お祝いにはフラワーアレンジメントを贈ろう!バラエティ豊かな花のプレゼント
記事の監修
高校卒業後、お花屋さんで3年間アルバイト、その後にウェディングをメインにしたお花屋さんで勤務し、2017年に独立しました。
beekには「日向ぼっこ」という意味があり、受け取った人も贈った人も暖かい気持ちになれるようなお花づくりを心がけています。
大切な人に贈るプレゼント選びは、楽しい反面迷ってしまうこともありますよね。そんな時におすすめなのがフラワーアレンジメント。特に、誕生日や記念日、結婚などのお祝いのシーンにはおすすめの花ギフトです。
今回では、フラワーアレンジメントが人気を集めている理由を解説するとともに、相手の方により喜んでもらえるような選び方についてご紹介します。
- フラワーアレンジメントをお祝いに贈るメリットを知りたい方
- どんなお花を贈ればいいのか悩んだことがある方
- 手作りのフラワーアレンジメントを贈ってみたい方
目次
華やかなフラワーアレンジメントはお祝いのプレゼントにぴったり
フラワーアレンジメントは、「花のプレゼントといえばこれ」といわれるくらい定番のアイテム。それほど人気がある理由の筆頭には、見た目の美しさが挙げられるでしょう。バラやガーベラなど、一輪でも存在感のある花が何種類も集められ、ひとつにまとまってデザインされているところに華やかさが感じられます。
また、持ち帰りやすいのもポイント。茎が短く切られて器にアレンジされているので、コンパクトにまとまっています。受け取った方がご自宅まで持って帰られる際にかさばらない点で、お相手思いのプレゼントといえるでしょう。
ほかにもお祝いのプレゼントにおすすめしたい理由があります。フラワーアレンジメントの代表的なメリットを見ていきましょう。
さまざまな種類の中から選べる
フラワーアレンジメントは、選択肢が多いことも魅力のひとつです。使われている花はもちろん、花を挿してあるバスケットや陶器などの器によっても雰囲気が変わります。
小さなバスケットを使ったナチュラルな雰囲気のもの、おしゃれな花器を使ったデザイン性の高いもの、あるいはふんだんにお花を使った豪華なものなど、実にさまざま。お祝いの種類や受け取られる方のイメージに合わせて選ぶのも楽しそうですね。
気に入った器は、自分でアレンジメントを作るときに使ってもいいですし、花以外のものを入れて飾ることもできますよ。
そのまま飾れる
フラワーアレンジメントは美しいだけでなく、そのまま置くだけで飾れる点で、受け取った方に優しいアイテムといえます。器の中にセットされた吸水フォームに花を挿して作られているため、花束とは異なり、花瓶を用意したり、水を替えたりする必要がありません。花のお手入れに時間を割けない忙しい方、あるいは花を扱い慣れていない方でも、花のある空間を楽しむことができますね。
そのため、毎日あるいは1日おきに吸水フォームに直接水をかけ、常に湿っている状態にしておく必要があります。
水を注ぐときには、花に水がかからないように気をつけてくださいね。
シーン別おすすめのフラワーアレンジメント
お祝いにもいろいろな種類がありますね。受け取られる状況もそれぞれ異なります。中には配慮が必要なケースもありますので、相手の方の立場で考えて、喜ばれるお花を贈りましょう。ここからは、誕生日、新築・引っ越し祝い、開店・開業祝いの3つのシーンを取り上げ、それぞれにおすすめのフラワーアレンジメントをご紹介していきます。ぜひ参考になさってください。
誕生日
1年に一度の特別な日ですから、受け取る方にぴったりのフラワーアレンジメントを贈りましょう。ふんわりと優しいイメージ、明るく賑やかな雰囲気、都会的で大人っぽい感じなど、その方を表す個性が感じられるものを選ぶと喜ばれるのではないでしょうか。
バスケットなどの器を使ったものも素敵ですが、フラワーケーキもおすすめ。美しい花がホールケーキのように円形にアレンジされていて、とても華やかです。また、紙製の箱に花がいっぱいに敷き詰められたボックスフラワーも依然として人気があります。蓋を開けるときのワクワク感も贈れるのがいいですね。
あまり広く知られているものではないですし、アレンジメントの中に誕生花も入れると、興味を持ってもらえるかもしれません。
新築・引っ越し祝い
新生活をスタートさせた方へのお祝いは、荷物が片付いた頃に贈りましょう。引っ越し後、半月から2ヶ月以内を目安にしてください。フラワーアレンジメントなら、引っ越し荷物の中から花瓶を探す必要がなく気軽に飾れるので、喜ばれるのではないでしょうか。
引っ越し直後は、気忙しくなんとなく気分が落ち着かないもの。気持ちを穏やかにするグリーン系を多めに入れたものがおすすめです。また、オレンジを見ると元気が出てくると感じる人も多いようです。応援の気持ちを込めて、オレンジ色の花を使ってみてはいかがでしょう。
お相手が赤いものを望むなど特別な理由がない限りは、ラッピングのリボンも赤以外のものを選びましょう。
開店・開業祝い
お店や事務所オープンの際には、多くのお花が届けられます。スタンド花や胡蝶蘭の鉢植えも含め、たくさんのお花が並ぶことで開店・開業を宣伝する効果もありますので、明るい色の華やかなアレンジメントを贈りましょう。
ピンクやオレンジなどをメインカラーにしたものが多いですが、インテリアにこだわりのあるおしゃれな場所なら、予めオーナー様に好みの色などを聞いておくのがおすすめ。希望に合ったアレンジメントを贈るのも喜ばれるでしょう。なお、赤は「火事」だけでなく「赤字」も想起させることがあるので、開店・開業祝いの場合も避けた方が無難です。
ただし、当日は来客などで忙しくなることも考えられるので、前日に届くようにするといいでしょう。予め、受け取りの希望日時を聞いておくことをお忘れなく。
お祝いの雰囲気を高めるフラワーアレンジメントを贈ろう
一般的に花ギフトを選ぶ際は、どんなお祝いか、そして受け取られる方の好みや雰囲気を重視します。相手の方が普段身につけているものや会話の内容などをよく思い出して、どんなフラワーアレンジメントにするか決めましょう。
そんなときは、お祝いの内容と金額、お相手の年齢、性別などを生花店で伝えて、おまかせで作ってもらうことをおすすめします。
パステルカラーでふんわりと優しい感じを出したり、深い赤で大人っぽい雰囲気にしたり、あるいはちょっと珍しい花をメインにして個性的にしたりと、さまざまな表現ができます。ただ、お祝いのプレゼントですから、地味にならないように気をつけましょう。明るくても渋くても、華やかになるようにするのがポイントです。
希望に合わせて作ってもらえるオーダーメイド
フラワーアレンジメントは店頭にあるものの中から選んで購入できますが、希望を伝えてオーダーすることも可能です。プレゼントする相手の好きな花だけを集めたり、好きな色で統一したりするのはいかがでしょう。季節の花を集めるのも素敵ですね。オーダーメイドなら他にはないプレゼントを贈ることができます。
お祝いのメッセージを書いたカードや写真、きらきらと華やかなピックを加えたりすると、特別感が高まります。また、別に用意したアクセサリーやワインのプレゼントをフラワーアレンジメントに組み込んだ例もありますよ。工夫次第で一層喜ばれるものになりそうですね。
また、お店によってはストックしている器の種類が少ないケースも考えられます。
そのため、プレゼントすることが決まったら、数日前までに希望を伝えて事前予約しておくのがおすすめ。当日は待たずに受け取ることもできます。
レッスンを受けて自分で作ってみる
自分で作ることに興味がある方は、この機会に挑戦してみませんか?どんな花を使うか、どんな雰囲気にするか、大きさは…等、いろいろと考えるのも楽しいですね。とはいえ、自分で花器や吸水フォーム、花、ラッピング用品まで揃えるのは大変です。手っ取り早く素敵なフラワーアレンジメントを作るには、レッスンを受けることをおすすめします。
ワンデイレッスンやイベントレッスンは、生花店やフラワーアレンジメント教室でよく開催されています。希望の日程で対応してもらえるようであれば、プレゼントを渡す当日または前日にレッスンを受けて作りましょう。実際に作ってみて楽しければ、フラワーアレンジメントがあなたの新しい趣味になるかもしれませんね。
事前にお願いしておけば、ラッピングまで対応してもらえる教室は多いです。予約する際に問い合わせておきましょう。
まとめ
フラワーアレンジメントは見た目の美しさや華やかさに加えて、選択肢が多いことや飾る際に手間がかからないことなど、さまざまな利点があります。受け取られる方のことを思いながら、素敵な一品を選びましょう。
生花店の店頭に並んでいるものをそのままプレゼントすることもできますが、できれば、お相手のイメージに合わせてオーダーしたり、自分で作ったりできるといいですね。お相手の方も、自分のために作られたと感じられれば、喜びも倍増するのではないでしょうか。お祝いの機会には、ぜひフラワーアレンジメントを活用してください。
- フラワーアレンジメントは華やかで手軽に飾れる、お祝いにぴったりのプレゼント
- 配慮が必要な場合もあるので、シーンに合わせてふさわしいものを贈ろう
- オーダーメイドや手作りで、相手の方に喜んでもらえるフラワーアレンジメントを用意しよう
記事の監修
高校卒業後、お花屋さんで3年間アルバイト、その後にウェディングをメインにしたお花屋さんで勤務し、2017年に独立しました。
beekには「日向ぼっこ」という意味があり、受け取った人も贈った人も暖かい気持ちになれるようなお花づくりを心がけています。