出産祝いに喜ばれる花とは?押さえておきたいプレゼントの選び方

友人や親せき、職場の先輩や同僚などの出産祝いに何か贈りたいけれど、プレゼント選びって意外と難しい…と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。フラワーギフトなら、他の人のプレゼントとかぶってしまっても困らないし、飾っておくと気分が明るくなるのでおすすめです。

そこで今回は、出産祝いに花を贈るときの選び方やマナーについてご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

  • 花が好きな知人の出産祝いにフラワーギフトを贈りたいと考えている方
  • 出産祝いに贈り物をしたいが、何を選べばいいかわからず迷っているという方
  • 花のプレゼントで出産のお祝いをしたいので、喜んでもらえる贈り方を知りたいという方

PICK UP

目次

出産祝いにおすすめの花とは

出産祝いにおすすめの花とは

もし贈る相手が元々花が好きで、好きな花や好きな色がわかっている場合は、相手の好みのものを贈るのが一番喜ばれる選び方です。それを前提に、出産祝いにおすすめな定番の花を少しご紹介しておきましょう。

出産祝いにふさわしい花として知られているのが、「ピンクのバラ」や「ブルースター」です。これらの花は、生まれた赤ちゃんの性別によって選び分ける人が多いです。もう少し詳しく見ていきましょう。

ピンクのバラとブルースター

ピンクのバラとブルースター

バラには様々な色があり、それぞれの色によって異なる花言葉を持ちます。中でもピンクのバラには「優しさ」「美しい少女」という花言葉がありますので、女の子の出産祝いにぴったりですね。ピンクは女性らしさを象徴する色としても知られ、女性ホルモンの分泌を促す効果があるといわれることも。心を落ち着かせ優しい気持ちにさせてくれる色でもありますので、産院のリネンやベビー服などにもよく使われています。

一方ブルースターは、ベイビーブルーのカラーと星の形が男の子にぴったりということで知られています。そのため、男の子の出産祝いによく贈られる花なのです。「幸福な愛」という花言葉を持つブルースターは見た目も可愛らしく元気なイメージがありますので、眺めていると明るい気持ちになれそうですね。

性別にこだわりすぎず選ぼう

かつてはピンクのバラは女の子に、ブルースターは男の子に贈る花として定番でしたが、ジェンダーレスの時代ですので、あまり性別にこだわらなくてもいいかもしれません。2種類の花をミックスしたアレンジメントにしても素敵です。赤ちゃんに贈るというよりはママへのプレゼントとして選ぶといいでしょう。

カスミソウ

カスミソウ

カスミソウは花束やフラワーアレンジメントに欠かせない花ですが、メインの花というよりは脇役的なポジションですよね。実はこのカスミソウは、ベビーブレスフラワーと呼ばれ、出産祝いの花の定番でもあるのです。どんな花とも相性がよくフラワーギフトを華やかに引き立ててくれるカスミソウも、ぜひ取り入れたいですね。

ちなみに花言葉は「無邪気」や「清らかな心」です。ピンクのバラやブルースター、またはママの好きな花にカスミソウを組み合わせてアレンジしてはいかがでしょう。

出産祝いにぴったりな花言葉を持つ花

出産祝いにぴったりな花言葉を持つ花

花言葉から出産祝いの花を選ぶというのもおすすめです。例えば、次のような花言葉は出産祝いにぴったりではないでしょうか。

・ラナンキュラス…「晴れやかな魅力」
・デイジー…「希望」
・カーネーション…「無垢で深い愛」
・胡蝶蘭…「幸福が飛んでくる」
・チューリップ…「思いやり」
・トルコキキョウ…「深い思いやり」
・サルビア…「家族愛」

花言葉を重視して花を選ぶ場合は、ぜひメッセージカードなどでその意味を伝えて下さいね。思いが伝わりきっと喜んでもらえますよ。

花言葉から花を選ぶ際の注意点

バラやカーネーション、チューリップなどをはじめ、色によって花言葉が異なる花はたくさんあります。例えば黄色いバラには「嫉妬」、白いチューリップには「失われた愛」といったネガティブな花言葉があるため注意が必要です。
贈る相手が花言葉に詳しい場合は「なぜこの花を選んだの?」と悲しい思いにさせてしまうかもしれません。ネガティブな意味の花言葉を持つ花は、単独ではなく他の色や他の種類の花と組み合わせて贈るといいでしょう。

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出産祝いにふさわしいフラワーギフトの選び方

出産祝いにふさわしいフラワーギフトの選び方

出産祝いに花を贈る場合、生まれたての赤ちゃんが過ごす生活空間に飾るということを考えて選ぶようにしましょう。また、産後の女性は赤ちゃんのお世話で手いっぱいのため、花の管理はできません。つまり、「衛生的であること」と「管理が簡単なこと」が花のプレゼントを選ぶ際の条件となります

また、赤ちゃんのお世話グッズが増えて部屋の中に十分なスペースがないことも考えられます。そのため、大きなフラワーギフトではなく「コンパクトなサイズのもの」を選ぶと喜ばれるでしょう

また、せっかく贈るのですから花で癒すことができたらいいですよね。

出産祝い用フラワーギフト選びのポイント

  • 衛生的で管理がしやすい
  • コンパクトで場所を取らない
  • 心が癒されるような花

これらのポイントを踏まえ、フラワーギフトを選ぶようにすることが大切です。具体的に選び方のコツをお伝えしていきます。

衛生的で管理がしやすいもの

衛生的で管理がしやすいもの

傷みやすい花は毎日水替えが必要で、衛生面に気を配らなければならないですよね。そのため生花を贈る場合は、花びらが落ちにくく傷みにくい丈夫な花を選ぶようにしましょう。そういう意味でもバラやカーネーションはおすすめです。

また、生花の花束は受け取ったあと花瓶に生けて、毎日水替えをしなければなりません。そのようなお手入れの負担を与えないために、花束ではなくフラワーアレンジメントなどそのまま飾れるタイプのものを選ぶようにしましょう

衛生的で管理がしやすいおすすめのフラワーギフト
プリザーブドフラワーで作られたフラワーアレンジメントなど、そのまま飾れてお手入れ不要なアイテムなので、相手に負担をかけることもありません。

生花も美しいですが、管理のしやすさという観点で選ぶならお手入れの要らないプリザーブドフラワーがおすすめです。プリザーブドフラワーなら、そのまま飾れて水も必要ないうえに長持ちします。出産祝いのプレゼントとしては非常に贈りやすく喜ばれるアイテムといえるでしょう。

プリザーブドフラワーの取り扱い注意点
プリザーブドフラワーは食用ではないので、小さな子供(お兄ちゃん・お姉ちゃん)が口に入れないようにご注意が必要です。子供の手が届きにくいところに飾ると安心です。

コンパクトで場所を取らないもの

コンパクトで場所を取らないもの

産後は身体がとても疲れていますし、赤ちゃんのお世話で睡眠不足にもなります。そんなときに、ちょっとした花が目に入ると心癒されるという人は多いでしょう。ただし、大き過ぎるフラワーギフトはかえって迷惑になってしまいます

赤ちゃんグッズが増えただでさえ物が多いうえに、部屋の中を片付ける身体的・精神的余裕もありませんので、置き場に困らないコンパクトサイズのものが喜ばれますよ。卓上サイズの小さなフラワーアレンジメントのほか、壁掛けできるリースなどもおすすめです

リースも出産祝いにぴったり
リースは永遠の愛を象徴するアイテムとして昔からヨーロッパで親しまれてきました。魔除けや幸福祈願といった意味も含まれていますので、赤ちゃんとの生活にもぴったりではないでしょうか。壁やドアなどに掛けて飾れるため場所も取りませんし、目に入りやすいというメリットもあります。
プリザーブドフラワーやドライフラワーでできたリースなら、お手入れなしでずっと飾っておくことができますよ。
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花にはどんな効果があるの?部屋に飾るメリットを解説

心が癒されるような優しい色合いのもの

心が癒されるような優しい色合いのもの

先ほどご紹介したような出産祝いにふさわしい花も押さえつつ、産後の女性が心癒されるような優しい色合いを意識して選ぶといいでしょう。

花にはカラーセラピー効果がありますので、見ていてホッとするようなピンクやクリーム色などのパステルカラーで心が癒されます。また、水色や白などの淡くて落ち着くような色合いもおすすめです。黄色やオレンジなどのビタミンカラーも元気が出ますし、心を落ち着かせる効果のある緑色が美しい葉ものも癒しを与えてくれます。

出産祝いに使える花の色はこのようにたくさんありますが、派手過ぎるものは避けましょう。原色ばかりなど目がチカチカするような組み合わせは見ていて疲れてしまいますので、「癒し」をテーマに選ぶようにするといいですね

癒しをテーマに花を選ぼう

出産祝いに贈る花は、産後の女性の心がホッと癒されるようなものを選びましょう。そのためにも色合いはとても大切です。ピンクをはじめとしたパステルカラーを中心に、葉ものを取り入れながら落ち着いた雰囲気にまとめるのがおすすめです。

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出産祝いにNGな花とは

出産祝いにNGな花とは

産院から退院後、お家に出産祝いを届ける場合は、子どもがすくすく育つという意味を込めて鉢植えの花を贈ってもいいでしょう。ただし、お世話の負担を考慮するとよほど花が好きという相手以外には避けた方が無難かもしれません。

また入院中に花を贈る場合は、鉢植えは「根付く=病床に寝付く」を連想させるため病気やけがの入院と同様に産後もタブーとされています。どうしても入院中に花を贈りたいなら、プリザーブドフラワーを選びましょう。

入院中に花を贈るのは極力避けよう
ごく小さなプリザーブドフラワーのギフトなら負担をかけにくいですが、生花は入院中には贈らない方がいいでしょう。病院側がNGとしているケースも多いです。ほとんどの場合、産後の入院生活が長引くことはありませんので、退院後に贈るようにしましょう。

また、衛生面や癒しの面から考えると、花粉の落ちる花や花びらが散りやすい花、香りの強過ぎる花は避けましょう。場所を取ってしまうような大き過ぎるフラワーギフトももちろんNGです。

基本的には縁起の良い花言葉、キレイで優しい色合い、管理がしやすい、長持ちするといったポイントを踏まえて選ぶようにすれば大丈夫ですよ

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花を出産祝いに贈るタイミングは?

花を出産祝いに贈るタイミングは?

先ほどもお伝えしたように、入院中に花を届けるのは避けて退院後に贈るようにしましょう。退院して自宅に戻って少し落ち着いた頃に贈るのが負担をかけないタイミングと考えられます。しかし実際は、自宅に戻ってからの方が入院中よりも落ち着かないもの。落ち着くタイミングを待っていたらいつまでも出産祝いを贈れなくなってしまいます。

そのため、昔からのマナーに沿って産後1週間から1か月の間に出産祝いを贈るといいでしょう。他の方からの出産祝いもその時期に集中しますので、内祝いをまとめて用意できるという意味でも合わせるよう配慮したいですね

直接手渡ししたい場合

よほど親しい間柄でない限り、産後1か月以内に訪問することは相手に負担をかけてしまうため避けた方がいいでしょう。郵送する場合はマナーに従ったタイミングをおすすめしますが、直接手渡しするのは早くても産後1か月以上、相手から招かれた場合に限るようにしましょう。

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産後の生活への配慮を忘れないことが大切

産後の生活への配慮を忘れないことが大切

お花だけに限らず、出産祝いを贈る場合は産後の生活に負担を与えないということを考えるようにしましょう。使うのに手間のかかるギフトや頻繁にお世話が必要な植物は、喜ばれるどころか相手にとって迷惑になってしまいます。せっかく出産をお祝いする気持ちを伝えるのですから、喜んでもらえるようにしたいですよね。

総合的に判断したおすすめのフラワーギフト

プリザーブドフラワーで作られたフラワーアレンジメントなどコンパクトなギフトにメッセージカードを添えて贈るというのが、総合的に判断して最もおすすめ。そのまま飾れて負担も与えにくく、気持ちも伝わりやすいフラワーギフトといえるでしょう。

最近は出産祝いに花を贈る人はあまりいませんので、珍しさもあり喜ばれやすいです。ただし選び方には気を付けましょう。ただ美しいから、見た目がいいからというだけの選び方では、プレゼントを受け取った瞬間は喜ばれますが、その後の管理で疲れさせてしまうことになる可能性があります。

出産祝いに花を選ぶ際は、相手には赤ちゃんとの暮らしが途切れることなく続いていくということを忘れないようにしたいですね

PICK UP

まとめ

産後は身体も疲れやすくなっていますし、気持ちのバランスも崩れやすくなる女性が多いです。そんなときにキレイな花がそばにあると、心が癒されるという人も少なくないでしょう。

出産という一大事を終えたことを労いつつ、これからの赤ちゃんとの暮らしを応援するような気持ちで、素敵なプレゼントを選んで下さいね。

この記事のまとめ

  • 出産祝いに花を贈る場合は、相手に負担を与えないことを最優先に考えよう
  • 衛生的・管理が簡単・コンパクトであることが出産祝いにふさわしい花。プリザーブドフラワーが特におすすめ
  • ポジティブな意味の花言葉や、心癒されるような優しい色合いを持つ花を組み合わせて贈ろう

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