慮しよう
記事の監修
【経歴】
某大手ファーストフードチェーン店 ショップマネージャー
IT企業 管理運営部 リーダー
2019年7月に福岡県福津市にて「FLORIST Classic Bouquet」創業。花屋歴17年 (2021年現在)。