母の日にスワッグを贈ろう!選ばれる理由と作り方をご紹介

記事の監修

涼風(すずかぜ)

「ルヴァンフレ涼風」店主

「le vent frais」とは、フランス語で「涼やかな風」の意。
忙しない日常にふっと吹き込んだ風のように、お客様が癒され笑顔になれるような作品をお届けしたいと思って名付けました

雑貨メーカーに勤務する傍ら、渋谷のアトリエにて日々作品を制作しています。

母の日のギフトといえば、花がよく選ばれます。でも、花のギフトはちょっと照れ臭い…という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのがスワッグです。生花の色鮮やかさや可愛らしさとは異なり、渋くておしゃれ、カジュアルな雰囲気が魅力的なアイテムです。また、簡単に手作りできることもあり、プレゼントとしてもよく選ばれています。

そこで今回は、母の日のプレゼント選びに迷っている方におすすめしたいスワッグについて、詳しくお伝えします。どんな良さがあるのか、どんなタイプのものがあるのか、手作りするポイントなど、ぜひ参考にしてみてください。

この記事はこんな人におすすめ

  • スワッグが母の日のプレゼントにふさわしいのか知りたい方
  • どんなデザインのものがあるのかなど、スワッグについて詳しく知りたい方
  • スワッグを手作りしたい方

PICK UP

目次

スワッグが母の日ギフトにおすすめの理由

スワッグが母の日ギフトにおすすめの理由
スワッグは花束を逆さにしたような姿が特徴的な壁飾りです。植物を使って作られたおしゃれなアイテムで、大きさも色合いもバリエーション豊か。インテリアのアクセントとして、個人のお宅だけでなく、ショップや美容室などさまざまな場所に飾られています。

同じく壁を飾るリースと比べると、あまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。スワッグは素朴でナチュラルな雰囲気の飾りですから、リースよりも気軽に飾れるというメリットもあります。多くはドライフラワーで作られているため、落ち着いたシックな色合い。ですから、目立ちすぎずお部屋に馴染みやすいという特長があります。

育てたハーブをスワッグに
自宅の庭やベランダで育てたローズマリーやローリエ、ゼラニウムなども束ねてスワッグにできます。いい香りに癒されそうですね。

カジュアルな魅力!照れずに贈れる

カジュアルな魅力!照れずに贈れる
最初にお伝えしたように、スワッグは華美な雰囲気ではないぶん、気軽に贈ることができます。お母さんに花を贈るのはなんとなく気恥ずかしいという方でも、飾らない雰囲気のスワッグなら選びやすいのではないでしょうか。

ドライフラワーで作られているものは落ち着いた感じで、少しくすんだ色合いが魅力的。また、明るい色がよければ、生花やアーティフィシャルフラワーで作られたスワッグを選ぶこともできます。サイズのバリエーションも幅広いので、あまり大きいものでなければ仰々しくならずに贈れます。きっとお母さんにぴったりのものが見つかりますよ。

アンティーク調のお部屋にもぴったり
シックな色合いが素敵なアンティーク。テーブルウェアやインテリア小物を集めているお宅のインテリアにも、ドライフラワーのスワッグはマッチします。

そのまま飾れてラクラクインテリア

そのまま飾れてラクラクインテリア
スワッグのもう一つの魅力は、手間がかからないところにあります。壁やドアに吊るして飾るだけで、手軽に花やグリーンのある暮らしを楽しめますよ。特別なお手入れも要らず、長持ちするのも大きなメリット。長く飾れるギフトは、受け取る側にとっても嬉しいものです。ドライフラワーの場合は、環境にもよりますが数ヶ月から1年ほど、アーティフィシャルフラワーなら何年も飾れます。

また生花の場合は、通常の花束同様、最初は美しい見た目やいい香りに癒されるでしょう。その後は飾っているうちにドライフラワーに変化していきますので、その過程も楽しめます。

ドライフラワーの替え時
ドライフラワーにも寿命があります。退色が進んだり、ポロポロと崩れるようになった時、また、カビや虫が発生した場合は処分して、新しいものを飾りましょう。

ずっと飾れてお部屋のアクセントにも

ずっと飾れてお部屋のアクセントにも
生花やドライフラワーで作られたスワッグの魅力は、植物の素材をそのまま生かした雰囲気。母の日に贈るなら、ぜひお部屋のどこに飾ってもらうかイメージしながら選びましょう。

部屋の中に花があると、雰囲気が明るくなりますよね。いつでも眺めて楽しめるスワッグには癒し効果もあるといわれています。彩度を抑えた落ち着く色味であれば、部屋のあちこちに飾っても騒がしい印象はなりません。季節を問わず1年中飾れるのも大きなメリットですね

飾る場所のポイント
直射日光やライトの強い光が当たるところや、高温多湿の場所は避けましょう。風通しのいい場所に飾って時々埃をはらうようにすれば、きれいな状態を長く維持できます。
母の日にスワッグを贈ろう!選ばれる理由と作り方をご紹介

日常に癒しを飾ろう!インテリアにぴったりなスワッグのおしゃれな飾り方や選び方のポイントをご紹介

PICK UP

スワッグはバラエティ豊か

スワッグはバラエティ豊か
花は母の日の定番のプレゼントではありますが、普通の花束ではなくスワッグだと、お母さんに新鮮に感じてもらえるかもしれませんね。

市販の物の中には、母の日の花であるカーネーションのドライフラワーが入った優しい雰囲気のものがあります。また、5月に出回る季節の花やハーブを取り入れたタイプを選ぶのもおすすめです。ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーなら、季節を問わずお母さんの好きな花材が入ったものを選ぶことができますよ。

スワッグの形
基本的には、持ち手から中央に向かって膨らんで、また先端に行くにつれて細くなるアーモンドのような形のものが多いです。また、横には膨らまず、縦長のすっきりとしたデザインも人気があります。

さらに、束ねるリボンやサイズが変わるだけでも印象がガラッと変わります。スワッグにはどのようなデザインのものがあるのか、詳しくご紹介しましょう。

人気のある定番デザイン

人気のある定番デザイン
プレゼントとしてポピュラーなのは、グリーンの中に白や黄色、落ち着いたピンク色などの花が入り、コットンのリボンや麻ひもで縛ったナチュラルな雰囲気のものです。

ドライのユーカリやローズマリー、ヒバなどのグリーンが入っていると、見た目だけでなく香りにも癒されるでしょう。花は、ミモザやラベンダー、スターチスなど線の細いタイプと、あざみやスプレーバラのような丸い形のものが入っているスワッグが多いようです。これなら個性が強すぎないので、場所を選ばず飾れますね。

ラッピングで特別感を演出
そのままでも十分おしゃれなのですが、麻布やラッピングペーパーで上部をカバーしてからリボンを結ぶと、一層プレゼントに相応しい雰囲気が出ます。
カードも添えると、お母さんに日頃の感謝の気持ちが伝わりますね。

小さいものを組み合わせる

小さいものを組み合わせる
小さなサイズのスワッグをいくつか飾るのもおしゃれです。ドライフラワーなら軽いので、太めのマスキングテープで壁などに貼り付けることができます。アイアンのフックに掛けたりするのも可愛いですね。また、麻ひもで繋いでガーランドにして、少したるませるようにして壁を飾っても目を引きます。

他にも、木製のボードを背景におしゃれにアレンジされたスワッグボードや、香り付きのアロマサシェやボタニカルキャンドルとセットで販売されているものもあります。お母さんに癒しの時間もプレゼントできそうですね。

バスケットと合わせる
壁に掛けるだけでなく、同じく天然素材で作られたバスケットに無造作に入れておくという飾り方も、とてもおしゃれです。あまり壁に穴を開けたくない時にもおすすめです。

お母さんの好みに合わせる

お母さんの好みに合わせる
長く飾れるものだからこそ、デザインにこだわりたいですね。お母さんはどんな感じのものがお好きでしょう。

存在感のあるデコレーションが好きなお母さんなら、グリーンと一緒にバラやひまわり、あじさいなど大きめの花を中心にしたスタイルがおすすめ。幅広のリボンが掛けられていれば、リッチな雰囲気でボリュームも感じられます。

逆に、シンプルですっきりとしたインテリアがお好みなら、枝もの、葉もの、蔓、ハーブなどを組み合わせた、グリーン1色のスワッグも素敵です。フレッシュな材料だと、長く香りも楽しめます。

また、枝ものや木の実、松ぼっくりなどブラウン系を多くを使ったものは、ナチュラルな雰囲気のお部屋にぴったりです。さらに、唐辛子やシナモンといったスパイス、そして人気のプロテアやバンクシア、リューカデンドロンなどが入ると、打って変わって個性的なスワッグになります。

お母さんをイメージしながら、楽しく選んでくださいね。

母の日にスワッグを贈ろう!選ばれる理由と作り方をご紹介

ドライフラワーを使ったおしゃれな部屋の作り方をインテリアコーディネーターが紹介

PICK UP

スワッグを手作りして贈ろう

スワッグを手作りして贈ろう
既製品の完成度の高いスワッグももちろん素敵ですが、お母さんに贈るなら、手作りしてみませんか。子どもから贈られる世界で一つだけの心のこもったプレゼントは、喜んでもらえること間違いなしです。

凝ったデザインでなければ、スワッグ作りには難しい作業がないので、初めての方でも安心してチャレンジできますよ。植物だけでなく束ねるリボンなどもすべて自分のセンスで選べるので、イメージどおりのものをプレゼントできるでしょう。

特別な道具も不要
スワッグを作るときに必要な道具は、花材やリボンを切るためのハサミだけです。
アーティフィシャルフラワーで作る場合はワイヤーが切れるペンチも必要になりますが、それだけあれば事足ります。この点でも、気楽に取り組めそうですね。

まずは花材の種類を決める

まずは花材の種類を決める
スワッグの花材は、生花やドライフラワー、アーティフィシャルフラワーなどから選べます。

生花は、しばらく花瓶に入れて飾って美しさを楽しんだ後、スワッグにすることもできます。ただ、花が弱ってから作ろうとすると、ドライになった時に色があまりきれいに出ません。発色の良さを求める場合は、きれいに開花した時点でスワッグにして、風通しのいい場所に吊るすようにしましょう

ドライフラワーはシックな色合いが人気で、スワッグに使われる花材の代表格。個性的でおしゃれな見た目のものも多いです。一方で、乾燥していて壊れやすい場合もあります。制作するときは、優しく扱ってくださいね

アーティフィシャルフラワーは上記の2種類とは異なり、華やかな色合いで、何年も飾れるスワッグを贈りたい人におすすめです。カラーバリエーションは豊富ですので、鮮やかなものだけでなく、少しくすんだ色味を選ぶこともできますよ。

花材はどこで手に入れる?

花材はどこで手に入れる?
生花で作る場合は、お花屋さんで茎が長いままの状態で購入してください。ただし、水分の多いユリ、ガーベラ、菊、チューリップなどはドライには向いていないので避けましょう。お店でスワッグを作る旨を伝えて、どの花がいいか相談に乗ってもらうと安心ですね。

ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーは、手芸用品店、100円ショップ、ホームセンター、ネットショップなどで販売されています。スワッグは素材選びが重要なので、色や大きさのバランスを考えながら選ぶようにしてください。スワッグ制作用のキットも販売されています。

花材以外もこだわって
仕上げに一工夫したい人は、リボンやラッピングペーパー、ナチュラルな雰囲気の布なども購入しておきましょう。素朴な雰囲気のスワッグが、リボンなどを使うことで華やぎます。

スワッグの作り方

必要な道具・材料

  • 花材、グリーン
  • ハサミ
  • 輪ゴム
  • 麻ひも
  • リボン

  • STEP. 1

    グリーンを並べる

     

    長いものを中心におき、外に行くほど短くなるようにテーブルの上に置きます。

    その後、全体の形を変えないように注意しながらグリーンを一つにまとめ、片手で握っておきます。

  • STEP. 2

    花を配置する

     

    中央が一番高くなるように、グリーンの上に花を配置します。

    手で握っている部分のすぐ近くにも花があると、全体としてまとまりが出ます。

  • STEP. 3

    輪ゴムでとめて、輪をつける

     

    全ての花材をバランス良く配置したら、輪ゴムでしっかりとめます。

    この時ゆるくしてしまうと、後々花が抜けてしまうので、きつめにしておきましょう。

    その後、輪を作った麻ひもを裏側に置き、一度輪ゴムに絡めてから茎の周りを1、2周させ、しっかり結びましょう。この輪に引っ掛けて吊るします。

  • STEP. 4

    リボンなどで縛って完成

     

    輪ゴムが見えないように、リボン、麻ひも、ラフィアなどで巻き、リボン結びをしたら完成です。

下記の動画では、簡単なスワッグの作り方をご紹介しています。参考にしてみてください。

母の日にスワッグを贈ろう!選ばれる理由と作り方をご紹介

お祝いには手作りのスワッグがおすすめ!作り方のポイントとは?

PICK UP

まとめ

定番の花ギフトとは一味違うスワッグは、お手入れもいらず長持ちし、お部屋に飾っておけます。今年のプレゼント候補に入れてみてくださいね。お母さんの好きな花や好きな色を取り入れながら選んだギフトは特別なものになるはずです。

大きなものを1つプレゼントしてもいいですし、小さなサイズのものをいくつか揃えたり、他の癒しグッズと合わせたりして贈るのもおすすめです。

また、スワッグは比較的簡単に手作りすることができます。バラエティ豊かな花材の中から、お母さんにぴったりなものを選んで束ねてみてください。心のこもったスワッグを母の日にプレゼントしたら、きっと喜んでもらえるでしょう。

この記事のまとめ

  • スワッグは一味違った花のプレゼントとして母の日におすすめ
  • 形やサイズ、花材やラッピング材などが選べるためバリエーションが豊富
  • シンプルな工程で簡単に作れるため、手作りスワッグをプレゼントするのも素敵

記事の監修

涼風(すずかぜ)

「ルヴァンフレ涼風」店主

「le vent frais」とは、フランス語で「涼やかな風」の意。
忙しない日常にふっと吹き込んだ風のように、お客様が癒され笑顔になれるような作品をお届けしたいと思って名付けました

雑貨メーカーに勤務する傍ら、渋谷のアトリエにて日々作品を制作しています。

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