好みのリースで癒しの空間づくり~手軽に素敵なインテリアを~

記事の監修

齋藤 由理佳

インテリアコーディネーター ・DIYアドバイザー・整理収納アドバイザー

DIYを取り入れたインテリアコーディネートや収納、雑貨アレンジを得意としてます。

部屋に花や植物があると心が癒され毎日の暮らしが心穏やかになりますよね。しかし、花や植物を使ったおしゃれなインテリアってなかなか難しい…、小さな子どもやペットがいるから花や植物を置いておくのはちょっと難しいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、リースを使ったインテリアです。リースを飾ることで、癒しの空間を作ることができますよ。

そこで今回は、リースの癒し効果やインテリアにぴったりなリースの選び方や飾り方など、初心者でも簡単に実践できるコツをお伝えしていきます。

この記事はこんな人におすすめ

  • 花や植物を気軽におしゃれに飾りたい方
  • 花や植物を飾りたいがお世話をする自信がない方
  • リースに興味があり飾ってみたい方

PICK UP

目次

リースは掛けて飾るだけでOKだから簡単

リースは掛けて飾るだけでOKだから簡単

リースというとクリスマスのイメージを持たれがちですが、花や葉など、使う素材によって全く違った印象になるので、年中楽しむことができます

リースは輪になっている飾りなので、温かく優しい雰囲気が感じられます。お部屋のアクセントとして、ただ壁やドアに飾るだけで素敵なところも、簡単で誰にでも取り入れられるポイント。リースをインテリアとして部屋に調和させるためには、まずは部屋の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。女性らしい上品な雰囲気のお部屋にはパステルカラーや暖色系の花が中心のリースが合いますし、シンプルでマニッシュな部屋には葉や枝、植物を中心に作られたのがおすすめ。

部屋の雰囲気に合ったリースを飾れば、それだけでおしゃれに見せることができますよ。また、リースの色の変化を楽しみながらインテリアコーディネートを変えてもいいですね。

リースはなぜ丸い?
リース(輪)には「永遠に続く神の愛」という意味があるそうです。輪の形には始まりも終わりもありませんよね。この形状が継ぎ目のない永遠を象徴しているのです。

リースは目に留まりやすく癒し効果抜群

リースは目に留まりやすく癒し効果抜群

リースを飾るのはドアを始め、壁や家具など、高さのあるところがベスト。輪なのでドアや窓などの建具の中心に飾るとバランスよく見えます。パッと目にとまる場所にリースがあると、心が癒されますよ。

リースはクリスマスの装飾というイメージがあったのはもう昔の話です。季節の花を使ったものを、時期をみて付け替えたりしながら楽しんでいる人もたくさんいます。床やテーブルに置くことができなくても、部屋が狭くても、どんなお家でも飾ることができるので花や植物の癒し効果を誰でも得ることができますね。花や植物を部屋に飾りたいけど無理だと諦めていた人にこそおすすめです。

ドアに飾るのもおしゃれで素敵ですが、自分の癒しのために取り入れるなら、長く過ごす部屋の中に飾りましょう。

リースを選ぶ際のポイント
玄関や部屋のアクセントとして飾るならば少し大きめのサイズがおすすめ。大体の商品が直径約25〜30cmのサイズですが、大ぶりなものだと45cm以上のリースもあります。
また、飾り棚やデスク周りには小ぶりなリースはに置いてみましょう。テーブルの上に置いて飾るのなら約15〜20cmのサイズがおすすめ。真ん中にキャンドルを灯せば華やかなテーブルコーディネートになりますよ。
コンポートの上にリースを置いて、高さを出すコーディネートも素敵です。

季節を感じるリースでおしゃれ空間を

季節を感じるリースでおしゃれ空間を

せっかくなら、季節に合わせてリースも衣替えしてはいかがでしょう。

リースはドライフラワーやアーティフィシャルフラワー(造花)で作られているものが多いので、いつまでも飾っておくことができます。しかし、飾りっぱなしよりは季節ごとに付け替えたり、自分で花材を足し引きしたりしながらアレンジを楽しむとよりおしゃれな空間を作れますよ。

ドライフラワーのリースを飾る注意点
ドライフラワーは乾燥している分、花びらや茎がポロポロと取れやすいので取り扱いには注意が必要。また、湿気が多い場所に飾るとカビが生えやすくなるので風通しが良い場所に飾りましょう。

また、ベースとなるリースの土台もお部屋に合わせて選びましょう。ナチュラルテイストなら籐や蔓で作られたもの、スタイリッシュなお部屋にはワイヤーなどがマッチします。そこに季節の花を差し込んだり、春夏は葉材を多めに、秋冬は木の実を多めになど、素材を入れ替えたりすると素敵になります。

好みのリースで癒しの空間づくり~手軽に素敵なインテリアを~

クリスマスリースの作り方と飾り方は?初心者でも簡単にできる

グリーンや好きな花のリースを飾ろう

グリーンや好きな花のリースを飾ろう

リースの癒し効果を引き出すためには、何で作られたリースを選ぶかというのも大切なポイントです

癒しを重視するなら、おすすめなのはグリーンですね。また、パステルカラーの優しい雰囲気の花で作られたものも、癒し効果はバッチリです。見ただけで心が落ち着くようなものを選びましょう。もちろん、好みを重視することも大切。自分の好きな花がリースに入っていると、それだけでお気に入りになります。

ちなみに、リースの丸い形にも癒し効果があります。人は丸いものを見ると心が落ち着くと言われているのです。そもそもリースの形状が癒しを与えているのです。ベースカラーに癒し効果の高いグリーンやパステルカラーを選び、好みの花を取り入れるようにすれば完璧ですね。

ハーブ系の花材・葉材もおすすめ
ラベンダーやハーブで作られた香りのあるドライフラワーのリースを飾るのもおすすめです。ほのかに香るドライフラワーが気持ちを落ち着かせてくれ、心身ともほっとリラックスできますよ。
好みのリースで癒しの空間づくり~手軽に素敵なインテリアを~

花にはどんな効果があるの?部屋に飾るメリットを解説

PICK UP

他のアイテムと一緒に掛けるインテリア効果

他のアイテムと一緒に掛けるインテリア効果

リースをインテリアとして使う時、ドアや壁に飾るだけでも十分おしゃれですが、他のアイテムと一緒に掛けるのも面白いです。

例えば三連フックにバッグやシャツ、アクセサリー、帽子などの普段使いのものをリースと一緒に掛けることで、生活感が和らぎ、オシャレに見えます。

そのような効果を生かして、リースを飾る場所に何を一緒に置くか考えるのも楽しいものです。リースを中心としたお気に入りのコーナーを作ってみましょう。実用性のあるアイテムを飾るのが難しい場合は、ポストカードや布などで演出するのもおしゃれですよ。

リースは種類も形も様々
選ぶ花や植物によってリースの色味やデザインも様々あります。また、リースの形は円形が一般的かと思いますが、ほかにもスクエア型やひし形、変わった形では、ハート型や星型などもあります。天井から吊るすフライングリースを取り入れる事で、ディスプレイに動きを出すことができます。
また、リースに間接的に照明をあてることでコーナーを作ることもできます。部屋の雰囲気にあったものや、イベントや季節にあったデザインのものを選んでみましょう。

PICK UP

素材は選び放題!手作りも簡単

素材は選び放題!手作りも簡単

リースを選ぶ際に、どのような素材で作られているかチェックしましょう。本物の植物であるドライフラワーやプリザーブドフラワーももちろん素敵ですが、色あせや破損の心配がありますね。インテリアとしてより長く楽しみたい場合は、アーティフィシャルフラワー(造花)がおすすめです

葉の瑞々しさや花の質感も本物のように再現されているものを選べば、色あせや破損の心配もなく、いつまでもキレイな状態で癒してくれますよ。

アーティフィシャルフラワーの注意点

  • ほこりや汚れは、ハケや濡れタオルなどで表面を優しくふき取る
  • 直射日光や照明が強く当たる場所や雨風の当たる屋外での使用は避ける
  • 暖房器具などのそばに置くと火災や変形変色の原因になる可能性がある
  • 油分に弱いので油のつきやすい場所を避ける

また、リースは簡単に手作りできるので、好きな花材を集めて自分だけのリースを作ってみてはいかがでしょう。より愛着が湧いて、癒し効果も倍増しそうですね。

下記の動画は、アーティフィシャルフラワー(造花)使ってリースの作り方をご紹介しています。参考にしてみて下さい。

好みのリースで癒しの空間づくり~手軽に素敵なインテリアを~

ハロウィンに飾りたいリースの選び方とは?タイプ別にご紹介

PICK UP

まとめ

リースは簡単にインテリアとして使える上に、年間通して変化を楽しむこともできるアイテムです。今の自分の部屋はちょっと寂しい感じだな…と思う人も、壁に掛けるだけで雰囲気がとても明るくなるのでぜひ試してみて下さい。

リースは部屋の雰囲気に合わせて選べるのはもちろん、手作りすればよりお気に入りのインテリアになります。手軽で簡単、どんな部屋でも飾れるところがリースの大きなメリットです。季節に合ったリースを付け替えながら変化を味わうのも、一つのリースを大切に飾り続けるのも、自分次第。部屋の雰囲気にあわせて、リースにレースやリボンをつけて色の統一感を出してもいいですね。手作りすればよりお気に入りのインテリアになります。

お気に入りのリースをインテリアに取り入れて、花やグリーンのある癒しの空間づくりを楽しんで下さいね。

この記事のまとめ

  • リースは掛けて飾るだけでOKだから簡単におしゃれインテリアになる
  • ドライフラワーやプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーを使ったリースならお世話をする自信がない方でも飾れる
  • 自分好みの手作りリースを作って飾れば、癒しアイテムとして飾ることができる

記事の監修

齋藤 由理佳

インテリアコーディネーター ・DIYアドバイザー・整理収納アドバイザー

DIYを取り入れたインテリアコーディネートや収納、雑貨アレンジを得意としてます。

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