花と共に過ごそう!プリザーブドフラワーを使ったインテリアで癒しのある暮らしを楽しもう
花は、人の心を癒す効果があります。ただ、生花はお手入れが必要だし、花粉など衛生面の理由から生活に取り入れることが難しい人もいます。
そこで、お手入れが不要で、見た目は生花のよう、もしくはそれ以上の効果も持つプリザーブドフラワーをインテリアとして取り入れるのはいかがでしょうか。
プリザーブドフラワーは、生花から作られた日持ちのするお花のことです。生花から色素を抜き、特殊な染料を吸わせることで、さらに色鮮やかな美しさと風合いを長く楽しめます。最近では、カラーバリエーションも多く、また水やりが不要なため、インテリアとしての需要が高まっているお花の1つです。
今回は、プリザーブドフラワーをインテリアに取り入れるコツやプリザーブドフラワーの癒し効果についてご説明します。
- プリザーブドフラワーに興味がある方
- 気軽にお花を生活に取り入れたい方
- インテリアにプリザーブドフラワーを取り入れたい方
目次
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーは、生花の花の部分のみが使用されており、特殊加工により日持ちがするお花に生まれ変わります。茎の部分には、ワイヤーが使用されており、このワイヤーによって様々なアレンジメントが可能です。
アレンジメントはその美しさから存在感があり、特別なお手入れも必要ありません。色味も自然な形で加えているので、極めて生花に近いプリザーブドフラワー。見た目の美しさを活かしつつ、インテリアに取り入れることができ、お手入れが要らないことが最大の魅力です。
プリザーブドフラワーをインテリアに取り入れる
プリザーブドフラワーの最大の魅力は、極めて生花に近い状態であること、そのみずみずしさにあります。
手触りも柔らかく、香りはありませんが、見た目は今にも香りがしそうなほど上品な繊細さがあります。その繊細さ故に、壊れやすいという一面もありますので、インテリアに取り入れる際には、飾り方を注意し、長く楽しんでもらいたいです。
プリザーブドフラワーを飾るコツ
上記でお話しさせて頂いた通り、プリザーブドフラワーは加工されているとは言え、元々が生花です。アーティフィシャルフラワー(造花)と違って、繊細なため花びらが割れてしまったりするので、扱いには十分注意してください。
- 水やりの必要はありません
- 花びらは切れやすいので注意してください
- お子様やペットが口に入れないように注意してください
- 直射日光、高温多湿、クーラーの風は避けてください。色あせ、花びらの切れなどの原因になります
- 衣類、床、壁などに直接触れると色移りする場合がありますので、注意してください
プリザーブドフラワーは、どうしても手間が掛かっている分、金額が高めになってしまいます。しかし、上記のことに十分注意したら、長い間美しく飾って頂けるので、決して高価なものではなく、繊細な美しさを好む方には、人気が高いのも事実です。
飾る場所や扱いに気を付ければ、3年は変わらず飾れますし、アレンジや色によりますが、それ以上の期間、綺麗に飾っておけるものが多いです。
- リース
- ボックスアレンジメント
- ハーバリウム
- ミニブーケ
- フレームアレンジメント etc
プリザーブドフラワーのおすすめな飾り方
よくプレゼントでもらったりするプリザーブドフラワー。透明セロファンに包まれてラッピングされているもの、アレンジケース(透明のケース)に入っているそのまま部屋に飾っている方いませんか。
埃がつくからなどの理由だとは思うのですが、ここは是非!ラッピングやケースから出して飾ってみてください。本来、生花から出来ているプリザーブドフラワーの魅力はケースの中に閉じ込めているのでは、最大限に感じ取れません。
ただし、元々フレームアレンジになっているものは別です。そのフレーム込みで、デザインされていますから。
映える!インテリアフラワーのポイントとは
インテアリアとして、プリザーブドフラワーを選ぶ際に、重要なのはやはり「カラー(色)」ではないでしょうか。部屋に合うようなカラーを選ぶと、グンとお洒落な部屋になり、さらにプリザーブドフラワーを楽しめると思います。
同系色を選ぶと、統一感は出ますが、馴染みすぎてインパクトがないかも知れません。そういった場合は、敢えて対照的なものを選び、際立たせるのも良いですね。プリザーブドフラワーは、インテリアの差し色として考えると、とても素敵な存在感を出せるアイテムです。モノトーンやシックな色のお部屋こそ、プリザーブドフラワーが際立ち、印象がガラリと変わります。
また、ナチュラルテイストのお部屋には、パステルカラーのプリザーブドフラワーを飾ることによって、可愛らしさを取り入れることが出来、柔らかい空間を作れます。
このように、プリザーブドフラワーを選ぶ際には、見た目からの癒やしに加え、カラー(色)が持つパワーも効果的に取り入れてみるのもおすすめです。生花のような香りはありませんが、視覚からの癒しを取り入れることで、リラックスできる空間作りができます。
例えば、赤をメインに使ったプリザーブドフラワーを飾ることで、情熱や活気・エネルギーを刺激し、やる気を起こしてくれます。また、青をメインに使ったプリザーブドフラワーを飾れば、青色は高ぶった神経を抑えてくれる効果があり、冷静な判断が必要とされる場所に青のプリザーブドフラワーを飾って心を落ち着かせるのも良いですね。
- ピンク … リラックス・優しい気持ちになれる
- 赤 … エネルギー・パワーを与えてくれる
- 青 … 心を落ち着かれてくれる
- 白 … 気を静めてくれる
- オレンジ … 見る人を元気にしてくれるビタミンカラー
- 黄色 … 人の気持ちを前向きにしてくれる
- 紫 … カリカリした気持ちを静めてくれる
繊細な魅力を楽しもう
花の中でも希少価値が高いプリザーブドフラワー。繊細な花びら1枚1枚眺めているだけでも癒やされるのではないでしょうか。大切に扱うことで長持ちする、その繊細な魅力をぜひ楽しんでください。特別な手入れをしなくても、大切に飾ってもらうことで、綺麗なままをキープできます。
また、飾っておくだけでなく、時には手に取って優しく触れてみてください。「フラワーセラピー」があるように、心身のバランスを整え、人の心を和ませるパワーがあります。本物の花から作られた枯れない不思議なプリザーブドフラワーを取り入れることで、日々の生活をますます豊かに過ごしていただきたいです。
贈り物としてもおすすめなプリザーブドフラワー
生花のように可憐で美しく、しかし生花のように毎日水替えや花瓶の管理などの手間が要らず、さらに枯れないプリザーブドフラワー。贈り物としても気軽にでき、喜んでもらえます。大切な方へのプレゼントや母の日・敬老の日など記念のギフトにプリザーブドフラワーを選んでみてはいかがでしょうか。
また、近年人気が高い仏花。暑い時期のお仏壇へのお花に悩まされることがなく、このコロナ禍でさらに。帰省できない実家などへ贈る方が増えているんですよ。
まとめ
プリザーブドフラワーを使ったインテリアの楽しみ方や花の色の癒し効果について、お伝えしてきました。生花から作られているのに、手入れが要らず長持ちするプリザーブドフラワーは、上手にインテリアに取り入れることで、いつも側で癒やしてくれるでしょう。
このようなプリザーブドフラワーの魅力を活かして、ぜひ癒しの空間を楽しんでください。
- プリザーブドフラワーは生花と同じような癒し効果がある
- プリザーブドフラワーは手間いらずで、インテリアアイテムに最適
- プリザーブドフラワーは、高価だが長期間美しさを保ちつつ飾ることができる