結婚記念日には花のプレゼントを!花に想いを託して贈ろう
結婚記念日はご夫婦にとって大切な思い出の日。毎年一緒に食事に出かけたり、プレゼントを贈り合ったりする方も多いのではないでしょうか。一方で、素敵なものを贈りたい気持ちはあるけれど、何を選べばいいかと頭を悩ませる方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのは、花のプレゼントです。結婚記念日のためにフラワーギフトを用意することで、普段とは違う特別な日を演出できますよ。
そこで今回は、結婚記念日を彩るフラワーギフトの選び方についてお伝えします。結婚記念日にぴったりな花の種類やアイテムのほか、結婚式の思い出を残せるアフターブーケについてもご紹介します。意外性があって喜ばれる商品もご提案しますので、どうぞ最後までお読みください。
- 結婚記念日にふさわしい花を贈りたい方
- どんな花ギフトがあるか知りたい方
- サプライズ感のあるプレゼントを探している方
目次
結婚記念日の歴史
結婚記念日の発祥の地はイギリスだといわれています。元はその年にちなんだ物を夫から妻へ贈る記念日でしたが、今ではお互いにプレゼントし合うカップルが増えています。多少の違いはありますが、現在は多くの国で1年目の紙婚式から15年目の水晶婚式までは毎年、以降は5年ごとに祝います。広く知られている25年目の銀婚式、50年目の金婚式、そして60年目のダイヤモンド婚式まであるところが多いようです。
またアメリカでは、一説によると100年目の10カラットダイヤモンド婚式まであるそうですよ。
日本の結婚記念日はというと、昔は夫婦よりも家同士の絆を重視していたため、夫婦で記念日を祝う習慣はありませんでした。ですが、1894年(明治27年)3月9日に、当時の明治天皇・皇后の「大婚二十五年祝典」と呼ばれる銀婚式が開かれたことをきっかけに、一般にも広まったといわれています。
結婚記念日には花を贈ろう
結婚記念日には年ごとに決められたテーマにまつわるものを贈るのが一般的とされています。例えば、1年目の紙婚式であれば手帳、3年目の革婚式なら革製品の財布やバッグなどです。そういったプレゼントに加えて、お2人の素敵な記念日を一層盛り上げるために、美しい花も一緒に贈ってみてはいかがでしょう。色鮮やかで華やかで、特別感を加えてくれますよ。
このときはひときわ大きくて印象的な花ギフトを贈ってみるのもいいかもしれませんね。
受け取られる方が好きな花を贈るのも素敵ですが、毎年同じでマンネリ化するのは避けたいものです。そこで「花言葉にこだわった花選び」と「人気の花ギフト商品」をご提案します。次の結婚記念日のプレゼント選びの参考になさってくださいね。
花言葉で選ぶ
花言葉の数はとても多く、花の種類や色によってさまざまなものがあります。そこで、結婚記念日にふさわしい意味を持つ花言葉をまとめてみました。受け取られる方のイメージに合うものや、お好きな花、あるいは一緒に渡すプレゼントとの相性も考えて、花を選んでみてくださいね。普段はなかなか伝えられない想いを込めて花を贈りましょう。
チューリップは1本なら「あなたが私の運命の人です」、4本になると「あなたを一生愛し続けます」、8本は「あなたの思いやりに感謝します」、9本だと「いつまでも一緒にいよう」です。
バラなら8本は「あなたの思いやり、励ましに感謝します」、そして10本になると「あなたは全てが完璧」になるそうですよ。
愛情にまつわるもの
シンプルに「愛情」という意味を持つ代表的な花は、赤いガーベラと赤いコスモス、紫のスミレです。そして赤いバラやピンクの胡蝶蘭、赤いアネモネの花言葉は「あなたを愛しています」です。ストレートな意味で見た目にも印象的なので、1輪でも絵になりそうですね。
「永遠の愛」はカスミソウとキキョウ、紫のチューリップ、そして蔓性の植物で人気の高いアイビーの花言葉です。青いヒヤシンスは「変わらぬ愛」、ワスレナグサとマーガレットは「真実の愛」、ミニバラは「果てしなき愛」という意味。
そして長い間花を咲かせるうえ、ドライフラワーにしてもきれいな千日紅には、「色褪せぬ愛」や「永遠の恋」という長く続く意味合いが込められています。赤い実をつけるナンテンは花言葉も可愛らしく、「私の愛は増すばかり」ですよ。
ほかには「真実の愛」や「信頼」といった意味もあります。
幸せに関するもの
「幸福」という花言葉を持つのは、ピンクのバラやピンクのチューリップ、紫のラナンキュラス、タンポポ、そしてカスミソウです。またルピナスは「いつも幸せ」、クチナシは「とても幸せです」という意味です。
さらに、幸せな結婚生活が目に浮かぶような花言葉を持つ花もあります。例えば、黄色いヒヤシンスは「あなたとなら幸せ」、赤いゼラニウムは「君がいて幸せ」、ベゴニアは「幸せな日々」、福寿草は「永遠の幸福」です。ブルースターは「幸福な愛」のほかに「信じ合う心」という意味も持っています。またイチゴの花言葉は「幸福な家庭」です。鉢植えをプレゼントして、一緒に育てるのも素敵ですね。
ほかには白いダリアやピンクのガーベラ、ピンクのカーネーション、初夏に咲くカンパニュラにも「感謝」の意味があります。
お相手の人柄や想いを表現するもの
先述のピンクのチューリップには「幸福」のほかに「思いやり」という意味もあります。またミモザや白いストックの花言葉も「思いやり」です。ポピーには「思いやり」のほかに「いたわり」「陽気で優しい」という意味も。初夏に凛とした美しい姿で咲く花菖蒲は「優しい心」です。温かい想いが伝わりそうですね。
公園の花壇などでもよく見られるサルビアや香り高いゼラニウム、そして白いバラや白いスイセンには「尊敬」という意味があります。パンジーによく似たビオラの花言葉は「信頼」です。そして紫のシクラメンには「想いが響き合う」「絆」という、伴侶に贈るのにぴったりの意味があります。
また、小さな花をよく咲かせるカランコエには「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」という意味があります。
特徴的な見た目で愛好家も多いコノフィツムの場合は「似たもの同士」です。
群生する性質からつけられた花言葉かもしれませんね。
結婚記念日に贈るおすすめの花ギフト
プレゼントに花を添えて贈るのも素敵ですが、花ギフトのみに的を絞って選んでみるのもおすすめです。単品でも十分特別感のある花ギフトも、たくさん販売されていますよ。ここからは、印象に残るフラワーアイテムをご紹介します。特別な日だからこそ、こだわりのある花を贈ってみてはいかがでしょう。
生花の商品のほか、手間がかからず長く飾れるプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー、ドライフラワーで作られたものも結婚記念日のプレゼントにおすすめです。それぞれに特色があるので、ご夫婦の生活スタイルに合うものを選んでくださいね。
定番の花束
花のギフトと聞いて多くの方が思い浮かべるのは花束ではないでしょうか。美しい生花を何本も束ねてきれいにラッピングされた花束は、ボリュームがあり、特別感が増します。受け取ったときに花の生命力と香りが感じられるのも魅力のひとつ。ずっしりとした重みは、想いの詰まった大きなプレゼントをもらった感じがして、嬉しいものです。
愛情を表す赤いバラやガーベラ、幸せを意味するピンクのバラやチューリップなどを使った花束は、結婚記念日に特におすすめ。受け取られる方の好きな花やお2人の思い出の花を贈るのも素敵ですね。また、旬の花なら季節感がありますし、長持ちするものも多いでしょう。日々お手入れをする手間はかかりますが、それさえも楽しくなるプレゼントです。茎をカットしながら飾り方を変えて、長く楽しめそうですね。
またいくつかの器に分けて、家中あちこちに花を飾るのも素敵です。
花の色と花瓶の色を合わせたり、高低差をつけて飾ったりするなど、ディスプレイの仕方にも凝ってみると一層楽しめそうです。
育てる楽しさを味わえる鉢植え
ご夫婦2人で一緒に育てられる花や観葉植物、多肉植物の鉢植えも人気があります。お庭はもちろん、ベランダや室内で育てられる品種も多いです。花が咲くものやいい香りが漂うもの、野菜や果物など実がなるものに、ハーブのように料理にも使える植物など、選択肢は膨大。ガーデニング初心者の方も、育てやすいものを選んで挑戦してみてはいかがでしょう。
室内で育てる場合は、植木鉢や鉢カバーのデザインにこだわるのもおすすめ。気分に合わせて変えても楽しめますよ。また、植木鉢スタンドを使うとインテリアの雰囲気も変わります。ポトスやアイビーなど、蔓性の植物を天井やラックから吊るすのもおしゃれですね。グリーンで癒される空間を作って、毎日の暮らしを穏やかに楽しみましょう。
また、思ったよりも大きく生長する株だと、その後のお世話が大変です。
あらかじめ置く場所を決めて、品種も絞っておくと安心です。
完成されたデザインのフラワーアレンジメント
花器の中にセットした吸水スポンジに花を挿して作られたのがフラワーアレンジメントです。花瓶を用意する必要がなく、そのまま置いて飾れる手軽さが嬉しいですね。プロのフラワーデザイナーが作った作品がご自宅を華やかに彩ります。
ナチュラルな雰囲気が好きな方なら、バスケットが器になっているものがおすすめ。たくさんの花がこんもりとアレンジされ、自然で気取らない感じで飾れます。一方、陶器の器を使うと、背の高いものや高級感のあるデザインも可能です。また小さなぬいぐるみやキャラクターの人形が入った可愛らしい雰囲気のものもありますよ。ルピナスやカスミソウ、ブルースターなど、幸せや愛を表現するお花を選んでアレンジするのがおすすめです。
その際、底に溜まっている水を捨ててから新しい水を足すと、雑菌の繁殖がある程度抑えられます。
おしゃれなボックスアレンジ
黒いボックスの蓋を開けると、箱の中いっぱいに配置された色鮮やかな花が目に飛び込んでくるボックスアレンジはいかがでしょう。小さめの花がお行儀よく並んでいる、品があるアイテムです。結婚記念日にぴったりな、愛情や幸せの花言葉を持つ花をたっぷりと使って、ロマンティックにアレンジしましょう。
花だけでなく、パールやクリスタルなどのパーツが加えられたものもありますよ。特別な日のプレゼントらしい演出ですね。シンプルなボックスのほか、洋書やジュエリーボックスの中から花が溢れ出ているような凝ったデザインのものも素敵です。
また、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーを使用しているものなら、生花で作ったものより保存性が高いため長く飾れます。見るたびに結婚記念日の思い出が蘇るのではないでしょうか。
柔らかい毛のブラシで優しくはらったり、少し離れたところからドライヤーの冷風を当てたりするといいでしょう。
環境にもよりますが、一般的にプリザーブドフラワーは1〜2年、アーティフィシャルフラワーはさらに長く飾れます。
意外性があって楽しめるフラワーケーキ
まるでホールケーキのように花をあしらったアレンジメントです。バラが円形に並べられていたり、生クリーム代わりに白いカーネーションが使われていたりと、美しくて華やか。ケースも本物のケーキ用と同じものなので、中からフラワーケーキが出てくるのは、まさにサプライズの演出になります。ユニークさもあるので、ご友人の結婚記念日ギフトにもおすすめです。
生花で作られたものは瑞々しくて、花の種類によっては箱を開けたときに香りも楽しめます。また、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーで作られた商品や、ハート型のもの、メッセージプレート付きのものも販売されています。
ですが、どの種類の花材も火には弱いので、長時間灯しておくのはNG。
火は贈る直前につけて、早めに吹き消してください。
一目で気分が上がるバルーンフラワー
透明のバルーン(風船)の中に入ったフラワーアレンジメントも人気があります。「フラワーバルーン」や「バルーンブーケ」という名前でも販売されています。小さなブーケタイプのものが多いですが、中には1輪の大きな花が入った印象的なデザインや、ぬいぐるみと花が一緒になっている商品も。リボンやラッピングペーパーでデコレーションされているので、記念日らしさが感じられるプレゼントです。
生花の場合は、針などでバルーンを割ってそのまま飾れるように作られています。プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーであれば、環境にもよりますが、1ヶ月ほどはバルーンが膨らんだままの状態で飾れます。花の選び方によって優しい雰囲気にも華やかな雰囲気にもなるため、花の色合いや種類が変わるだけでバリエーションはかなり豊富です。
定型句から選べるケースのほか、自由に単語を組み合わせられることもあるので、確認してみましょう。
結婚記念日の日付やふたりの名前が入ったバルーンフラワーは、特別感が増して素敵ですよ。
お手入れが楽なガラスドームアレンジ
プリザーブドフラワーやドライフラワー、アーティフィシャルフラワーのアレンジメントが、ガラスで覆われている作品です。花に直接埃などがつかないので、きれいな状態が長続きします。日々のお手入れはさっとガラスを拭くだけで済むのが嬉しいポイントですね。インテリアとして長く楽しみたいなら、ぜひ候補に入れてみてください。
ガラスドームは、縦に細長いものや、球体に近いタイプ、上に持ち手がついているものなど、形もさまざま。底の部分もコルク、木製、プラスチック製、あるいは鏡になっているものもあり、組み合わせ方によってガラッと印象が変わります。サイズはあまり大きくない商品が多いので、場所を取らずに飾れますよ。
また、持ち手の部分がエンジェルのデザインになっていて、可愛らしいピンク系のアレンジメントが入った、柔らかな感じのものもあります。
さまざまなタイプのアレンジのなかから、贈る相手のイメージに合ったものを選ぶと喜ばれそうですね。
一緒に時を刻むフラワー時計
花で美しく飾られた時計も人気のアイテム。置き時計や壁掛け時計になっており、文字盤の周り全体をたくさんのプリザーブドフラワーで彩ったものや、小さいボックス型で一角を上品に花でデコレーションしたものがあります。また、時計と写真立ての組み合わせになっているタイプも。思い出の写真を入れて渡すのも喜ばれそうです。
毎日身近にあって、一日に何度も見る時計を結婚記念日のプレゼントとして渡すなんて、素敵ですよね。フラワー時計は、ガラスドームアレンジと同様に花がカバーされているものがほとんどなので、日頃のお手入れが簡単なのも魅力。気軽に花のある暮らしが楽しめますよ。
中のオイルが光を通すことで花の色が透けるので、一味違った美しさがあります。
インテリアのアクセントになる壁掛けアレンジ
ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーで作られた、壁を飾るアレンジメントはいかがでしょう。人気のスワッグやリース、額を花で飾ったフレームアレンジ、一面に花が隙間なく配置されているフラワーボードなど、数多くの種類の中から選べます。花ギフトとしては意外性があるので、ちょっとしたサプライズにもなりそうです。
中でもリースは、始まりも終わりもない円形をしていることから「永遠に続く幸せ」の象徴とされています。結婚記念日にぴったりですね。いろいろな花が入っているもの、紫陽花やミモザなどひとつの種類の花だけで作られているもの、大きなリボンがアクセントになっているものなど、デザインもさまざま。インテリアの雰囲気に合わせて、素敵なものを選んでください。
ドライフラワー専門店などで購入できます。
オーダーメイドで作ってもらうと、世界にひとつのプレゼントになりますね。
結婚式やプロポーズの花を記念に残せる!アフターブーケのギフト
これまで、結婚記念日におすすめのさまざまなフラワーギフトをご紹介してきました。新しいものをプレゼントするのもとても素敵ですが、結婚式やウェディングパーティーで用いたブーケや装花を、記念品として残せる「アフターブーケ」というものをご存知でしょうか。
生花をドライフラワーやプリザーブドフラワーなどに加工することで、思い出として長く残すことができます。
結婚式に限らず、プロポーズのときにもらった花束などは、特別なお花ですよね。生花で作られているためそのままにしているとやがて枯れてしまいますが、きれいな状態のうちに加工することで、長期保存できるアイテムになるのです。結婚記念日を迎えるときはもちろん、普段の生活のなかに結婚式やプロポーズの思い出の花を残せるのは、嬉しいですよね。プレ花嫁さんも必見のアフターブーケについて、詳しく見ていきましょう。
ドライフラワー
生花のウェディングブーケや花冠などをドライフラワーに加工することで、インテリアアイテムとして長く残せます。乾燥させるだけという簡単さが魅力ですが、色味や形をできるだけ生花に近い状態で残したい場合は、専門業者に依頼するのがおすすめ。プリザーブドフラワーなどと比べると、費用も抑えられます。見た目の美しさにそこまでこだわりがなく、思い出として残しておきたいなら、ご自身で加工に挑戦してみるのもいいでしょう。
自分でドライフラワーを作る場合、ブーケをそのままの形で吊り下げて乾燥させがちですが、風通しが悪くきれいに乾きません。いったん解体して一輪ずつに分けて吊るし、風通しをよくした状態で乾燥させましょう。
- スワッグ:乾燥させた花材を再度束ねてブーケ型にして、スワッグとして飾る
- ガラスドームアレンジ、ボトルアレンジ:コンパクトにアレンジし直して、ガラス製の容器に入れて飾る
- アクセサリー:小花を使って、ペンダントやピアス、キーホルダーなどのレジンアクセサリーを作る
- ハーバリウム:透明の瓶に入れて専用オイルを注ぎ、植物標本として楽しむ
- ボタニカルキャンドルやサシェ:ドライフラワーを散りばめたキャンドルや香りを楽しむアイテムとして活用
ドライフラワーにしたアフターブーケは、上記のようにさまざまな楽しみ方ができます。アクセサリーやキャンドルなどは、余ったドライフラワーや欠片で作ることも可能。一つのブーケをたくさんのアイテムに生まれ変わらせることもできるので、ドライフラワー作りが成功したら、活用の仕方も楽しみながら考えてみてくださいね。
吊り下げるハンギング法と同様に、鮮度のいいうちに乾燥させましょう。
プリザーブドフラワー
生花を特殊加工して保存性を高めるプリザーブドフラワーの場合、ドライフラワーに比べて費用が上がります。しかし、生花に限りなく近いみずみずしさや美しさを保ちながら残せるというメリットは大きいですね。ウェディングブーケをできるだけそのままの形で残したい、色鮮やかできれいな状態で楽しみたいという場合は検討してみてはいかがでしょう。なお、一般家庭での加工は難易度が高いため、専門業者に依頼して加工してもらうのがおすすめです。
プリザーブドフラワー加工のアフターブーケは人気が高く、ギフトアイテムの種類も豊富です。たとえば、結婚記念日が刻印されたガラスケースに入ったアレンジメントなどは、飾りやすく記念品にぴったりですね。花の量が多い場合は、2種類のアイテムにアレンジすることも可能です。
また、花の種類によっては挿し木にして育てることもできます。
バラなどの茎を1~2時間程度水につけてから土に挿し、1ヵ月ほど風通しのいい日陰で水やりしながら保管すると、根を伸ばしますよ。
押し花
昔ながらの花の保存方法として有名な押し花は、アフターブーケでも活躍しています。花弁や葉などのパーツに分けてプレスすることで、きれいな形のまま乾燥させることができるため、記念品にも最適ですね。プレスにより平面状になるため、立体で残したい場合には不向きですが、壁掛けなど省スペースで保存できるというメリットもあります。
ブーケを押し花にする場合、プレスしたものを平面上でブーケ型にアレンジし直し、額に入れてアートとして楽しめます。押し花を使って絵画のようにさまざまな作品に加工してもらえるため、押し花アート専門業者のニーズも高まっているようです。
これから結婚式を予定している方で花の加工を希望する場合は、事前にオーダーが可能かチェックしておいた方がいいでしょう。
ブーケをそのまま残したい場合は、加工が不要なアーティフィシャルフラワーブーケを選ぶのも、一つの方法です。
まとめ
結婚記念日は、普段は改まって言えないような想いを伝えるいい機会です。お気持ちに合う花言葉を持つ花を調べたり、どんな花ギフトを贈ろうかと考えたりと、準備の段階から楽しみながら選んでください。また、ご両親やご友人の結婚記念日に特別なギフトを贈るのも素敵です。カジュアルなものから豪華なものまで、ギフトの種類も豊富なので、お相手にぴったりなものがきっと見つかりますよ。
定番の花束や一緒に育てられる鉢植えなど生花で作られたもののほか、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー、ドライフラワーなどでできた長期間楽しめる商品も数多く販売されています。また、アフターブーケを活用して思い出を記念に残すのもおすすめ。お2人の生活スタイルに合う花を贈って、素敵な結婚記念日になさってくださいね。
- 結婚記念日のプレゼントに花を贈ると、より特別感が増す
- 愛情や幸せを意味する花言葉を持つ花を贈って気持ちを伝えることもできる
- 相手の好みや生活スタイルに合ったフラワーギフトを贈って、結婚記念日を祝おう