エアプランツを育ててみたい!長持ちする育て方のポイントとは

エアプランツという植物を見たことがありますか?名前は知らなかったけれど、見たことはあるという人が多いのではないでしょうか。エアプランツは、植物の中でもちょっと変わった特徴があり、お世話の仕方も他の植物とは違います。そんな不思議な植物・エアプランツについての知識や育て方のポイントを探っていきましょう。

エアプランツとは?

エアプランツは、多年生植物の仲間で原産地は中南米です。パイナップル科チランジア属で、数百種類あると言われています。大きく分けると銀葉種と緑葉種の二種類で、それぞれ見た目も好む環境も異なります。銀葉種は、トリコームという銀色の細かい毛に覆われた葉が特徴的で、乾燥に強いです。いっぽう緑葉種にはトリコームがなく、葉はつやつやとしています。銀葉種とは逆に湿度の高い環境を好みます。これは、銀葉種の原産地が砂漠など乾燥地域で、緑葉種は熱帯雨林が原産地だからです。

銀葉種でよく見られる品種はジュンセアやイオナンタ、緑葉種はトリコロール、ブッツィーなどが有名です。エアプランツは管理がラクで見た目も個性的ということから、インテリアとしてよく使われています。大きな特徴としては、土がなくても育つという点です。

エアプランツにも水やりは必要

土がなくても育つエアプランツですが、だからといって放ったらしにして全くお世話をしなかったら枯れてしまいます。エアプランツにも育て方のポイントがあるのです。先ほどエアプランツは砂漠地域や熱帯地域が原産地とお伝えしました。エアプランツは、基本的に水分を葉から吸収するのですが、熱帯地域では湿度が高いので空気中の水分を十分に吸収して育つことができます。また、砂漠でも日中と夜間の気温差により発生する霧から水分を補給できるので育つのです。

ところが、日本では空気中の水分量の変動が大きいですし、十分とは言えない環境のため、そのまま置いておくだけでは水分が足りなくなってしまいます。エアプランツを日本で育てるためには、水やりは必要ということを押さえておきましょう。

独特の水やりの仕方がポイント

エアプランツを育ててみたい!長持ちする育て方のポイントとは

エアプランツは土に埋まっていないので、他の観葉植物や多肉植物のように土に水を与えることができません。エアプランツの水やりは独特の方法なのです。基本的には「ミスティング」「ソーキング」の二種類の方法があります。

まず、「ミスティング」は、霧吹きを使って行う水やりの方法です。葉全体にいきわたるよう霧吹きするのがポイントで、頻度は週二回ほどです。あまり頻繁に行うと、湿度が高くなりすぎて腐ってしまうので気を付けましょう。また、水やりをする時間は夕方以降にするのが原則です。なぜなら、エアプランツは昼間は気孔が閉じていて水分を吸収できないからです。次に「ソーキング」ですが、こちらはエアプランツを水に浸して4~6時間ほど置いておく水やり方法です。乾燥している時期のみ、月一回ほど行います。終わったら根元の水分が残らないよう逆さにして乾かしましょう。

置き場所や管理のコツ

エアプランツの育て方としては、他にも風通しの良い場所に置く、乾燥させ過ぎない、冷暖房の風を直接当てないようにするなどの配慮が必要です。エアプランツは春と秋が成長期で、夏と冬は成長が滞るため、夏と冬の時期はやや乾燥気味にさせるのもポイントです。

そして、原産地が温かい場所なので、寒すぎる場所は苦手です。年間通して、室内の程よく明るく温かい場所で管理するといいでしょう。直射日光は葉焼けする可能性があるので、気を付けて下さい。また、根元に水が残った状態で放置するのは腐ってしまう原因になるので避けましょう。先ほどご紹介した「ソーキング」も、梅雨など湿度の高い時期は行いません。

育て方で気を付けたいこと

他にも育て方で知っておきたいことが意外とあります。例えば害虫。エアプランツは強いので基本的には虫にやられることはありません。ただ、乾燥した時にハダニなどが発生するケースもあります。そのままにすると枯れてしまいますので、霧吹きで水を吹きかけてハダニの発生を予防するといいでしょう。虫は見つけたら歯ブラシなどでこすり落として下さい。

また、外に出しておくと外にいる虫に葉を食べられることもあります。エアプランツは基本的には室内で管理し、インテリアとして楽しみながら育てるのが賢い育て方です。また、エアプランツは 大きく成長すると花が咲き、その後子株が成長していきます。その子株を取って増やす株分けもできるので、上手に育てられたら挑戦してみてはいかがでしょう。

まとめ

エアプランツの基本情報や育て方のポイントをお伝えしてきました。土はなくても水やりは必要なのですね。やはり生き物ですから、放ったらかしではダメということです。それでも育て方はとてもラクだし簡単なので、植物の扱いになれていない人や忙しくてお世話が難しい人でも、無理なく育てられるのではないでしょうか。

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