お祝いのプレゼントにスワッグを!デザインにこだわっておしゃれに贈ろう
記事の監修
「le vent frais」とは、フランス語で「涼やかな風」の意。
忙しない日常にふっと吹き込んだ風のように、お客様が癒され笑顔になれるような作品をお届けしたいと思って名付けました
雑貨メーカーに勤務する傍ら、渋谷のアトリエにて日々作品を制作しています。
壁やドアなどに掛けて部屋をおしゃれに飾るスワッグ。華やかな生花とはまた一味違った魅力があり、人気を集めています。落ち着いた雰囲気でインテリアのアクセントになり、目立ちすぎないので気軽に飾れますね。
そんなスワッグは、実はプレゼントとしてもおすすめ。おしゃれなインテリアが好きな方のお祝いに贈ってみてはいかがでしょう。意外性もあって、きっと喜ばれますよ。そこで今回は、スワッグの魅力をお伝えしながら、プレゼント選びのコツや手作りするときのアイデアをご紹介します。
- 部屋を飾るアイテムに興味がある方
- どんなデザインのスワッグが人気があるのか知りたい方
- 手作りのプレゼントを贈りたい方
目次
スワッグとは
「スワッグ」は壁飾りの総称で、以前は特にクリスマスの時期に飾られていました。ヨーロッパでは常緑樹の枝や実を束ね、「魔除け」あるいは「幸運を呼ぶもの」として室内に飾っていたそうです。今では季節を問わず飾られる、人気のインテリアアイテムとなっています。
使用される花材は、枝物や実物、またドライフラワー、アーティフィシャルフラワーなどさまざま。華やかな飾りというよりは、ナチュラルで素朴な雰囲気、あるいは大人っぽくスタイリッシュな感じが魅力で、おしゃれなカフェや店舗のインテリアにもよく取り入れられています。
ぽろぽろと崩れたり、虫やカビが付着しているのを見つけたら処分しましょう。
アーティフィシャルフラワーであれば、数年持ちます。
人気のデザインをご紹介
スワッグというと花束を逆さにした形の「ブーケ型」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。数本をまとめた軽やかな雰囲気のものやボリュームのあるものなど、いろいろなタイプがあります。また、形もさまざま。中央が一番長く、端に行くほど短くなっているアーモンドのような形のものや、両端も長く長方形に近いもの、またランダムにまとめたタイプもあります。
花材を結わえている部分にも特徴があります。リボンを使うと華やかな雰囲気に、麻紐やラフィアなどの自然素材ならナチュラルに、また革紐などを使うと個性的に仕上がります。柔らかな雰囲気からクールな印象のものまで、実にバリエーション豊かです。
このように、ブーケ型ひとつをとってもいろいろなタイプがありますが、ほかにはどんな形のスワッグがあるでしょうか。いくつかご紹介しましょう。
横に広がるタイプ
花材を左右に伸びるようにまとめ、両端付近に紐などを結びつけて飾るスワッグも人気があります。花を多く使うとエレガントに、枝や葉ものが目立つようにするとシックな印象にできあがります。
花を入れずにグリーン1色で作られたものもスタイリッシュで人気が高いです。
また、同じようなデザインの花束を2つ作り、持ち手の部分を真ん中にして横長のシンメトリーに作ったものは、リボンスワッグと呼ばれます。中央部は持ち手を隠すように大きめのリボンや紫陽花などの大輪の花を付けて、デザインのポイントにすることが多いです。
つなげて飾るガーランド
素朴な感じで飾りたい方におすすめなのは、いくつかの小さなブーケを紐などで繋げたガーランド型。ブーケの数が少なければ可愛らしく、多ければ存在感のあるインテリアになります。
木製の小さな洗濯バサミで留めたり、紐ではなく枝に結びつけたりすると、よりデザイン性が高まりますね。また、ブーケだけでなく、おしゃれな小物やカードなども一緒に吊るすなど、さまざまな楽しみ方ができます。
また、ドライフラワーに好みの香りをつけるアロマスプレーも販売されています。
ボードやフレームを使ったものも
コンパクトにまとめたスワッグを、ウッディなボードやフレームに貼り付けたデザインもあります。余白の部分には飾り文字でメッセージが書かれているものも多いです。ボードに貼られていると飾りやすいですし、立体的なアートとしても目を引きますね。大きなサイズのものは、ウェディングのウェルカムボードとしても使えます。
スワッグに直接埃がつくことがなく、きれいな状態のまま長く飾れます。
スワッグがプレゼントにおすすめな理由
スワッグは「花のプレゼント」として真っ先に思い浮かぶものではないかもしれませんね。ですが、自然と部屋に溶け込む雰囲気が人気のアイテムなので、暮らしの中に気軽に花を取り入れたいと思っている方に贈ると、きっと喜ばれますよ。
ドライフラワーなどの長持ちする素材で作られているため、長い間飾って楽しんでもらえるのもメリットのひとつです。さらに、使われている花材によってさまざまな印象に変わるので、選択肢が豊富。贈る相手のイメージに合うスワッグを見つけやすいでしょう。
また、花は女性に贈る機会の方が多いですが、シックなスワッグなら目先を変えたプレゼントとして男性にも贈れます。雑貨を扱う店や飲食店、美容院などの店舗のインテリアにもぴったりで、開業祝いにもおすすめです。
また、ネットショップでは豊富なバリエーションの中から選べます。購入の際は、サイズや送料、ギフトラッピングしてもらえるかどうかなどを確認しましょう。
手作りのスワッグを贈ろう
スワッグは、フラワーアレンジメントやリースより少ない花材でできますし、作り方も比較的簡単です。受け取られる方の好みの花材を揃えて、心のこもったプレゼントを作ってみてはいかがでしょう。手作りであることを伝えれば、一層喜んでもらえるかもしれませんね。
インターネットでスワッグの画像を検索し、色合いやサイズなど、イメージに近いものを参考にしましょう。
きれいな色の花で作ろう
素朴な雰囲気や落ち着いた色合いのものを目にする機会が多いスワッグですが、色がきれいな花を選んで作るとお祝いの雰囲気が高まります。くすんだ色が魅力のドライフラワーで作る場合も、鮮やかな色が残っているものを加えると華やかさが出ます。また、アーティフィシャルフラワーなら生花より多くのカラーバリエーションの中から選べますよ。
中央に大きな花を1、2輪入れるのも素敵ですし、いろいろな種類の小花を集めて作ると可憐な雰囲気になります。花の色を引き立たせ、ボリュームを出すグリーンの葉にも色の濃淡があります。メインになる花と合わせてみて、よく馴染むものを選びましょう。
また、幅広のリボンを使うと豪華に、細いリボンを2、3本使ってまとめると可愛らしい印象になるでしょう。
季節感のあるスワッグもおすすめ
スワッグをプレゼントする場合は、相手の方の好きな色や好きな花を中心にして作るのもいいですが、季節感が感じられるものもおすすめ。自然と目にする機会が増える色や植物を使うと、気持ちにしっくりくるので喜ばれやすいです。
例えば、春なら桃や桜の枝で作ったスワッグ、夏はすっきりと青と白のストライプのリボンでまとめたもの、枝や実を多く取り入れて秋らしくしたものや、クリスマスプレゼントに松ぼっくりや柊を入れたものを贈るのも素敵ですね。
ハロウィンの時期には小さなかぼちゃや魔女の帽子のピック、冬にはゆきだるま、春には桜の花びらの形のもの、夏は小さな麦わら帽子など、ひとつでも入ると雰囲気が出ます。
おしゃれにラッピング
きれいにできあがったスワッグをプレゼントするときは、特別感を加えられるようにラッピングしましょう。理想的なのは、スワッグの雰囲気に合っていて、より華やかに見えるようなスタイル。生花の花束と同じようにするのではなく、ちょっと外して選ぶのがおすすめです。
例えば、大きくて豪華なリボンではなく、あえてカラーリングされた細い紐を何本か重ねたものにしたり、英字新聞がプリントされた包装紙で包んだりすると、中身との統一感が出ます。アイボリーやベージュなどのライトブラウン系やシックなグリーン系のラッピングペーパーも、ナチュラルな雰囲気でおすすめです。
ラッピングする際は、摩擦が起きやすい素材の包装紙とドライフラワーが直接接触しないようにする方が無難です。また、運んでいる間も、何かとぶつかって先端が折れたりすることがないよう注意しましょう。
まとめ
スワッグをプレゼントされた経験はない方が多いかもしれません。だからこそ、新鮮味のある花ギフトとして印象づけられるでしょう。定番のブーケ型はもちろん、さまざまなデザインのスワッグが販売されています。受け取る方のイメージに合うものを選んで贈ってみてくださいね。
また、作り方がそれほど難しくないのもスワッグのいいところ。受け取る方の好みの雰囲気や季節にぴったりの花材を集めて、手作りするのもおすすめです。お祝いの気持ちを込めて、花選びからラッピングまで楽しんでください。
- スワッグにはさまざまなタイプのものがあるので、受け取る方の好みに合わせて選びやすい
- 比較的簡単に作れるので、手作りのスワッグをプレゼントするのもおすすめ
- 手作りする場合はラッピングまでこだわって、お祝いの気持ちを伝えよう
記事の監修
「le vent frais」とは、フランス語で「涼やかな風」の意。
忙しない日常にふっと吹き込んだ風のように、お客様が癒され笑顔になれるような作品をお届けしたいと思って名付けました
雑貨メーカーに勤務する傍ら、渋谷のアトリエにて日々作品を制作しています。