父の日にぴったりなフラワーアレンジメントとは?シックなイメージを大切に
記事の監修
父の日にお花のプレゼントを贈りたい…でも何を選べばいいのかわからない。父の日のプレゼント選びに迷ったら、フラワーアレンジメントはいかがでしょう。一つでとても華やかで見栄えがするアイテムですので、きっとお父さんも喜んでくれるはず。ただ、フラワーアレンジメントにも様々なものがありますよね。
そこで今回は、父の日に贈りたくなる、そして喜んでもらえるようなフラワーアレンジメントの選び方についてご紹介します。お父さんにお花を贈ったことがない方やマンネリ化で悩む方も、ぜひ参考にしてみて下さい。
- 父の日にお花のプレゼントを贈りたいと考えている方
- お父さんに合うフラワーアレンジメントの選び方がわからず迷っている方
- 父の日の定番の花や男性向けにアレンジするコツを知りたい方
目次
フラワーアレンジメントはプレゼントの定番
「花のプレゼントならフラワーアレンジメントを選べば間違いない」といわれるくらい、今や定番のアイテムとなったフラワーアレンジメント。父の日に限らず様々なシーンで贈られていますが、まずはフラワーアレンジメントの特徴を押さえておきましょう。なぜ多くの人から選ばれる定番ギフトになったのか…それは、フラワーアレンジメントには次のようなメリットがあるからです。
- 様々な花がバランスよく組み合わせられるため、華やかで美しく見栄えがよい
- 花の選び方や組み合わせ方により、相手の好みやイメージに合わせたアレンジができる
- 受け取ったら置いておくだけで飾れるため、扱いやすく相手に負担を与える心配がない
フラワーアレンジメントは、たくさんの花や植物を集めて一つの作品のように仕上げることができるので、個性を出せるのも魅力ですね。ぜひ、お父さんの雰囲気にぴったりなフラワーアレンジメントを選んでプレゼントしましょう。
入れて欲しい花や色、全体的な雰囲気を決めたら、世界で一つだけのフラワーアレンジメントを贈ることができますよ。花束のように茎を切ったり水を入れ替えたりする必要がないので、花を扱い慣れていないお父さんにも安心してプレゼントできますね。
母の日ほどは混み合いませんが、相談する場合もお任せで作ってもらう場合も、当日に依頼するのではなく事前予約しておきましょう。
父の日にぴったりなお花とは?
母の日ほどお花を贈る慣習が定着していないこともあり、父の日向けのフラワーアレンジメントってどんなものだろう?とイメージが湧きにくいものですよね。お任せもいいけれど、せっかくなら自分でもお花を選びたい、父の日向けの花やお父さんに喜んでもらえるような花を知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。ここからは、父の日におすすめなお花について具体的にご紹介していきます。
あまり知られていませんが、父の日には母の日のカーネーションと同様に定番の花があります。それは「黄色いバラ」です。また、日本では父の日を6月の第3日曜日としていますが、この時期に旬を迎える季節の花を贈るというのも粋ではないでしょうか。そこで、黄色いバラをはじめ、黄色の花と6月の花を中心に見ていきましょう。
- 黄色いバラ、黄色い花
- 6月が旬の花
父の日の定番!黄色いバラの由来
日本では、1981年に日本ファーザーズデイ委員会が設立され、父の日黄色いリボンキャンペーンが開催されるようになりました。ヨーロッパでは黄色を避けるべき色としてきたことから、黄色い花の花言葉にもネガティブなものが多いです。しかしその一方で、黄色は家族の愛情や尊敬を表す色として親しまれてきた背景もあり、父の日のイメージカラーに選ばれたのですね。
バラが父の日の定番の花となったのは、父の日の提唱者であるドット婦人が父の墓前に白いバラを備えたことが由来といわれています。その後、母の日のカーネーションと同様に、亡くなった父には白いバラ、健在の父には赤いバラを贈る風習が広まりました。このエピソードと風習が日本に伝わり、イメージカラーの黄色と合わさったことで、黄色いバラが父の日の定番の花となったのです。
黄色いバラの由来やポジティブな意味を伝えながらプレゼントすると、喜んでもらえるでしょう。
アレンジメントに入れやすい黄色い花
家族の愛情や尊敬という意味を持つ、父の日のイメージカラー・黄色の花は、バラの他にもあります。アレンジメントに取り入れやすい定番の花、ガーベラもおすすめです。花びらがきれいに広がった大輪のガーベラをアレンジメントの中心に入れれば、太陽のように明るい雰囲気が生まれそうですね。
最近は、ヒマワリは4月頃から出回ります。父の日には、おすすめのお花です。また、品のあるスカシユリも父の日にはぴったりです。これらの黄色い花を使用すれば、お父さんを元気づけてくれる父の日らしいアレンジメントになるでしょう。
- 黄色×白…黄色の明るさと白の上品さで、バランスよくすっきりとした印象に
- 黄色×ブルー系…青の落ち着いた雰囲気が黄色を引き立て、初夏をイメージさせる爽やかな印象に
- 黄色×オレンジ…ビタミンカラーで元気な印象に。葉ものを組み合わせて甘くなり過ぎないようにまとめよう
父の日におすすめな6月の花
黄色い花を贈るのも素敵ですが、お父さんの好きな特別な花がある場合は、定番よりもそちらを優先した方が喜ばれるでしょう。また、あえて定番を外して旬の花をプレゼントするというのもおすすめです。6月は、お父さんにぴったりなシックな花がたくさん出回る時期でもあるのですよ。
特に有名なのが、枝もののアジサイですね。鉢植えで販売されていることが多いアジサイは色や形の種類が豊富で、アレンジメントの花材として使うこともできます。「移り気」や「冷酷」というネガティブな花言葉だけでなく、「家族団らん」という父の日にぴったりな花言葉も持っていますよ。6月に出回るアレンジメントにぴったりな花には、他にも次のようなものがあります。
- クレマチス…ツル植物の女王と呼ばれる上品な印象の花。クレマチスシードはアクセントにもおすすめ
- アガパンサス…放射状に咲いた青紫色の花が美しくシックな印象
- ルリタマアザミ…球体状に咲く紫色の小花が個性的で、男性にも似合う。アレンジメントのアクセントにぴったり
葉ものや枝もので男性的な雰囲気に!
フラワーアレンジメントって女性的な雰囲気があるから、父の日にはちょっと…と思っていた方はいませんか?花には様々な種類がありますので、上手に組み合わせることにより自由自在に雰囲気を変えることができます。父の日にぴったりなアレンジメントを作るためのコツを押さえておけば、女性的な雰囲気など感じない素敵なギフトになりますよ。
甘さを抑える色の組み合わせを意識するだけでなく、葉ものや枝ものを多めに入れるのもポイントです。例えば、黄色い花はポップな印象があり、渋い雰囲気のお父さんには似合わないかもしれません。そこで、白やブルー系の花を組み合わせるとともに、グリーンをたっぷり入れましょう。葉ものが加わることで、お花だけでまとめるよりも甘さが抑えられ、男性に贈りやすい色合いに落ち着きます。
枝ものが入るとグッと大人っぽく和の雰囲気が出ますので、父の日にはおすすめです。6月は、ブラックベリーなど実のついた枝ものもおすすめです。
土台や飾りも渋めをチョイス
フラワーアレンジメントは、ラッピングを外して生ける花束やブーケとは異なり、そのまま置いておくタイプのフラワーギフトとなります。そのため、土台となる器にはこだわりたいところ。父の日には、ビターで落ち着きを感じられるようなアンティークの木箱やブリキの缶、シックな色合いの陶器、籠などを使うとおしゃれでクールな印象になりますよ。
リボンはプレゼントした後取り外してしまいますが、せっかくですので父の日らしさを意識して選んでみましょう。紺や茶系、グリーンなど渋めの色を選べば、黄色や水色など明るい印象の花がメインのフラワーアレンジメントでも引き締まって見えます。花屋さんでオーダーする場合もご自身でアレンジする場合も、お花だけでなく土台や飾りの選び方を工夫してみて下さいね。
普段なかなか伝えられない思いをしたためたり、花言葉や花の意味などを添えたりしてはいかがでしょう。直筆のメッセージを贈る機会が減ってきている現代だからこそ、喜ばれるプレゼントになるはずです。
まとめ
今回は、父の日のプレゼントにふさわしいフラワーアレンジメントの選び方をお伝えしてきました。華やかなプレゼントでお父さんに喜んでもらいたいという方は、ぜひフラワーアレンジメントを選んで下さい。ご紹介してきたような黄色い花や6月の花を取り入れた父の日らしいアレンジメントもおすすめですし、お父さんをイメージしてご自身で調べて選んだお花を入れても素敵ですよ。
本記事では生花のフラワーアレンジメントを想定してご紹介しましたが、より長持ちするプリザーブドフラワーを使ったものもあります。お父さんのことを思い浮かべながら、プレゼント選びを楽しんで下さいね。
- 黄色いバラをはじめとした、黄色い花を取り入れると父の日らしいフラワーアレンジメントになる
- 6月に出回る花を使うのもおすすめ。色のバランスを工夫することで甘さを抑えよう
- 花だけでなく土台となる器やリボンの選び方も重要。全体的に落ち着きのある雰囲気にまとめよう
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