新築祝いに喜ばれる観葉植物とは？プレゼントにおすすめの品種

新しく家を建てた方へのお祝いを新築祝いといいますが、プレゼントするものとして人気・定番なのが観葉植物です。新しい住まい・新生活にふさわしい観葉植物を贈ってみてはいかがでしょう。

今回は、新築祝いに観葉植物が喜ばれる理由やおすすめの観葉植物についてご紹介します。新築祝いに迷っている方はぜひチェックしてみて下さい。

「新築祝いといえば観葉植物」の理由

観葉植物はインテリアとしてもよく使われていますが、どんな部屋にでも馴染みやすいため大変贈りやすくプレゼント向きなアイテムの一つです。植物といえば生花を使ったアレンジメントなどもプレゼントの定番ですが、生花の場合は好みが別れますよね。

一方、観葉植物は男性の部屋にもマッチしやすく相手の性別も選びませんし、管理が簡単なので、忙しい人でも育てやすいというメリットもあります。植物のプレゼントは相手に負担を与えないかどうか気がかりでもありますが、観葉植物なら安心ですね。

さらに、観葉植物は空気清浄効果や湿度を適度に保ってくれる効果など、置いておくことで室内を快適な状態にすることができるというメリットも持っているのです。優しいグリーンが疲れを癒し、眺めているだけでホッとするという人も多い観葉植物は、インテリアとして部屋に置いておくだけで人々の暮らしを豊かにしてくれるでしょう。そのような観葉植物を贈ることは、癒しをプレゼントするという意味もあり喜ばれやすいのです。

新築祝いにぴったりな観葉植物の選び方

観葉植物には、家庭で育てられるものだけでも非常に多くの種類があります。大きさも形も様々で、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、新築祝いにぜひ贈りたい観葉植物をご紹介します。

観葉植物を選ぶ際のポイントは、新築祝いということを踏まえて「縁起のよさ」を考慮するといいでしょう。新生活のお供にふさわしい縁起のよい観葉植物をプレゼントすることで、長く楽しんでもらえるのではないでしょうか。また、部屋に調和しつつアクセントとなる「インテリア性の高さ」も重要です。

この2点について、詳しく見ていきましょう。

縁起のよい観葉植物

育てやすいことを前提に、縁起のよさも兼ね合わせている観葉植物をご紹介していきましょう。新築祝いということで「幸運」をもたらすといわれるものを選ぶのがおすすめです。有名なのが、ドラセナ・マッサンゲアナ、パキラ、ガジュマルです。

ドラセナ・マッサンゲアナは別名「幸福の木」と呼ばれ、「家に置くと幸運を招く」といわれています。葉の色も鮮やかで明るく、まさに新築祝いにぴったりです。ただ、耐陰性に弱いというデメリットがあるため、日当たりのよい窓際で育て、温かい日は屋外に出すことが推奨されています。

パキラは初心者向けの定番品種で、「お金を運んで来る木」といわれています。大変縁起がよいことに加え、手のひらのような放射状の葉がグリーンの存在感を際立たせています。こちらも日当たりのよい場所で育てましょう。

ガジュマルは小ぶりな観葉植物を贈りたい人におすすめで、「幸せを呼ぶ木」といわれています。コロンとした丸っこい幹が可愛らしく、見ているだけで癒されそうです。葉焼けに注意しながら、明るい日陰で育てるのがおすすめです。

インテリア性が高くおしゃれな観葉植物

せっかくの新築ですから、インテリア性の高い観葉植物を置いてよりおしゃれな空間にしたいと願う方は多いもの。そこで、新築祝いを贈る際にはぜひおしゃれ度の高い観葉植物を選びましょう。縁起のよい品種の中でもモンステラやガジュマルは特におすすめ。個性あるフォルムが独特の雰囲気を醸し出しているので、シンプルな部屋に飾るだけでもおしゃれな空間を演出できますよ。

また、空気清浄効果の高いサンスベリアは海藻のような個性的な姿が部屋のアクセントとなるでしょう。つる性の観葉植物、アイビーもおすすめです。天井から吊るしたり壁掛けにしたりとハンギングで育てれば、グリーンの存在感が際立ちますよ。

観葉植物を選ぶ際の注意点

新築祝いということで、家に幸運をもたらしてくれるような縁起がよいとされる観葉植物の中から、さらにインテリア性の高いものを贈ると喜ばれるとお伝えしてきました。ただし、いくらよいものを選んだとしても、相手に喜ばれるとは限りません。

お世話の難しいものはもちろん育てにくいためNGですが、園芸店などで販売されている一般的な観葉植物を選べばそのような心配はないでしょう。気を付けたいのは、サイズ選びです。特によかれと思って奮発してビッグサイズな観葉植物を贈った結果、相手を困らせてしまった…という方は少なくありません。

サイズ選びが重要！新築祝いにNGな観葉植物もある

観葉植物のサイズ選びでは、特に大きすぎるものは避けた方が無難です。新居で置き場に困るほどの大きさの観葉植物をもらっても、相手はどこに飾ればいいの？と戸惑ってしまうかもしれません。親しい間柄なら、事前に希望のサイズを聞いておくのも一つの方法ですね。

観葉植物は適切な管理を続ければどんどん大きく育ちますので、プレゼントする時点で大きいものの場合はさらに一回りほど大きくなることを想像して選ぶようにしましょう。そのため、テーブルに置ける程度の中くらいのサイズが無難なのです。卓上サイズでも順調に育っていけば、植え替えを経て床置きサイズに生長します。

ペットや子どものいる方には特に配慮を

中には新居が広い、ものが少ないなど大きめな観葉植物を望む方もいるかもしれません。特に床置きサイズの観葉植物を選びたいと考えている場合は、贈る相手に室内犬などのペットや小さな子どもがいないか確認して下さい。

せっかく素敵な観葉植物を贈っても、倒されたり土を触られたりする恐れがあると飾ることができませんよね。赤ちゃんでも、はいはいができるようになれば何でも口に入れます。衛生面や安全面で床置きの観葉植物を避けた方がいいケースもあるのです。

このように、プレゼントは見栄えのよさを重視しがちですが、相手の生活を想像しながら選ぶことを忘れないようにしたいですね。

新築祝いはいつ渡す？プレゼントするタイミング

新築祝いのプレゼントを贈るタイミングに関しても配慮が必要ですね。もし新居に招かれることがあれば、その際に持参するのが最も自然です。大きく重い観葉植物を選ぶ場合は、通販を利用するなど配送してもらう方法も考えるといいでしょう。

新居に招かれることはないけれど新築祝いを贈りたいという場合は、引越しが完了して1～2週間ほどのタイミングで配送するのがおすすめ。少し荷物が片付いて落ち着いた頃ですので、負担に感じさせることもありません。引越し当日などあまりにすぐ贈るのは、親しい間柄でない限りは避けた方がいいでしょう。バタバタしている最中に気を遣わなければならず、負担に感じる方も少なくないからです。

気を遣わせない贈り方も重要

また、新居に招かれていないような場合は、新築祝いも控えめ（小さいサイズ）にした方が相手に気を遣わせずに済みます。観葉植物はあまり高価なものではありません。「ほんの気持ち」ということを強調すれば、相手にお返しを考えさせることもないでしょう。

また、しっかり新築祝いとして贈りたいという場合も、観葉植物のみを贈ろうとすると予算を満たさないケースも多いです。高価なものを選ぼうとすると、どんどんサイズが大きくなってしまいますので、他のギフトと組み合わせて贈るようにするのがおすすめです。

まとめ

観葉植物が部屋にあると、心が癒されますしおしゃれな空間になります。新築のお家をより快適に過ごせるようになるでしょう。相手に喜んでもらえるようにするためにも、この記事でご紹介した選び方や注意点を踏まえて、新築祝いにふさわしい観葉植物をじっくりと選んで下さいね。

可愛い鉢を選んだりメッセージカードを付けたりして贈ると、さらにプレゼント感が出ますよ。

Related Articles

Feature