フラワーデザイナーとして独立する際に必要な3つのこと
現在フラワーショップなどで働いているけれどこれからもずっと大好きな花を使った仕事がしたいと考えたとき、フラワーデザイナーとしての独立を検討することがあるでしょう。しかし独立といっても一体何をしたら良いのだろうと迷ってしまうことがあるかもしれません。 今はまだ確実に独立するという意思がなくても、将来のためにフラワーデザイナーとして独立するために必要なことを知っておくとよいでしょう。
まずは経験を積みつつ資格の勉強がおすすめ
フラワーデザイナーとして活躍していくにあたって取得しなければならない資格というものは実は存在していません。しかしフラワーデザイナーとして独立すると決めた以上、自身の売り込みや宣伝などが必要となってくるはずです。例えばフラワーアレンジメントの教室を開こうと思ったとしましょう。そのとき、もし自分が教室に通おうと思ったときにどのような先生に師事したいか考えてみるのです。
有名な資格などを持っているとそれだけ知識や技術があるのだなと認識し、魅力的に感じるはずです。 もちろん資格がなくてもフラワーデザイナーとして働くことは可能です。しかし資格の勉強をすることは花に対する基本知識を得る良い機会となるため、取得しておいて損はないといえるでしょう。 ちなみにフラワーデザイナーに関する資格には国家資格である『フラワー装飾技能検定』やフラワーデザイナー協会が主催する『フラワーデザイナー検定』などがおすすめです。 フラワーショップなどで経験の積みながら、花について以外にも花の仕入れルートなど独立するための知識を増やしておきましょう。
はじめは副業と割り切ることも必要
フラワーデザイナーとして独立したとはいえ、その仕事一本で食べていける人は一握りだと言われています。多くのフラワーデザイナーは花屋を経営したり、フラワーデザインを教える講師だったりと別の仕事をしているのです。始めのうちは副業と割り切ることも必要でしょう。 他の仕事をすることはデメリットだけではありません。
花関係の仕事を選択すればそれだけ花に触れる機会も増えますし、技術を磨く良い場となります。講師の立場であれば教えることでより自分の中の知識を再確認することもできるでしょう。 また別の仕事をすることでいわゆるコネを作ることができる場合もあります。その他の仕事で多くの人とのつながりを持ち、徐々にフラワーデザイナーとしての仕事を増やしていくと良いでしょう。
ホームページなど宣伝をする場所を設ける
フラワーショップや企業に属している際には実務に集中するだけで問題ありませんでしたが、独立するとなると経営や宣伝なども必要となります。 そのため自身のホームページなどを制作し、作品を公開したりお仕事の募集をしたりといったPRを行いましょう。写真や動画などがあればどのようなフラワーデザインをするのか、人となりはどうなのかといったことがひと目で判断できるため、仕事に繋がる可能性もアップするのです。
ホームページの作成は業者に依頼することももちろん良いのですが、自分で行うことで経費を削減することが可能です。最近では優秀なツールなども登場しているため、一度自身で制作してみるのも良いでしょう。SNSなども活用し、積極的に宣伝することを心がけることも必要です。 大手ECサイトなどに登録することも必要ですが、まずは自分のベース基地的なものを作って地盤を整えておきましょう。
まとめ
フラワーデザイナーとして独立することは簡単ですが、そこから食べていけるようになるまでは時間がかかる可能性もあります。 焦らずじっくりと技術や知識を磨き、フラワーデザイナーとして活躍したいものですね。