多肉植物の株を増やしてみよう!おすすめの増やし方3パターン

個性的な見た目で人気の多肉植物。比較的育てやすく、インテリアのアイテムとしても存在感があるので、お部屋やベランダで育てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。お気に入りの植物と過ごす時間は、癒しにもなりますね。

よく生長して植木鉢の中が少し窮屈になってきたら剪定をしますが、そのときに取った葉や茎はそのまま処分するのではなく、株を増やすことに使ってみましょう。多肉植物は葉や茎に栄養分を蓄えているため、他の植物よりも発根しやすく、あまり手間をかけずに新しい株に育てることが可能です。

そこで今回は、多肉植物の増やし方をご紹介します。作業を行うのに向いている時期や株が増えたあとの楽しみ方もお知らせしますので、どうぞ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ

  • 多肉植物の増やし方にはどんなものがあるか興味がある方
  • 比較的簡単に育てられる植物を探している方
  • お部屋に飾るグリーンを手軽に増やしたい方

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目次

多肉植物の特徴

多肉植物の特徴
多肉植物といえば、ぷくぷくとした葉が印象的ですね。たくさんの水分と養分を蓄えているため、ほかの植物とは違って肉厚で、独特の見た目をしています。本来の生息地である砂漠や海岸など乾燥した場所でも育つことができるのは、この特徴のおかげです。

個性的なフォルムに加え、室内でも栽培でき、水やりの回数が少なくて済む点も嬉しいポイント。あまり植物を育てた経験がない方や、留守がちな方にも育てやすいでしょう。また、可愛らしいものから迫力のあるものまで、姿形のバラエティも豊富。サイズや色合いの選択肢も多いので、お気に入りのものを探してみるのも楽しそうです。

多肉植物の花
多肉植物の中には花を咲かせる品種も多いです。
ベルの形、星形、丸い花びら、菊に似た形のものなど、形はさまざま。
色も赤・白・黄色・ピンク・オレンジ・ベージュなど多くの種類があります。

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多肉植物の3つの生育型

多肉植物の3つの生育型
多肉植物にはよく生長する「生育期」と活動がゆっくりになる「休眠期」があり、どの季節が生育期にあたるかで「春秋型」「夏型」「冬型」の3つのタイプに分けられています。生育型に合わせた育て方をしないと枯れてしまうこともあるので、株を購入する際には確認しておきましょう。

どの多肉植物にも共通しているのは、日当たりと風通しのいい場所を好む点です。十分に光が当たらないと細く弱々しい姿になるので、明るい場所を選びましょう。なお直射日光は多肉植物にとっては強すぎるため避けてください。また、なかなか水分が蒸発しないジメジメしたところでは、株が蒸れたり、根腐れを起こしたりする可能性があります。空気が循環しにくい場合は、サーキュレーターなどを活用しましょう。

水やりは、生育期には土が乾いたら植木鉢の下から水が出てくるくらいたっぷりとそれ以外の時期はかなり控えめにしてください。休眠期に頻繁に水を与えると、害になってしまうので注意しましょう。追肥も生育期にだけ行ってください。

ここからは、生育型別の特徴や育て方をご紹介します。代表的な品種も載せていますので、参考になさってください。

春秋型

春秋型
バラのような形に葉が広がっているエケベリアや、短い毛に覆われているものが多いコチレドン、そして透明感のある葉が美しいハオルチアなどが春秋型です。

人気のセダムも春秋型
小さくて繊細な葉の形や鮮やかな色で人気のセダム。日本には30種類ほどあり、万年草やベンケイソウとも呼ばれています。
初夏に黄色い花を咲かせる種も多いです。
寄せ植えやリースのほか、わずかな土でもたくましく育つため、グランドカバーに使われることもあります。

この型の多肉植物は10〜25℃の気温を好み、春と秋によく生長します。夏と冬はそのスピードが遅くなるので、水やりの頻度を下げましょう。夏は月に3~4回、冬は月に1回程度を目安にしてください。品種によっては冬は断水した方がいいものもあります。その場合は、1ヶ月に1~2回葉水をしましょう。霧吹きで葉に水をかけると、埃が取れて見た目がきれいになるだけでなく、害虫防止にもなります。

夏型

夏型
品種によって大きく異なる姿をしているユーフォルビアや、カラフルな花を咲かせるカランコエ、淡い色でふんわりとしたイメージのパキフィツムなどが夏型の多肉植物です。また先端に棘のついたものが多いアガベはテキーラの原料としても有名ですね。サボテンやアロエも夏型です。

縁起のいいカネノナルキ
種類が豊富なクラッスラの中には春秋型のものもありますが、カネノナルキは夏型。
「幸運を招く」という花言葉を持っていますし、風水では金運を上げるといわれていますよ。まさに縁起のいい植物ですね。
環境が整えば、寒い時期に星形の花を咲かせます。

夏型がよく生長するのは、気温が20〜30℃の時期。40℃に近いような高温になる場所に置いておくと弱ってしまいます。また寒い場所も苦手なので、冬は室内に置いて断水しましょう。冷える屋外から暖かい室内に急に移すと、環境に順応できないことがあります。気温の変化が緩やかになるよう、日数をかけて段階的に移動させてください。

冬型

冬型
まるで石のように見えるリトープス、うさぎの耳のような形がかわいらしいモニラリア、三角形の刺々しい葉が印象的なフォーカリアなど、冬型の多肉植物は特徴的な見た目のものが多いようです。

独特の雰囲気を持つ黒法師
冬型の代表格であるアエオニウムには40種類ほどあります。
葉の色は緑のほか赤いものもありますが、中でも個性的なのは黒紫の「黒法師」。茎の先にバラのような形に広がる、光沢のある葉をつけます。根本に近い茎は葉を支えるため硬くなり、やがてひび割れすることも。
特徴的なフォルムで人気を集める品種です。

冬型は気温が5〜20℃の時期、秋から春先にかけてよく生長します。決して寒さに強いわけではなく、気温が0℃近くになったり霜に当たったりすると、場合によっては枯れてしまうこともあります。気温が下がってきたら明るい室内に移動させましょう。

夏は休眠期となるので、6〜8月は水やりを控えてください。日本の蒸し暑い夏は植物にとっては酷な環境なので、涼しい半日陰、または室内で育てましょう。ベランダなどに置く場合は、雨が当たらない場所を選んでください。

多肉植物の株を増やしてみよう!おすすめの増やし方3パターン

見て、育てて、癒される!多肉植物の育て方

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多肉植物の株を増やすのに向いている時期

多肉植物の株を増やすのに向いている時期
多肉植物の株を増やす作業をするには、時期を選ぶことが大事なポイントです。生育期の少し前か、休眠から目覚める時期に行いましょう。これより遅くなると、株が十分に大きくならないまま休眠期に入り、枯れてしまうかもしれません。タイミングを逃した場合は、翌年に行ってください。

剪定をするのも同時期が向いていますので、剪定から一気に行ってしまいましょう。少し窮屈になった株から葉や茎を間引くと、通気性をよくすることができますし、見た目もよくなります。

おすすめの時期

  • 春秋型…2〜4月または9〜10月
  • 夏型…3〜5月
  • 冬型…9〜11月

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増やし方は3つ

増やし方は3つ
多肉植物を増やす方法は、大きく分けて3つあります。葉を土に挿して根を生やす「葉挿し」、切った茎を土に挿して根を出させる「挿し木」、そして子株を親株から取って別に育てる「株分け」です。どれもやり方はそれほど難しくありません。また多肉植物は丈夫なものが多いので、成功しやすいといわれています。挑戦してみてくださいね。

3つの増やし方のうちどの方法が向いているかは、多肉植物の種類によって変わります。また、それぞれの方法を行う上で注意するべき点も載せていますので、参考になさってください。

葉挿し

葉挿し
葉から発根させることで増やす、多肉植物ならではの方法です。葉を土の上に置いておくだけで増やせる、とても簡単な方法のため初心者の方にもおすすめ。既に取れてしまった葉でも、親株からもいだ葉でも可能ですが、途中で切れていると根は出ません。きれいな形のまま取れた葉を使いましょう。

必ず元気な葉を使おう
葉挿しで増やす場合は、途中で切れていない「張りのある元気な葉」を使うのがポイントです。

また、多肉植物は品種によって葉挿しに向くものと向かないものがあります。エケベリアやパキフィツム、セダム、カランコエなど、ベンケイソウ科におすすめの方法です(葉に生長点があるため)。新しい土を入れた鉢に葉を置き、新しい芽が自然と出るまで待ちましょう。発根まで早ければ数日、遅い場合は1〜2ヶ月かかります。基本の手順をご紹介します。

葉挿しの手順

準備するもの

  • 多肉植物の葉
  • スコップ
  • 容器
  • 培養土
  • 植木鉢
  • 鉢底石

  • STEP. 1

    容器に乾いた培養土を入れる

     

    浅い容器に培養土を広げておきましょう。

    湿っていると、あとで乗せる葉が腐ってしまうので、土は乾いた状態にしてください。

  • STEP. 2

    多肉植物から葉を取る

     

    葉を左右に優しく揺らして取ります。

    小さめの葉の方が発根しやすいようです。

  • STEP. 3

    培養土の上に葉を乗せる

     

    土の中に埋めてしまうと根が出にくくなります。

    葉の付け根が土に軽く触れるように置きましょう。

    そのまま明るい場所で、水は与えずに様子を見てください。

  • STEP. 4

    根が出たら土に植える

     

    成功すると子株ができ、発根し、元の葉は枯れます。

    植木鉢に鉢底石と培養土を入れて準備をしておき、子株がしっかりしたら植えつけて水やりをしましょう。

  • STEP. 5

    完成

挿し木

挿し木
茎を切り取り、発根させる方法です。葉挿しよりも早く株を増やすことができます。葉の養分を使って根が出るので、しっかりと葉がついている茎の方がいいでしょう。カランコエ、セダム、コチレドン、アエオニウムなど茎が長い多肉植物が向いています。

挿し木を行うことで、子株を新たに育てられるだけでなく親株の大きさも調整できるのが大きなメリットです。伸び過ぎた部分を丁度いいサイズにカットすることで、親株も美しい見た目にリニューアルできますよ。植え替えから1年以上経ったタイミングや、ひょろひょろと伸び過ぎた場合(徒長)におすすめの方法です。

葉挿しと併せて行うのもおすすめ
挿し木は早く株を増やせる反面、葉挿しに比べると一度に増やせる数が少ないです。
たくさん増やしたい場合は、挿し木でカットしたときに取れた葉を葉挿しにするなど、ふたつの方法を同時に実践するのもいいかもしれません。

親株をカットするので、しばらくの間は切り口が気になるかもしれませんが、脇芽が出ると目立たなくなります。やがて元の姿に戻りますので安心してくださいね。それでは、挿し木の手順を見ていきましょう。

挿し木の手順

準備するもの

  • 多肉植物の茎
  • 清潔なハサミ
  • 底が網状になっている器
  • スコップ
  • 植木鉢
  • 鉢底石
  • 培養土

  • STEP. 1

    茎を切り取る

     

    3〜5㎝の長さで茎を切り取りましょう。

    徒長したものも挿し木できます。

  • STEP. 2

    茎の切り口を乾燥させる

     

    底がメッシュになっている器を逆さにし、切り取った茎を挿します。

    葉が支えになるようなサイズの網目のものを選んでください。

    明るい日陰に置いておきましょう。

  • STEP. 3

    根が出たら土に植える

     

    植木鉢に鉢底石と培養土を入れておきます。

    茎から数本根が出たら、植え付けましょう。

    最初に与える水は少しだけにして、様子を見ながら育ててください。

  • STEP. 4

    完成

株分け

株分け
親株の傍から出てきた子株を取って育てる方法です。あまり小さいと育ちにくいので、ある程度のサイズになってから切り分けましょう。ハオルチア、アガベ、クラッスラ、コノフィツム(メセン類)などで可能です。根の付いた状態で増やす方法のため、失敗が少ない点が大きなメリットといえるでしょう。

確実に増やすためのポイントは、株の分割の仕方。あまり細かく分け過ぎると上記と同様に株が小さくなり育ちにくいため、適度な分量になるように分けましょう。子株に根が付いていない場合も、切り口を下にして乾いた土に置いておけば発根しますよ。根や株に傷んでいる部分があったら、取り除いてから植え付けましょう。

子株ができたとき限定の方法
株分けは他のふたつの方法と比べて、観賞できるサイズの株に早く育てることができます。
ただし、子株ができたときにしか行えないというデメリットも。一度にたくさん増やしたいときは、葉挿しも併せて行うといいかもしれません。

それでは、株分けの手順を見ていきましょう。

株分けの手順

準備するもの

  • 子株がついた多肉植物
  • 清潔なハサミ
  • スコップ
  • 植木鉢
  • 鉢底石
  • 培養土

  • STEP. 1

    多肉植物を鉢から抜き取る

     

    株が傷つかないようにゆっくり外してください。

  • STEP. 2

    親株と子株を分ける

     

    根についた土をほぐして落とし、子株にも根がついている状態で分けます。

    黒くなった根があれば、取り除いておきましょう。

    手で分けにくいときは、ハサミを使ってください。

  • STEP. 3

    新しい鉢に植える

     

    鉢底石と培養土が入った植木鉢に植え付けます。

    1週間ほど経ってから水やりをしてください。

  • STEP. 4

    完成

成功させるポイント

成功させるポイント
どの方法の場合も道具類は清潔にしておきましょう。特に、茎や根を切る際には切り口から雑菌が入る可能性があります。ハサミは消毒しておくと安心です。

また、植え付ける土は、新しくて清潔な培養土を用意してください。古い土には害虫やカビが残っている可能性があります。それに新しい土の方が栄養分が豊富なのでおすすめです。水の管理も重要なポイント。発根に水分は不要です。湿っていると腐ってしまうこともあるので、与えないようにしましょう。根が出るまで、あるいは株が安定して育ち始めるまでは水の管理を徹底してください。

最後に、株を増やすときも多肉植物が育ちやすい環境を整えることは欠かせません。日当たりや風通しのいい場所で管理し、成功しやすい時期を選んで行いましょう。

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水挿しという方法もある

水挿しという方法もある
土を使わずに多肉植物を増やせる、水挿しという方法もあります。多肉植物は乾燥気味の環境を好み過湿は苦手ですが、水に浸けて増やすことも可能です。挿し木の手順と同様に伸び過ぎた部分をカットして挿し穂を作り、切り口を花瓶や空き瓶に入れた水に浸けて置いておきましょう。葉の部分は水に触れないようにするため、水に挿す前に下葉は取り除いておきます。落とした葉は葉挿しに使うこともできますよ。

水替えは毎日!
水挿しを行う場合は、毎日水を替える必要があります。
多肉植物を元気に育てるためにも、衛生的に保つためにも、水替えは欠かさないようにしましょう。

水挿しを始めてしばらく経つと、切り口から根が生えてきます。根が伸びたら土に植え替えましょう。それまでは切り花のように室内で観賞しながら、インテリアグリーンとして楽しむのがおすすめです。

枯れかけた多肉植物を復活させる
水挿しは、増やす方法としてだけでなく、枯れかけた多肉植物に水分補給させる方法としても有効です。
多肉植物は乾燥気味に育てるのが基本ですが、あまりに水やりをしないと水不足になることも。
そんなときは、水挿しで水分を補えば復活できるかもしれません。

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増やした株を使って一工夫

増やした株を使って一工夫
小さな葉や茎から短い根が出たり、子株が生長するのを見るのは嬉しいものです。新たに植え付けてから植木鉢の中で株が順調に育ち始めたら、そのまま育てるのもいいですが、もう一工夫してみませんか。

例えば、同じようなサイズの小さな植木鉢をいくつか並べてディスプレイしてはいかがでしょう。出窓やキッチンカウンターなどに置くと、それだけで可愛らしい空間になります。マクラメハンガーを使って吊るしてみるのも素敵ですね。インテリアに動きが出ますし、ついつい眺めてしまう癒しのインテリアになるかもしれません。

さらに、小さな株を組み合わせて作る人気の寄せ植えや、おしゃれなテラリウムも、おうち時間を楽しくするアイテムです。ここからは、寄せ植えとテラリウムの作り方をそれぞれご紹介しましょう。植物を育てる喜びと、お部屋を飾る楽しさが両方味わえそうですね。

寄せ植えがおすすめ

寄せ植えがおすすめ
多肉植物の寄せ植えの魅力は、ぷっくりとした独特の形の可愛らしさと、柔らかな色合いではないでしょうか。器の中に小さな株が集まっている様子に思わず頬が緩みます。グリーンの株だけを集めるなど同系色で作るのもおしゃれですし、ピンクやオレンジ、黄色、白などカラフルにするのもいいですね。他にもグラデーションにするなど、色の合わせ方だけでも楽しみ方はたくさんあります。

器はシンプルな素焼きの植木鉢のほか、柄が入ったものやカラフルな鉢、ブリキの缶、また木や帆布などで作られた鉢カバーを使うのもおすすめです。植木鉢以外のものを使用する場合は、通気性を高めるため、数カ所穴を開けておきましょう。根腐れを防げますよ。

表面にカラーサンドを入れたり、植木鉢用の小さなピックなどを加えたりするのも面白みがありますね。市販のものとは一味違う、自分好みの寄せ植えができあがるでしょう。水やりは根が安定するまで待った方がいいので、1週間後を目安に行ってください

生育型を統一する
先述のとおり、多肉植物は生育型が分かれています。
ひとつの鉢の中に育て方が違う株が混ざっていると、管理が難しくてうまく生長しないので、生育型は統一しておきましょう。

寄せ植えの作り方

準備するもの

  • 多肉植物
  • スコップ
  • 鉢底石
  • 培養土
  • ピンセット
  • 割り箸などの細い棒

  • STEP. 1

    新しい鉢の準備をする

     

    器に鉢底石を入れ、培養土をいっぱいに入れます。

  • STEP. 2

    株を元の鉢から抜く

     

    ピンセットを使って根が切れないよう優しく土から抜き、根についた土を落とします。

  • STEP. 3

    レイアウトを考える

     

    新しい器の土の上に仮置きして、それぞれの株の位置を決めます。

    成長を見越して、株同士があまりくっつきすぎないようにしましょう。

  • STEP. 4

    植え付ける

     

    細い棒を使って土に小さな穴を開け、株を植えてそっと土を戻します。

  • STEP. 5

    完成

下記の動画では、多肉植物の寄せ植えの作り方をご紹介しています。参考になさってください。

多肉植物の株を増やしてみよう!おすすめの増やし方3パターン

多肉植物の寄せ植えを楽しむ!基本の育て方や作り方をご紹介

おしゃれな寄せ植えアレンジ

おしゃれな寄せ植えアレンジ
寄せ植えは、さまざまなアレンジを楽しむことができる点も魅力の一つです。一般的な鉢やプランターの形状に作ってももちろん素敵ですが、少し変わった形に作ってみるのも楽しいですよ。中でもおすすめなのが、リースのようにリング状に仕上げた寄せ植えアレンジ。多肉植物で作ったリースは、可愛らしい印象で存在感も強いです。

壁掛けも可能
水を加えると固まるタイプの培養土を使って寄せ植えすれば、多肉植物がしっかりと固定されるため、壁や玄関のドアに掛けて飾ることもできます。

リースの他にも、パネルのような作品に仕上げるのもおすすめ。固まる土を使って多肉植物を寄せ植えしたら、アートのように壁に掛けたりして飾りましょう。鉢を置く場所がない場合や、お子さんやペットの手が届かないように管理したい場合にも最適です。

また、先ほども少し触れましたがマクラメハンガーなどを使って寄せ植えにしたものをハンギングする方法もあります。高い場所に吊るす場合は、茎が広がったり下に垂れたりするタイプの多肉植物を選んで寄せ植えすると個性が出やすくなり可愛いですよ。

テラリウムを作ってみよう

テラリウムを作ってみよう
テラリウムは、ガラスの容器の中に植物を植えて育てるものです。植物だけでなく、石や流木、小さなフィギュアなども一緒に配置すると、独自の世界観を作り上げることができます。寄せ植えのようにいくつかの株で作るのもいいですが、1種類だけのものも素敵です。通常の鉢植えとは一味違った魅力があるインテリアのアイテムとして、おしゃれに飾ってみてはいかがでしょう。

通常、テラリウムはガラスの器であればどんなものでも利用できますが、多肉植物は通気性が大事。蓋は使わず、開口部の大きい、浅い器がいいでしょう。水やりは、テラリウムが完成して1週間ほど経ったら行ってください。

水やりの仕方
生育期には週に1度、細いノズルのついた水差しで、少なめの量を株の根本にかけてください。
休眠期は葉水を月に1、2度行いましょう。

テラリウムの作り方

準備するもの

  • 多肉植物
  • スコップ
  • ガラスの器
  • 豆砂利や軽石
  • 培養土
  • ミズゴケ
  • ピンセット
  • 割り箸などの細い棒

  • STEP. 1

    ガラスの器の準備をする

     

    器の底に豆砂利や軽石を入れた後、水で戻してよく絞ったミズゴケを入れます。

    そのうえに培養土を入れましょう。

  • STEP. 2

    株を元の鉢から抜く

     

    ピンセットを使って根が切れないよう優しく土から抜き、根についた土を落とします。

  • STEP. 3

    植え付ける

     

    細い棒を使って土に小さな穴を開け、株を植えてそっと土を戻します。

  • STEP. 4

    飾りつける

     

    流木や小さなフィギュア、貝殻など、好みの小物を加えましょう。

  • STEP. 5

    完成

下記の動画では、大きな水槽を使ったテラリウムの作り方をご紹介しています。参考になさってください。

多肉植物の株を増やしてみよう!おすすめの増やし方3パターン

多肉植物の育て方とは?知っておきたい水やりのタイミングとカビや害虫の対処法

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増やした株を長持ちさせるために

増やした株を長持ちさせるために
多肉植物を増やすことに成功したら、できるだけ長く元気な状態を保ちながら育てましょう。そのためにも、良質な土や温度管理、日当たりなどそれぞれの植物に合った環境を維持するとともに、適切な水やりを行う必要があります。これらの基本的なことに加えて、不具合が起きないような対策を押さえておくことも大切です。

多肉植物は、他の植物と比べて育てやすいものの、病気や害虫の被害がまったくないわけではありません。特に、葉が肉厚なため病斑や虫喰いができたときに目立ちやすくなります。そこでここからは、多肉植物の健康を守るために知っておきたい病害虫対策や肥料の使い方についてご説明します。

病害虫対策

病害虫対策
病害虫が付かないようにするには、日当たり・風通し・適切な湿度をキープすることが最も重要です。その上で、できるだけ毎日多肉植物の状態を観察するようにしましょう。病気や害虫が発生したとしても、早期発見できれば被害を食い止めることができます。また、定期的な消毒も効果的です。

多肉植物に発生しやすい病気や害虫

  • 炭疽病:灰褐色や黒褐色の病斑ができる。春~秋に発生しやすい
  • 灰色カビ病:水のシミのような病斑ができた後、腐敗して灰色のカビに覆われる。春先から梅雨にかけて発生しやすい
  • カイガラムシ:体長1~3mm程度の白い虫で、アブラムシの仲間。栄養を吸い取ってしまう

もし病害虫の被害が出てしまったら、まず傷んだ部分を速やかに取り除きましょう。葉の部分のみなら、他を崩さないように気を付けながら丁寧に摘み取ります。茎までに被害が及んでしまった場合は、その部分をカットすれば元気な部分を挿し木にできます。

肥料は必要?

肥料は必要?
多肉植物を大きく育てたい場合は、肥料の使用が有効です。また、肥料によって多肉植物の色が濃くなるという効果も期待できます。そのような効果を特に求めない場合は、植え替えの後に発根を促すために使用する程度で十分とされています。元肥が配合された土を使えば、新たに肥料を加える必要はありません。多肉植物は他の植物と比べてゆっくり生長し水やりの頻度も低いため、肥料によって大きく影響されることはないのです。

多肉植物にとって重要なのは、肥料よりも土の状態です。特に、増やす際や植え替えで使う土は、栄養のなくなった古いものではなく、新しいものを選ぶようにしましょう。また、元気のない多肉植物を復活させたい場合は、肥料よりも活力剤を使うのがおすすめです。

肥料は与え過ぎに注意
水やりと同様に、施肥も適量・適度なタイミングが重要です。
肥料を与え過ぎると、かえって多肉植物の生長が妨げられてしまいます。
自己判断で過度に使うことは避け、表示に記載されている用量や頻度を守るようにしましょう。

多肉植物の肥料や基本的な育て方に関しては下記の記事でも詳しくご紹介しています。参考になさってください。

多肉植物の株を増やしてみよう!おすすめの増やし方3パターン

多肉植物の水やりのポイントとは?失敗しない育て方のコツもご紹介

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まとめ

独特の見た目で人気のある多肉植物。比較的丈夫で、環境が整えばぐんぐん伸びていきます。よく生長したら、見た目をよくするため、そして蒸れて株が弱るのを防ぐためにも、時期を選んで剪定しましょう。生育期の少し前、あるいは休眠期から覚める頃に行うのがおすすめです。

株を増やしたい場合は、剪定した葉や茎を使って、葉挿し・挿し木・株分けといった増やし方を試してみましょう。明るく風通しのいい場所で様子を見ながら、新しい株として育ち始めるのを待つのも楽しそうです。順調に育ったら、寄せ植えをしたり、テラリウムを作ったりしてはいかがでしょう。ご自分で増やした多肉植物をお部屋の中に飾ると、一層愛着が湧きそうですね。多肉植物を育てるだけでなく、株を増やす楽しみを味わってみませんか。

この記事のまとめ

  • 多肉植物にはそれぞれの特徴に合わせた株の増やし方がある
  • 剪定するときも株を増やすときも、生育型別に向いている時期に行うのが大事
  • 増やした株を使って新しい鉢を作り、多肉植物のあるインテリアを楽しもう

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