お祝いに多肉植物をプレゼントしよう!おすすめの選び方とは?
記事の監修
戸林 沙弥香
快適おうち空間アドバイザー さぁやん
一級建築士×宅建士×インテリアコーディネーターの資格と経験を持ち、「おうち=土地+住宅+インテリア」、トータルで快適なおうち空間を創る一児のママ。
ハウスメーカーでの注文戸建住宅のインテリアコーディネート、不動産会社での設計・設計監理等の経験を活かし、「おうちのこと、誰に相談したらいいか分からない」方の相談窓口となり、フラットな第三者目線で多角的な視点からのアドバイス、お客さまと一緒に解決に歩むことを心がけています。
【その他資格】
照明コンサルタント
アロマテラピー1級
FP3級など
インテリアの定番である個性的な姿がユニークな多肉植物。お花に比べると、お祝いなどのプレゼントに選ばれることは少ないかもしれませんね。でも、そんなアイテムだからこそ相手にとっては新鮮に映り、喜ばれるのではないでしょうか。
そこで今回は、多肉植物をお祝いに贈るときの選び方についてご紹介します。喜ばれるようなプレゼント探しの参考にして下さいね。
- 多肉植物の魅力やプレゼントとしておすすめな理由を知りたい方
- お祝いのプレゼントにぴったりな多肉植物を選びたいと思っている方
- 多肉植物の喜ばれる贈り方のコツを知りたい方
目次
飾れる可愛い多肉植物は大人気!おすすめの理由
植物好きな人の中でも、特に多肉植物が好きで育てている、可愛さに魅了されているという声をよく聞きます。多肉植物は非常に種類が多く、原種だけでなく交配(品種をかけ合わすこと)された品種を含めると2万種類以上もあるようです。とても種類の豊富なサボテンも含め、特徴がそれぞれ異なる個性豊かなものばかりです。
そんな多肉植物をインテリアに活用したり、育てて楽しむ人が多いのは、次のような理由が考えられます。
- 種類豊富でユニークな見た目
- お手入れが簡単で育てやすい
- どんな部屋にも合わせやすい
これらの多肉植物のメリットについて、お祝いにおすすめしたいという理由も含め、詳しくご紹介していきます。
種類豊富でユニークな見た目
多肉植物は非常に種類が多いとお伝えしましたが、その種類の違いによって、見た目もかなりバラエティ豊かです。葉がとがったものもあれば、丸いものもあり、グリーンらしい見た目のもの、花のような形状のものなど、多肉植物の世界は非常に趣深く、「こんな形の多肉植物もあるんだ!」と発見することも多いです。
よく見かけられる代表的な多肉植物をご紹介しましょう。
- エケベリア…肉厚な葉が重なり合うさまが、バラや牡丹の花のようで華麗な印象
- カランコエ…月兎耳と呼ばれる品種が代表的。ぷっくりとした葉が広がり可愛らしい印象
- クラッスラ…コンパクトながら肉厚な葉が、タワーのように重なりながら伸びていく姿がユニーク
また、真珠のような粒状の葉が特徴的な「グリーンネックレス」や、足袋のような形状の「コノフィツム」、透き通った葉が宝石に例えられる「ハオルチア」なども人気です。
ご紹介したものの他にも個性的な多肉植物は非常に多く、どの品種もユニークでおすすめですよ。
お手入れが簡単で育てやすい
多肉植物の魅力は、個性豊かなところだけではありません。
素敵な植物をプレゼントされても、お世話が苦手、忙しくて手をかけられないという方もいますよね。せっかく部屋に飾ってもすぐに枯らしてしまうから、植物を育てること自体を諦めてしまっている方も少なくないようです。そのような植物のお手入れに不安のある方にも、多肉植物なら安心ですよ。
多肉植物の原産地は乾燥した地域が多く、過酷な環境でも耐え育つようにできています。葉がぷっくりとしているのは、砂漠などで枯渇してしまわないよう、自分の身体に水分を蓄えているからです。そのため、水やりは、頻繁に行う必要がありません。乾燥気味に育てるのが基本なので、こまめにお手入れをする必要はありません。
休眠期には特に乾燥させますが、普段もハリがなくなってきたら水やりをする程度で十分です。逆に、水やりのしすぎで根腐れしないように気を付けましょう。
どんな部屋にも合わせやすい
多肉植物には様々な色合いがありますが、グリーンがベースとなっているものが多いです。そのため、どんな部屋にもなじむというメリットがあります。
グリーンは周りと調和しやすい色であるとともに、カラーセラピーにおいて人の心を落ち着かせる効果も持つといわれています。観葉植物や多肉植物がインテリアの定番となっているのは、そのような意味も含まれています。
プレゼントする場合も、性別や年齢を限定することなく、どんな相手にも贈りやすいアイテムといえるでしょう。
また、一般的に販売されている多肉植物にはコンパクトなものが多いため、好きな場所にさりげなく飾っておくことができますね。
花が好きな人に贈る場合は、相手の好みの色の花が咲く多肉植物を選ぶというのも素敵ですよ。
お祝いにぴったりな多肉植物とは?
ここからは、お祝いのプレゼントにおすすめな多肉植物の選び方をご紹介していきます。
お祝いのような特別なシーンには、花束やフラワーアレンジメントなどの華やかなフラワーギフトが定番です。そんな中、あえて多肉植物を贈るという場合には、意外性だけでなく喜んでもらえるポイントを押さえておくことが大切です。
小ぶりなサイズのものを、お花や小物に添えてプレゼントするのももちろん素敵です。また、大きめのものを選ぶのもいいでしょう。ですが、バラエティ豊かな多肉植物の中からたった一つだけを選ぶというのは、なかなか大変です。
そこで、多肉植物をアレンジして贈る「寄せ植え」をご提案します。フラワーギフトに負けない華やかさを感じてもらえますよ。
寄せ植えのメリット
多肉植物は、とても種類が豊富ですが、小さな多肉植物をたくさん集めた寄せ植えなら、個性の異なる複数の多肉植物を選ぶことができます。色も形も違う多肉植物がいくつも集まると、ナチュラルなフラワーアレンジメントような印象に仕上げることもできますよ。
寄せ植えなら、そのまま置いて飾っておくだけで特別感のある素敵なインテリアになるでしょう。多肉植物はリーズナブルなものが多いため、大きめの寄せ植えでも予算以内で用意することができます。
見た目が華やかな多肉植物をいくつか選んで、自分で植え替えて手作りの寄せ植えをプレゼントしても素敵ですね。
寄せ植えにする多肉植物を選ぶ際には、生育型の統一と色合わせのバランスを意識すると安心です。
寄せ植えの作り方
多肉植物の寄せ植えは花屋さんでも購入できますが、ご自身で作ってみたいという方は、手作りの寄せ植えギフトに挑戦してみてはいかがでしょう。
ここでは、基本の寄せ植えの作り方をご紹介します。
- 好みの多肉植物苗
- 寄せ植え用の鉢、器
- 培養土(多肉植物、サボテン用)
- 鉢底ネット
- 鉢底用石
- スコップ
- スプーン、ピンセット、はさみ(必要に応じて)
寄せ植えの手順
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STEP. 1
鉢と土、多肉植物の準備
鉢の底にネットを敷き、軽石をまんべんなく置きます。
鉢の1/2~1/3ほどの深さを目安に、土を入れます。
多肉植物をそれぞれ鉢から取り出し、根についている土を落としておきます。
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STEP. 2
多肉植物をレイアウト
土を入れた鉢に多肉植物を仮置きしながら、寄せ植えのレイアウトを決めます。
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STEP. 3
多肉植物を植えて整える
多肉植物をレイアウト通りに植えていきます。後から土を被せるため、浅めに植えます。
小さな多肉植物を植えるなど細かい作業は、ピンセットで行うとスムーズです。
株の根元や隙間などスコップで土を被せにくい部分には、スプーンを使いましょう。
すべての多肉植物が植えられたら、バランスを見て必要なら剪定しながら全体を整えます。
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STEP. 4
完成
そのまま飾れるおしゃれな鉢を選ぼう
多肉植物をお祝いのプレゼントにする場合、選ぶ多肉植物の種類ももちろん大切ですが、鉢選びにもこだわりましょう。特別なプレゼントですので、そのまま飾っておきたくなるおしゃれな鉢や鉢カバーに入れて贈ることをおすすめします。高級感のある陶器や、ブリキや木箱、ガラス製の鉢、籐でできたカゴも素敵ですよ。またハート形の鉢を使って寄せ植えすれば、可愛らしい作品に仕上がります。
同じ多肉植物を使っていても、鉢が違うだけで印象がかなり変わります。どんな多肉植物を選ぶか悩むのと同じように、鉢や器も贈る相手のことを想いながら選べば、きっと喜んでもらえますよ。
まとめ
多肉植物の寄せ植えは、見た目も華やかで可愛らしく、お祝いのプレゼントにも活躍します。もともとプレゼント用に作られた寄せ植えを選んでもいいですし、自分で簡単に手作りすることもできますよ。
今回ご紹介したように、花のような見た目の多肉植物を中心にした寄せ植えを選ぶこと、鉢や器にこだわることを意識しながら、プレゼント選びを楽しんで下さいね。
- 多肉植物はお手入れが簡単でインテリアにもなじみやすいため、プレゼントにぴったり
- お祝いに多肉植物をプレゼントするなら、寄せ植えがおすすめ
- お祝いのプレゼントにふさわしい寄せ植えは手作りも可能!おしゃれな鉢に植えて贈ろう
記事の監修
戸林 沙弥香
快適おうち空間アドバイザー さぁやん
一級建築士×宅建士×インテリアコーディネーターの資格と経験を持ち、「おうち=土地+住宅+インテリア」、トータルで快適なおうち空間を創る一児のママ。
ハウスメーカーでの注文戸建住宅のインテリアコーディネート、不動産会社での設計・設計監理等の経験を活かし、「おうちのこと、誰に相談したらいいか分からない」方の相談窓口となり、フラットな第三者目線で多角的な視点からのアドバイス、お客さまと一緒に解決に歩むことを心がけています。
【その他資格】
照明コンサルタント
アロマテラピー1級
FP3級など