クリスマスの飾りにはアーティフィシャルフラワーが便利!
クリスマスの雰囲気を盛り上げる大切なものといえば「飾り」。家の外や部屋の中にクリスマスの飾り付けることで、一気に雰囲気が出ますよね。しかし、クリスマスの雰囲気を楽しめる華やかな飾り付けに憧れるけど、実際どのようなものを選べばいいか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがアーティフィシャルフラワーを使ったクリスマスので飾りです。今回は、クリスマスの飾りにアーティフィシャルフラワーを使うメリットを見ていきましょう。
- クリスマスらしい雰囲気を出したいけれどアイテムの選び方がわからない方
- 使い捨てではなく毎年使えるような飾りがあるといいな…と思っている方
- アーティフィシャルフラワーについて知りたい方
目次
アーティフィシャルフラワーとは
アーティフィシャルフラワーという言葉は、あまり聞き慣れないかもしれませんね。これは、いわゆる造花のことで、生花に形や色を似せて人工的に作られた花を指します。本物の花ではないので、永久に枯れることがありません。
造花と聞くと、いかにも偽物っぽいチープな印象なのでは?と思う方もいるかもしれませんね。確かに、安価なアーティフィシャルフラワーはパッと見ただけで造花とわかってしまうものもあります。しかし最近は、生花の質感や色合いを巧みに再現したクオリティの高い製品がとても多く、そのようなものを選べば違和感なくインテリアとして使うことができるのです。
正しい保管のもとでは傷んだり色あせたりすることもないため、凝った装飾をしたいという場合にも重宝します。素材は布や樹脂など製品によっても様々で、ワイヤーが入っているものも多く、茎を折り曲げるなど形を変えることもできます。
アーティフィシャルフラワーは生花と違って水を必要としないため、花を飾りたいけれどすぐ枯らしてしまう、忙しくてこまめなメンテナスができないという人でも気軽に飾ることができるのです。クリスマスの飾りには、アーティフィシャルフラワーで作られたものも一般的で昔から親しまれてきていますよ。
ツリーやリース、スワッグがおすすめ
クリスマスの雰囲気づくりに役立つ飾りとしては、ツリーやリースが定番ですね。特にリースはモミやヒイラギなど常緑樹のアーティフィシャルフラワーでベースを作っておくと、毎年装飾を少しずつ変化させるなどしながら簡単にインテリアとして楽しめます。
また、よりラフな雰囲気を出せるおしゃれな飾りとしてはスワッグもおすすめ。スワッグはリースほど有名ではありませんが、ドイツを中心としたヨーロッパの伝統的なクリスマスの飾りです。アーティフィシャルフラワーの常緑樹をベースに本物の松ぼっくりや柊の実などを使って手作りすると素敵ですよ。
すべての素材をアーティフィシャルフラワーでまとめてもいいのですが、細かい部分の装飾には天然素材を使うとよりおしゃれに見えます。
形も自由自在!手作りの楽しみ方の幅が広がる
スワッグならざっくりとまとめるだけで様になりますが、リースとなるときれいな輪形を作るのが難しそうと思われる方もいるのではないでしょうか。そんな場合も、アーティフィシャルフラワーで作られたワイヤー入りの常緑樹を使えば、簡単に輪形を作ることができますし、輪形になっているリース土台を使って形を整えていけば簡単にリースを作ることができます。
アーティフィシャルフラワーは、形を変えやすくアレンジがしやすいというのも魅力の一つ。そこで手作りの際にぜひ押さえておきたいポイントをご紹介します。
下記の動画は、リース土台を使ってのリースの作り方をご紹介しています。参考にしてみて下さい。
切る・曲げるなど変形させても傷まない
アーティフィシャルフラワーなら、切る・折る・曲げる・ねじるなど、形をいじっても生花のようにバラバラになってしまうことがありません。使いやすいように素材を変形させたりカットしたりしながら、アレンジして楽しむことができるのも魅力ですね。
茎などの細い部分をうまく使えば巻き付けたり結んだりしても切れませんので、ボンドや別のワイヤーを使わなくても飾りに入れ込むことができます。センスを生かしながら、部屋の中も外も手作りのクリスマスの飾りでいっぱいにしてみてはいかがでしょう。
常緑樹の切れ端は集めて円錐形の土台や松ぼっくりなどに木工用ボンドで張り付ければミニツリーに。ビーズやモール、綿などを使って彩りよく仕上げるのもおすすめです。余った素材もちょっとした飾りにに再利用してみましょう。
ベースを生かして毎年アレンジしてもいい
完成された飾りを何度も飾るのもアリですが、毎年同じ飾りというのでは飽きてしまいそうですよね。そこでおすすめなのが、ベースだけそのまま残して装飾を毎年アレンジするという方法です。アーティフィシャルフラワーの常緑樹を使って、まずはリースやツリー、スワッグのベースとなるものを作りましょう。
そしてクリスマスが終わり片付ける時に実など天然素材の装飾を取り外します。残ったベースとなる部分だけは毎年壊さずにきれいに保存しておくのです。そうすれば、毎年ベースに好みの装飾を施すだけで素敵な飾りができますよ。毎年少しずつ違った雰囲気を楽しめるので、簡単に新しい飾りを用意することができます。
装飾をしっかりと結びすぎたりボンドで固定したりすると、取り外せなくなってしまいます。最初に作る段階で、向こう何年もアレンジしながら使うことを前提に考えておくことが大切です。
アーティフィシャルフラワーなら毎年飾れる
クリスマスは年に一度のイベント。そのたびに毎年飾りを作り替えるのは楽しいことではありますが、面倒だったり忙しくて難しかったりする場合もありますよね。そこで、アーティフィシャルフラワーで作られた飾りを使えば使わない時期は保管することができるので、毎年簡単にクリスマスの雰囲気を作り出すことができます。
アーティフィシャルフラワーは化繊や樹脂などで作られているので、とても丈夫で傷みにくいという特徴があります。だから、何年も使い続けることができるのです。お手入れも特に必要ないので、保管さえしっかりしておけば、長持ちさせることができますよ。クリスマスが近づいたら飾りを出してきて、しばらく飾りっぱなしにしておけるのでとても便利でおすすめです。
造花なので基本的には傷みませんが、保管状態が悪いと使い物にならなくなってしまいます。むき出しのままにしておくと埃をかぶってしまいますので、必ず箱や袋に入れて保管しましょう。
また、直射日光が当たり続けると色あせてしまうこともあります。湿気が多いとカビが生えてしまうことも。使わない時期は乾燥剤とともに箱などに入れ、押し入れやクローゼットに片付けておくと安心です。
クリスマスを演出するアーティフィシャルフラワーの飾り方
作品やアイテムを一つ飾るだけでももちろん雰囲気は出ますが、よりインテリア性を高めるには、複数を組み合わせて飾るのがおすすめです。リースやスワッグをバランスよく壁に掛け、机や棚にはシックな色合いのフラワーアレンジメントを置いてみてはいかがでしょう。飾る際に高低を意識するだけでも、部屋全体がクリスマスで統一されたかのような雰囲気になるものです。
クリスマスカラーのキャンドルなどの小物と一緒に、小さなアーティフィシャルフラワーの赤いバラを一輪飾るだけでも素敵ですよ。花瓶に生ける必要がないため茎を切って花の部分だけ置くということもできます。ダイニングでテーブルコーディネートに花を取り入れる場合も、アーティフィシャルフラワーなら衛生面で安心ですね。花瓶に生けるという既存意識に捉われず、自由に大胆な飾り方を楽しんでみて下さい。
アーティフィシャルフラワーを飾る際には、布や小物などとの相性も重要です。紺やブラウンの布を掛けたり敷いたりした上にアイテムを飾るとシックな雰囲気になるのでおすすめ。華やかさが欲しい場合は、金や赤のオーナメントを一緒に飾るとキラキラしてアクセントにもなりますよ。
まとめ
クリスマスは年に一度のイベントなので、上記でご紹介したようにアーティフィシャルフラワーを活用して毎年楽しめる飾りを常備しておきましょう。手入れが不要で長持ちするメリットは生かしつつ、アレンジを楽しみながら長く使える飾りにしたいですね。
たくさんの飾りを使って、クリスマスの雰囲気を楽しみましょう。
- アーティフィシャルフラワーは造花だから枯れない・しおれない、扱いやすい素材
- リースやスワッグのベースは常緑樹のアーティフィシャルフラワーで作ったものを毎年使い回し、装飾だけをアレンジするのが簡単に楽しむコツ
- できるだけ長く楽しむためには、丈夫なアーティフィシャルフラワーとはいえ正しい保管方法を心掛けることが大切