花屋をネットで始めよう!ネット開業で花屋になるメリットとは?
花屋を自分で始めたいと思ったときに、選べる店の形態は様々です。花屋というとパッと思い浮かぶのは街や駅ナカの花屋さんなど、実店舗ですよね。でも、花を売るという仕事なら、どんな形態でも花屋です。実店舗のない、ネットショップとして花屋をしている人もたくさんいますよ。そこで、花屋をネット開業するメリットについてご紹介していきます。
店舗の賃料や人件費を節約できる
実店舗は、気軽に立ち寄って花を手に取って選べる良さがありますが、その分お店となる物件を探したり、毎月賃料を払い続けたりしなければなりません。いっぽうネットショップは、どんな場所でも開けます。客のニーズに合わせて花を配送すればいいという仕事なので、自宅でもできてしまいますね。賃料が浮くというのはかなり節約になります。
また、小さなネットショップなら、他のスタッフを雇用する必要もないので、人件費もかかりません。もちろんネット環境を整えたり、HPの作成や宣伝作業などは必要です。さらに売り上げを伸ばすために楽天市場やAmazonなどに出店するとなるとそのぶん費用はかかりますが、賃料や人件費がないことを考えれば、出費は軽く済むでしょう。
注文された分だけ用意するので無駄がない
花屋を続けていくコツは、無駄をなるべく抑えることとも言われています。花は売れ残ると廃棄処分となってしまいますよね。だからと言って、花が全然並んでいないような花屋さんでは買い物する気が起きません。実店舗での花屋は、売上と仕入れのバランスが難しく、うまくいかないと赤字になってしまうことも。
そういった意味では、ネットショップには実物をいくつも用意しておく必要がありません。注文が入ったらその都度仕入れて配送するということができるので、無駄がないのです。たくさんの花を管理する必要がないので、ちょっとした作業台や温度管理のできるスペースさえあれば仕事ができるというのも魅力ですね。
接客がなく時間を有効に使える
ネットショップなので、基本的に客と顔を合わせることがありません。全てネット上のやり取りなので、接客が苦手な人でも開業できますね。また、一日中お店にいる必要もないというのがネットショップのいいところ。時々注文確認やメールチェックをしつつ、空いた時間で他の仕事をすることもできます。
花屋だけで生活を回していくのは難しいということで、フラワーアレンジメント教室などを副業で開いている人も多いですよ。ネット開業なら、そのような教室の仕事をする時間も確保しやすいのでおすすめです。他にも家事を仕事の合間に行ったり、育児しながら仕事をしたりしている人もいます。このように、時間に融通が利くというのがネットショップ経営の大きなメリットと言えるでしょう。
まとめ
ネット開業は、実店舗での花屋と比較すると、自分にもできるかもしれないと思う人も多いのではないでしょうか。ここでご紹介したように、費用の面や時間の面、無駄を防げるということからもメリットが大きいですね。ただ、ネットショップで売り上げを伸ばすのは難しいことでもあります。花屋の仕事に関してはもちろん、ネットショップ経営のノウハウもよく勉強して身につけておくことをおすすめします。