リビングをおしゃれにしてくれる観葉植物7選!飾る際のポイントもご紹介
記事の監修

古川 まさ美
インテリアコーディネーター
プラン数1200件以上の豊富な実績で、インテリアのお悩みやお好みを引き出すコンサルティングが好評。あなたが主役になる住空間をつくる、リノベーションのプラン、内装コーディネートが得意。
令和4年度 キッチン空間アイデアコンテスト入賞。
暮らしの中にグリーンを取り入れたいという時におすすめなのが観葉植物。「植物のある暮らし」に憧れているという方も多いことでしょう。癒しの効果もあるといわれる観葉植物をお部屋に取り入れるだけで、リラックスできる空間を作り出すことができますよ。種類も豊富なので、きっと自分好みのグリーンを見つけることができるでしょう。
そこで今回は、リビングをおしゃれにしてくれる観葉植物についてご紹介します。おすすめの種類や、リビングに飾る際に確認しておきたいポイントについて詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 観葉植物が好きな方
- 観葉植物をリビングに飾りたい方
- 観葉植物の育て方や種類についての知識を深めたい方
目次
観葉植物の魅力
観葉植物は、部屋に飾るだけで癒しを与えてくれる存在として注目を集めています。種類も豊富で、様々なインテリア空間に飾ることができるのも魅力の一つ。存在感のある観葉植物は、飾るだけで空間をワンランクアップさせてくれます。毎日過ごすリビングに観葉植物があるだけで、ふと気持ちが和らぎ癒される空間になりますよ。
水やりなど観葉植物のお世話をする時間も、きっと素敵なひとときになることでしょう。一見、育てるのが難しく感じる方もいるかもしれませんが、日に当ててあげるなど基本的な管理方法さえ覚えておけば、どなたでも気軽に育てることができますよ。
リビングにおすすめな観葉植物
まずは、リビングに飾るのにおすすめしたい観葉植物をご紹介しましょう。最近では花屋さんだけでなく、インテリアショップなど様々なお店で観葉植物を取り扱っています。また、実店舗に限らずネットショップで購入することも可能です。サイズの大きな観葉植物を飾りたいけど持ち帰るのが大変…という場合も、配送してもらえるので安心です。ネットショップなども上手に使い、自分好みの観葉植物を探してみてくださいね。
パキラ
手を大きく広げたような葉っぱが特徴のパキラ。別名「発財樹(money tree)」とも呼ばれ、風水では金運アップの効果も期待できる植物だといわれています。ずっしりとした株を持ち、生命力がとても強く、育てやすい観葉植物としても有名ですよ。初めて観葉植物を育てるという方でも安心して飾ることができます。
管理方法もシンプルで、一年を通して日当たりの良い場所に飾ってあげると、新芽が大きく生長します。パキラを大きく育てたい場合には、とくに気温の高い日中に日光浴させてあげるのがポイントです。水やりは、春夏は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、秋冬は控えめに、週に1回程度を目安にするのがよいでしょう。水を与えすぎると根腐れの原因となってしまうため、土の表面が乾いてから水を与えることを心がけてくださいね。
霧吹きなどで葉っぱに水をかけてあげることで、害虫予防やほこりを取り除くことができ、パキラを美しい状態で保つことができます。
ウンベラータ
大きなハートのような形をした葉っぱが特徴のウンベラータは、ゴムの木の仲間でもあります。丸みを帯びた葉っぱが可愛らしくリラックス感も与えてくれるので、家族みんなが集うリビングに飾るのにぴったりですよ。
ウンベラータは日光を好む観葉植物ですが、一枚一枚の葉っぱが薄いため、強い日差しはあまり得意ではありません。カーテン越しの柔らかな光を当ててあげるのがよいでしょう。日光浴のために窓際に移動させる場合には、葉焼けにも注意してくださいね。水やりに関してはパキラと同様に、春夏は土の表面が乾いたら行い、秋冬の時期は週1回程度に減らすようにしましょう。
ポジティブな意味のものが多く見た目も可愛らしい観葉植物なので、新築祝いなどの贈り物にも最適です。
モンステラ
切り込みの入った大きな葉っぱと流線型の幹が特徴的なモンステラ。ナチュラルテイストやリゾート感を演出したいリビングなどと相性のよい観葉植物です。大きなサイズのものだけでなく、ヒメモンステラのような小さなサイズもあり、リビングのほかトイレや洗面所などに飾るのもおすすめです。
モンステラは乾燥に強い植物ではありますが、水分を好みます。水やりは春夏は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。特に夏場は毎日行うのがおすすめです。冬場は乾燥気味に育てるのがよいため、土の表面が乾いて2~3日してから水やりをしましょう。
株分けや挿し木で増やす場合にも、土ではなく水差しで行うこともできます。
水耕栽培を行う場合は、植え替え時期と同じく生長期である5月から8月頃に行うのがよいでしょう。
サンスベリア
細長く、先の尖った葉っぱが特徴的なサンスベリア。真っ直ぐに上に伸びていく葉姿は、スタイリッシュなリビング空間や、モダンなリビング空間にぴったり。また、サンスベリアは乾燥に強く、葉っぱに厚みがあり丈夫なため、管理がしやすいという面からもインテリアグリーンとしておすすめの観葉植物ですよ。
葉っぱが上に伸びるため、周囲に広がらないという点もリビングに飾る観葉植物としての重要なポイントの一つ。他のインテリアを邪魔することなく部屋に飾ることができますよ。スッキリとしたカッコイイ観葉植物をお探しの方におすすめです。
生長期となる5月から9月頃までは、鉢の底から水が滴るくらい水やりを行うようにしましょう。
サンスベリアは耐寒性が低いため、秋頃からは週に1回程度と水やりは控えめにします。冬眠状態となる冬には水やりは一切行わず、暖かくなる4月頃から徐々に再開させましょう。
ユッカ
葉先がシャープで真っ直ぐ上に伸びていくのが特徴のユッカ。スタイリッシュな見た目はインテリア映えもするので、リビングに飾るのに人気な観葉植物です。ユッカは生命力が旺盛です。次々と新芽が芽吹く姿が、成長期の青年のように見えることから「青年の木」とも呼ばれています。風水では「仕事運」や「金運」アップに効くともいわれ、男性への贈り物や、開業祝いなどにもおすすめです。
ユッカは中央アメリカが原産で、寒暖差がある乾燥地帯で育っていた丈夫な植物。こまめにお手入れをしなくても枯れにくいため、忙しくてなかなか植物のお世話ができない…という方でも安心して育てることができる植物といえます。
春から秋頃までは直射日光の当たらない、カーテン越しの柔らかな光が当たる場所などに飾るのがよいでしょう。ユッカは耐陰性が低いため、たまにベランダなど外に出してあげるのが元気に育てるためのポイント。しかし、寒さに弱い植物のため、気温が低くなる冬は外には出さず室内で育てるようにしましょう。
乾燥気味に育てる冬場でも葉水を行い、葉っぱに潤いを与えてあげましょう。
ドラセナ
細長く針のような葉っぱと、クネクネと曲がった茎が特徴的なドラセナ。シャープな見た目が印象的で、リビングのシンボルツリーとして選ぶ方も多い観葉植物の一つです。上に向かって伸びていくため狭い空間でも飾りやすく、レイアウトしやすい植物でもあります。インテリア性も高く、おしゃれな方も満足感を得やすいですよ。
葉っぱが細く繊細なため、育てるのが難しい植物にも見えます。ですが、幹はしっかりとしていて耐陰性があり乾燥にも強いため、初心者の方でも比較的育てやすい観葉植物といえるでしょう。
また、寒さにも弱い植物のため、冬場は窓際から離れた明るい場所に飾り、最低10℃以上をキープして育てることがポイントです。
エバーフレッシュ
優雅な雰囲気で清涼感も感じさせてくれるエバーフレッシュ。明るいグリーンの葉っぱが涼しげでさわやかな印象で、リビングに飾る観葉植物としてもぴったりですよ。主張しすぎず素朴さや柔らかさが感じられる観葉植物なので、どんなテイストのリビング空間にもマッチします。
エバーフレッシュは、環境に順応する力がとても高いため、飾る場所を固定して育ててあげるのがポイント。飾る場所を色々変えてしまうと、環境に馴染めずストレスとなり、枯れてしまう原因にもなってしまいます。また、直射日光の当たる場所に飾るのは葉焼けの原因となるため避けましょう。冬の寒さにも弱いため、一年を通して室内で育ててあげてくださいね。
春夏の生長期には、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えましょう。秋冬の休眠期には水やりの頻度を少なくし、土の表面が乾いて2~3日してから水を与えるようにしましょう。
睡眠運動とは、日中は葉っぱが開き、夜暗くなるにつれて葉っぱが閉じていくというものです。諸説ありますが、水分の蒸発を防ぐための活動だといわれています。
エバーフレッシュ特有の性質で、植物が「生き物」であることを実感することができる特徴ともいえます。
リビングに観葉植物を飾る際のポイントは?
ここからは、リビングに観葉植物を飾る際の注意しておきたいポイントについてお伝えします。
観葉植物やアートなどは、お部屋に入った時に視線の対角線上に配置するとお部屋全体の印象が良くなります。また、ご自分が座った時にどのように観葉植物が視界に入るかも考慮しながら、以下のポイントを踏まえて、配置してみましょう。
リビングに限らず、観葉植物を室内に飾る際には、これからお伝えすることを覚えておくと便利です。どの場所にどんな風に観葉植物を飾るべきか、自ずとわかるようになりますよ。
①動線を考える
リビングに観葉植物を飾る場合、動線を邪魔しない場所を選ぶことが大切です。リビングは、キッチンやダイニングなど他の空間とのつながりが強い場所でもあります。家族がよく行き交う場所や通路に観葉植物を飾ると邪魔になってしまうことも。動線とぶつからないようイメージしながら、観賞植物を飾る場所を検討してみましょう。
観葉植物を飾りたい場所にお試しで設置してみると、生活しづらくないかがよくわかります。実際に飾ってみて、観葉植物の周りを歩いたり離れた場所から眺めたりしながら見え方を比較してみると、ベストポジションが見つけやすくなりますよ。
②設置スペース
観葉植物の設置スペースをしっかりと確保しておくことも大切です。特にサイズの大きな観葉植物を飾る際には、生長してさらに大きくなった時のことも考えておくのがよいでしょう。観葉植物は家具と違って生長します。想像以上に葉っぱが大きくなったり背が高くなりすぎたりして、生活がしにくくなってしまうことも。定期的に剪定してあげるなどのお手入れも忘れないようにしましょう。
日々暮らしていく中で、観葉植物の生長も楽しむことができますよ。
③観葉植物のサイズ
観葉植物というと、サイズの大きなものを想像することが多いのではないでしょうか。シンボルツリーになるような大きなサイズのものだけでなく、テーブルや棚上に飾れるような小さなサイズの観葉植物もリビングに飾るのにおすすめです。サイズによってリビングに与えてくれる印象も異なるので、空間に合った観葉植物のサイズも探ってみましょう。
簡易取付式のスポットライトなどを使って、夜は観葉植物に下から照明を当ててあげると、ぐっと雰囲気のあるお部屋になります。
高・中小と高さのバリエーションを付けて飾るのがコツです。
- コーヒーの木・・・艶やかで濃いグリーンの葉っぱがおしゃれな雰囲気を演出
- ペペロミア・・・丸みがあり、色や柄など個性的な見た目が印象的
- アジアンタム・・・ふんわりとした小さな扇形の葉っぱが清涼感を与える
④日当たりや環境のチェック
観葉植物を健康な状態で育てる上で、日光や日当たりなど、部屋の環境を把握しておくことも大切です。せっかく飾った観葉植物も、飾る環境が合っていないと元気がなくなり枯れてしまうこともあります。
多くの観葉植物は日光を好みます。できるだけ日の光が届く場所に飾るなどの配慮は必要です。また、日光だけでなく、エアコンの風の当たり方などにも気を配るとよいでしょう。エアコンの風が直接当たり乾燥しすぎてしまう場合は、場所を移動させる、こまめな葉水などを行うなどの対策も必要です。
⑤インテリアテイストを理解する
インテリアテイストに合った観葉植物を選ぶということも重要です。特に観葉植物はさまざまな種類があります。リビングのインテリアにマッチした観葉植物を選ぶと、よりセンスのよい空間に仕上がるでしょう。
例えば、ナチュラルな空間や北欧インテリアの空間には、丸みのある葉っぱを持った優しい印象の観葉植物がマッチします。モダンなリビング空間であれば、シャープな葉っぱを持つ観葉植物を選ぶのがおすすめです。
- ナチュラル・北欧・シンプルな空間・・・ウンベラータ、モンステラ、オリーブ
- モダン・インダストリアルな空間・・・サンスベリア、パキラ、オーガスタ、ユッカ
飾り方やガーデン雑貨で印象を変える
観葉植物の飾り方や鉢などのガーデン雑貨の使い方によっても観葉植物の印象を変えることができます。少し変化させるだけでも雰囲気が変わるので、今すでに観葉植物をリビングに飾っているけど、何か物足りない…、もう少し違うイメージにしたいなと感じている方は、飾り方や鉢などのアイテムに注目してみるのもよいでしょう。
置いて飾る
観葉植物の中でも最もオーソドックスな飾り方は、置いて飾る方法ですよね。そのまま床に観葉植物を置くだけでなく、おしゃれなマットやラグをプラスしてみるのもおすすめです。マットを敷くことでゾーンを分けられるだけでなく、床の汚れなどを気にせずに観葉植物を飾ることもできます。
また、スツールやラダーの上に観葉植物を飾ると、高さも出てイメージが変わりますよ。大きなサイズの観葉植物を飾りたいけどなかなかスペースがない、予算が合わない、という時には、スツールなどを使って小さなサイズの観葉植物を大きく見せる工夫をしてみるとよいでしょう。
安定感のあるものや植木鉢が収まるサイズのものを選ぶことが大切です。
ハンギング
小さなサイズの観葉植物を飾るのにおすすめなのがハンギング(吊るす)で飾る方法です。ハンギングすることで目線も上がり、リビングを視覚的に広く見せてくれる効果も期待できます。
プラントハンガーを使うほか、カーテンレールやフックなどを利用して、観葉植物を吊るして楽しんでみましょう。吊るす場合には、プラスチックの鉢など軽いものを利用するのがおすすめです。また、事前に吊るす場所や使用する器具の耐荷重などを確認しておくようにしましょう。
- アイビー
- ポトス
- ペペロミア
- シュガーパイン
鉢や小物にもこだわる
観葉植物だけでなく、植物を植える鉢や器にも注目してみましょう。鉢を変えるだけでも観葉植物の印象は変わります。観葉植物やリビングのインテリアに合わせた鉢選びも、楽しいひとときになることでしょう。また、鉢カバーやポットスタンドなど、観葉植物の魅力をより引き立ててくれるアイテムも最近たくさん出てきています。観葉植物をおしゃれにしてくれるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
自然素材のカゴに植木鉢を入れたり、布でカバーしてみたり、きれいな装丁の本や雑誌をちょっとした台にしてみたりなど、インテリアに合わせた小物を使って、ディスプレイコーナーをオリジナルで作って工夫してみてください。
- 鉢カバー・・・自分で植え替えをするのが苦手という方にもおすすめ。鉢に被せるだけで簡単にイメージチェンジが可能
- ポットスタンド・・・スペースが限られている場所でも、高さを活かして植物を飾ることが可能。掃除がしやすいというメリットも
まとめ
今回は、リビングをおしゃれにしてくれる観葉植物についてご紹介しました。観賞植物は癒しを与えてくれるだけでなく、空間をおしゃれに見せる役割も持っています。種類も豊富なので、リビングのインテリアテイストに合った観葉植物を取り入れてみましょう。大きなサイズのものであればシンボルツリーにもなりますし、小さなサイズのものであれば、サイズ違いで飾る、ハンギングして飾るなど様々な飾り方を楽しむことができますよ。
観葉植物はインテリアと違い、生長します。リビングに取り入れる際には、しっかりと飾る場所の環境を整えてあげることを忘れないようにしましょう。インテリアとの相性を見ながら、リビングに観賞植物を飾っておしゃれな空間を楽しんでくださいね。
- 観葉植物をリビングに飾る際には、動線や設置スペース、植物のサイズ、日当たりなどを事前に考慮しておくことが大切
- リビングに観賞植物を取り入れる際には、インテリアテイストに合った植物を選ぶと、空間にもマッチする
- 観葉植物の飾り方を工夫したり、鉢カバーなどの小物を取り入れたりすると、よりおしゃれに観葉植物を飾ることができる
記事の監修

古川 まさ美
インテリアコーディネーター
プラン数1200件以上の豊富な実績で、インテリアのお悩みやお好みを引き出すコンサルティングが好評。あなたが主役になる住空間をつくる、リノベーションのプラン、内装コーディネートが得意。
令和4年度 キッチン空間アイデアコンテスト入賞。