あなたに合うルームフレグランスはどんなタイプ?素敵な香りで癒しの空間作りを
香りは空間には欠かせないスパイス。良い香りのする空間は、居心地も良く、ついつい寛いでしまいますよね。
ルームフレグランスには、たくさんの種類があり使い方も様々。自宅使いはもちろんのこと、見た目にもお洒落なものが多いのでプレゼントにも最適ですよ。
そこで今回は、魅力あふれるルームフレグランスについての特集をしていきます。好みの香りを見つけたり、この空間にはどんな香りが合うかな?と探す時間をぜひ楽しんでみてくださいね。
- 香りが好きな方
- ルームフレグランスには、どんな種類があるのかを知りたい方
- ルームフレグランスの効果的な使い方を知りたい方
目次
ルームフレグランスの種類とその特徴
ルームフレグランスを選ぶ際に、その種類の豊富さに迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?「香り」に対する需要は常に高く、たくさんの商品があふれているためお気に入りを選ぶのはなかなか大変。
ルームフレグラスにはどんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのか、どんな空間にはどのタイプのものがベストなのかを把握しておくことで、ルームフレグランス選びもより楽しむことができますよ。
まずは、ルームフレグランスの主な種類をご紹介します。
スプレータイプ
シュッと吹きかけるだけで手軽に使うことができるスプレータイプのフレグランス。使いたい時にすぐに使うことができるので重宝します。常にフレッシュな香りを楽しむことができ、日常使いにもぴったりなアイテムです。
来客の予定があるときにシュッとひとふきしたり、匂いの気になるトイレなどにも芳香剤がわりに気軽に使うことができます。香りが加わることで気分転換にもなりますよ。
スプレータイプは香りのバリエーションも多く、様々なブランドから販売されているのでお気に入りの香りも見つけやすいはずです。
スティックタイプ
インテリアとしてもおしゃれに飾ることができるスティックタイプのフレグランス。インテリアショップでもよく見かけますよね。おしゃれなデザインのものが多いので新築祝いなどのプレゼントにもおすすめです。
スティックタイプのルームフレグランスはバンブーなどのスティックで、リキッドを吸い上げて香りを部屋に広げてくれます。水や電気を使う必要もなく、中のリキッドも頻繁に補充する必要もないため、気軽に香りを楽しむことができます。
キャンドルタイプ
自分へのご褒美にもおすすめのアロマキャンドル。キャンドルの炎と共にほのかに香るアロマにも癒されます。最近ではデザイン性の高いキャンドルが豊富に揃っているので目で見ても楽しむことができます。
リラックス効果の高いアロマキャンドルは、寝室などに飾っておき、就寝前にゆったりと落ち着ちついた気分になりたい時に使うのがおすすめです。香りの持続性自体は短いですが、キャンドルの灯りとアロマの香りでリラックス効果を十分に発揮してくれます。女性への贈り物にも人気です。
サシェやポプリタイプ
「サシェ」や「ポプリ」もルームフレグランスの仲間になります。
サシェはフランス語で「匂い袋」を意味します。ドライフラワーや乾燥させたハーブと共に香料を小さな袋に入れたもので、クローゼットの中に吊るしたりドアノブに掛けて使用します。ほんのりと香りづけすることができますよ。強い香りではないので、上品に香りを楽しむことができます。衣類の香り付けに使用するにはぴったりですよね。
自分の好みのハーブや香料を組み合わせて手作りしてみるのもおすすめ。自分だけの香りで、リラックス効果も抜群です。
ポプリは花やハーブ、果物などを乾燥させエッセンシャルオイルやポプリオイルと混ぜ合わせて作るフレグランスアイテムです。可愛らしい瓶などに入れて飾れば、インテリアとしても楽しむことができます。
また、庭に咲いている花やいただいた花束など身近な花を使ってオリジナルのポプリを作ることもできますよ。
また、香りを楽しみたいなという時のみ蓋を開けて使うタイプなので、香りがあまり得意ではない方にもおすすめですよ。乾燥させると香りが飛んでしまう金木犀などの花の場合も、モイストポプリで香りを楽しむことができます。
コンセントタイプ
最近よく見かけるコンセントタイプのルームフレグランス。「プラグタイプ」とも呼ばれています。名前の通り、コンセントに差し込んで使うフレグランスになります。電気のパワーを使うことにより香りを広範囲に広げることができるので、リビングやダイニングなどの広い空間に適しています。
コンセントタイプのルームフレグランスを使用する時には、スイッチコンセント使用することをおすすめします。
コンセントタイプだと、使わない時にはコンセントから抜かなくてはいけません。毎日この作業があると少し大変に感じてしまう方もいますよね。そんな方は、スイッチコンセントを使いワンタッチでON/OFFできるようにしておくと楽になりますよ。
夏場は虫が気になりますが、市販の虫除けスプレーではなく、自然のアロマの香りで虫よけすることができればエコにもなります。
選び方のポイント
ルームフレグランスの選び方は様々ですが、まずは好みの香りを選んでみましょう。そこに香りによる心理的効果がプラスされると気分も上がり、香りをより楽しむことができますよ。
香りによる心理的効果を理解しておくと、どの空間・どのシーンにはどんな香りを選べば良いのかもわかりやすくなります。
また、気分に合わせた香り選びもおすすめです。元気を出したい時にはタイムやジャスミンの香りを。冷静になりたい時には、ヒノキやカモミールの香りが効果的なので試してみてくださいね。
リラックス効果のある香り
ラベンダーやイランイラン、ベルガモットの香りはイライラを沈めてくれると言われています。さっぱりとした香りなので、男女問わず好まれる香りで使いやすいですよ。
ぐっすり眠りたい時には、ラベンダーやネロリの香りがおすすめです。ラベンダーの香りはお店でもよく見かけますよね。プレゼントなどで迷った時にも選びやすいおすすめの香りです。
- ラベンダー
- イランイラン
- ベルガモット
リフレッシュ効果のある香り
レモンやミント、グレープフルーツなどの柑橘系の香りは爽やかでリフレッシュ効果が高いと言われています。仕事でイライラしている時や気分が落ち込んでいる時など爽やかな柑橘系の香りを嗅ぐことで、気分を明るくしてくれ、もやもやした頭をスッキリさせてリフレッシュしてくれます。
夏場のリビングや、洗面やトイレなどの匂いが気になるような空間にも爽やかな香りを選ぶのがおすすめです。ぜひ使ってみてくださいね。
- レモン
- ミント
- グレープフルーツ
集中力・記憶力を高める香り
ユーカリやオレンジ、グレープフルーツの香りは集中力を高め、ローズマリーの香りは記憶力を高めてくれる香りと言われています。
ユーカリの香りは清涼感がありすっきりとした香りのため、書斎など集中力を高めたい空間で使うのが効果的です。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類の香りも集中力を高める効果があるため、子供部屋などにぴったりですね。
- ユーカリ
- オレンジ
- グレープフルーツ
- ローズマリー
虫よけや消臭効果のある香り
ハッカやユーカリ、レモン、シトロネラの香りには虫除けの効果があります。虫が多い夏場には虫よけも行えるこれらの香りはおすすめですよ。
例えば、レモンのような柑橘系の香りが特徴的なシトロネラは、虫が嫌う香りとして知られています。また、不安な気持ちを和らげてくれたり、優れた抗菌作用でウイルスから守ってくれたりと、好影響が期待できます。ユーカリは、アロマの中でも高い防虫効果が期待できます。強力な抗菌作用・抗ウイルス作用があるため、鼻づまりや鼻水などの風邪の初期症状にも効果的です。爽やかな香りで気分を落ち着かせてくれるので、暑さや疲れでイライラしているときにもおすすめです。
- ハッカ
- ユーカリ
- レモン
- シトロネラ
ルームフレグランスを使う際の注意点
ルームフレグランスは基本的には安全で使いやすいものになりますが、使う際の注意点もいくつかあリます。注意点を意識すると、香りも長持ちしてより長い期間効果を持続することができます。
プレゼントする際にも、豆知識としてアドバイスすることもできるので、覚えておいて損はありませんよ。
ルームフレグランスの置き場所
香りは、移動している際にフッと感じるものです。部屋の中でもよく移動する廊下や常に過ごすことの多いリビングにさりげなく配置すると、ふとした瞬間に香りを感じることができます。もちろん、風通しの良い場所に置くと香りは広がりやすくなります。また、寒い場所よりも暖かな場所にフレグランスを置いておく方が香りが充満するとも言われています。
もう一つのポイントは設置する場所の高さです。香りは、空気の流れと共に上から下へと広がっていきます。この性質をうまく利用することで、香りを上手に楽しむことができるようになりますよ。
ただし、空気の流れが良すぎる場所だとすぐに香りが飛んでしまいます。空調が当たりすぎる場所は避け、程よく空気の流れがある場所を選びましょう。
- よく行き来をする場所に置く
- 寒い場所よりも、暖かな場所に置く
- 鼻の位置よりも下に置く
香りを劣化させないためには?
ルームフレグランスは、置いておくだけで気軽に香りを楽しむことがでいるアイテムですが、「香り」は時間を掛けて劣化していくものです。少しでも長く良い香りを持続させるためにはどんなことに気を付けるべきでしょうか?
- 直射日光を避ける
- 水道水や他の物質と混在しないように注意
- ペットや小さなお子様の手に触れない場所に
それでは、香りを劣化させない3つの注意点を解説していきます。
直射日光を避ける
ルームフレグランスの液体は、紫外線を嫌います。紫外線が当たることでフレグランス液が変色してしまい劣化してしまうからです。直射日光の当たる場所は避けるようにしましょう。ストックなどを保管しておく場合も直射日光の当たる場所は避けてくださいね。
例えば、アロマオイルを保管する場合は、木製の保存箱などに立てて、温度・湿度の安定した場所で保存して下さい。横に寝かせて保管すると長時間、フタ部分に液がふれてフタが溶けてしまう事があるので注意が必要です。
水道水や他の物質と混在しないように注意
洗面所にルームフレグランスを置く場合は、水が混ざらないように気をつけてください。水道水は塩素を含んでいるため、混ざると香りが変化してしまう可能性があります。
更に水が混ざることでフレグランス液の色が変化してしまう可能性もあるので注意しましょう。
ペットや小さなお子様の手に触れない場所に
ルームフレグランス液は有毒なものではありませんが、それでも取り扱いには注意が必要です。
特に、小さお子様がいる場合やペットを飼っている家では簡単に手が届く低い場所への配置は避けましょう。興味本位で触って中の液がこぼれてしまったり、誤って飲んでしまう事のないようにしてくださいね。
劣化したフレグランス液の処分方法は
古くなってしまったフレグランス液や、いらなくなってしまったフレグランス液の処理の仕方に悩んだことはありませんか?そのまま水に流してしまったり、土に捨ててしまうのはNGです。フレグランス液は香りがつよいため、そのまま水に流してしまうと排水溝内に臭い篭ってしまいます。
また、土に捨ててしまうと草花の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。環境汚染や土壌汚染にも繋がるため絶対にやめましょう。
アロマオイルも同様です。更に、アロマオイルの場合は水に溶けにくい性質を持っているので、水に流すと排水溝のつまりの原因となります。引火性の液体でもあるので火を近づけると引火する可能性もあるので注意しましょう。
一見、水と同じような扱いをしてしまいがちですが、正しい処理方法を覚えておくと今後困らずにすみますよ。
フレグランス液の処分方法
- 新聞紙もしくはキッチンペーパー
- 牛乳パックやジップロック、ビニール袋
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STEP. 1
牛乳パックもしくはジップロックに新聞紙やキッチンペーパーを詰める
フレグランス液を入れるために、牛乳パックもしくはジップロックに新聞紙やキッチンペーパーを詰めます。
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STEP. 2
STEP. 1に廃棄するフレグランス液やアロマオイルを染み込まる
STEP. 1で準備した容器などに廃棄するフレグランス液やアロマオイルを染み込ませます。
染み込ませたら、中身が漏れない様に、密封します。
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STEP. 3
完成
密封したら、可燃ゴミとして捨てて下さい。
まとめ
今回は、ルームフレグランスについて詳しくご紹介しました。どんなタイプのルームフレグランスを選べば良いのか迷っている方は、どんな場所に置きたいかで選んだり、香りの効果を知った上で選んでみるのもおすすめです。
ルームフレグランスは、ボリューム感もあり華やかなアイテムなのでプレゼントにもぴったり。贈る相手をイメージしながら、どんなシーンで使って欲しいか、どんな香りが好みかな?など考えながらプレゼント選びをしてみるのも楽しいですね。
また、古くなってしまったフレグランス液を廃棄する正しい方法もご紹介しています。新しいフレグランス液に替える際など、廃棄方法も参考にしてみてくださいね。
ルームフレグランスをハンドメイドする際にも使える知識になります。
- 自分にはどんなタイプのルームフレグランスが必要かを把握しましょう
- 香りによって生まれる心理的効果を意識しながら、どんな香りにするかを選択しましょう
- ルームフレグランスは置く場所が重要。香りが上手に広がる場所を意識することが大切です