母の日にはプリザーブドフラワーを贈ろう!長持ちする花のプレゼント
記事の監修
「アンティーク ローズ」主宰
高級プリザーブドフラワー アーティスト
ブライダルのフラワーデザイナーとして4000組以上の会場装花を行ってきた私が、現在はプリザーブドフラワー専門のデザイナーをしています。
お花のデザインを通して、毎日を彩り、美しさを届けること、笑顔と愛を沢山の人に届けることが、私の使命だと確信しています。
私は、肩書きこそフラワーデザイナーですが、お花のデザインを作ってるのではなく「ありがとう」のきっかけを作っています。お花が導く「ありがとう」の種まきが、今の社会に大切な事だと思っています。
母の日に贈るギフトの中でも人気の「花」。カーネーションの入ったフラワーアレンジメントや花束が多くの人に選ばれています。一方で「生花はすぐに枯れてしまうし、もっと長く楽しめるものを贈りたい…」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでおすすめなのがプリザーブドフラワーです。生花ももちろん素敵ですが、プリザーブドフラワーは長く持つうえに高級感があって、ギフトにぴったりの花なのです。
今回は、母の日のプレゼントにプリザーブドフラワーをおすすめする理由や人気のアイテムをご紹介します。今度の母の日には生花とは一味違うプリザーブドフラワーのギフトを贈りませんか。
- プリザーブドフラワーについて詳しく知りたい方
- 母の日のプレゼントにおすすめのプリザーブドフラワーギフトを知りたい方
- 目新しいプレゼントに興味がある方
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーは生花に特殊加工を施した花です。水分を抜いて色素を入れているため、生花のみずみずしい美しさを保ちつつ、色鮮やかで長持ちするというメリットがあります。花の形も質感も生花と同じ。それでいて水やお手入れが不要で長く飾っておけることから、ギフトとして多くの人に選ばれています。
密閉容器に入れるなどして保管状態がよければ、数年持つ場合もあります。
母の日のギフトとしてプリザーブドフラワーはもはや定番化しています。すぐに弱ったり枯れたりすることがないため、遠くで暮らしているお母さんにも安心して贈れますね。
カラーバリエーションが豊富
プリザーブド加工できるのは、花びらが厚めでばらばらになりにくい花。例えば、バラやカーネーション、マム、ジャスミン、ガーベラ、紫陽花などが向いています。最近は加工の技術が改良され、プリザーブドフラワーにできる花の種類が増えているようです。
また、花の色は使用する染料を加減することによって変えられるので、淡い色から濃い色まで実に多くの選択肢があります。よく目にするピンクや黄色などのほか、茶色や黒など生花にはない色合いの花も作り出すことができる点も、プリザーブドフラワーの魅力のひとつですね。
プリザーブドフラワーが何かに接触することがないよう注意して飾りましょう。
きれいな状態を長く保つために
プリザーブドフラワーはデリケートな花。きれいな状態を長くキープするためには、飾る場所を選ぶ必要があります。特に気をつけたいのは高温多湿となる場所です。湿気により傷みやすくなってしまいますので、脱衣所やキッチンは避けて飾りましょう。
また、直射日光や強いライトの光も劣化を早めます。窓際よりも本棚の中など日陰の方がおすすめです。エアコンの風が当たるところも避けましょう。直接当たると色褪せたり花びらがひび割れたりすることがあります。
ドライヤーの冷風をやさしく当てたり、カメラのレンズの掃除に使うエアブロワーを使ってください。
長く飾ることを重要視したい場合は、ケースに入っている商品を選んではいかがでしょう。お手入れもラクで、花にとっても良好な状態を保てます。
おすすめのプリザーブドフラワーギフト
プリザーブドフラワーは制作に手間がかかっている分、価格はやや高めです。だからこそ、母の日の特別なプレゼントとして奮発してみてはいかがでしょう。
プリザーブドフラワーは小ぶりで繊細な花。その雰囲気を生かした作品は、見た目にも高級感があります。また、かさばらないサイズのものが多く、品よく飾れますよ。
また、ネットショップでも多くの商品を見ることができます。
プリザーブドフラワーで作られた母の日におすすめのアイテムには、たくさんの種類があります。生花のプレゼントとはまた趣の違う花は、お母さんにも新鮮に感じてもらえるのではないでしょうか。
定番のフラワーアレンジメント
母の日の定番のプレゼントでもあるフラワーアレンジメント。プリザーブドフラワーの場合もカーネーションをメインに作られたものが店頭に並び、毎年5月の第2日曜日が近づくと飛ぶように売れています。ほかにもバラやガーベラなど、明るく華やかな花で作られたアレンジメントが人気です。
プリザーブドフラワーはサイズが小さいものが多いため、生花のアレンジメントと同じ大きさにしようとするとかなり高額になります。そこで、ボリュームを出すためによく一緒にアレンジされるのがアーティフィシャルフラワー。高品質のものは生花と見間違うほどよくできているため、プリザーブドフラワーと並べても違和感がありません。
上品でかわいらしい目を引くインテリアになります。
花器に関しては陶器を使用しているものが多いですが、ナチュラル素材のバスケットに入ったものやボックスアレンジなど、タイプもさまざま。フラワーアレンジの色合いも、暖色系や華やかなものだけでなく、青や紫、茶系など、落ち着いた雰囲気のものもあります。
日々使うものを花で飾る
実用的なうえに花のインテリアとして飾ることもできるアイテムは、花が好きなお母さんに喜ばれるプレゼントになるでしょう。花を小物に組み込むことができるのも、プリザーブドフラワーならではのメリットですね。
例えば、フォトフレームや時計など、常に部屋に置いておくものを小さな花で上品に飾りつけた商品はいかがでしょう。手鏡の背面にプリザーブドフラワーをデコレーションしたものもあります。見るだけで気持ちが明るく、楽しくなりそうですね。
また、プリザーブドフラワーの高級感を生かしたプレゼントとしておすすめなのは、ジュエリーボックスです。ガラスで覆われた上段には美しい花があしらわれていて、その下の引き出しにはジュエリーを収納することができるようになっています。
華やかなディスプレイ
透明なオイルの中にカラフルな花が浮かんでいるハーバリウムも、引き続き人気を集めています。サイズも価格も手頃で、いくつか並べて飾ることもできるため、贈りやすいアイテムといえるでしょう。縦に細長い形のものが多いですが、アルファベットの形のボトルや、下からライトで照らすタイプのものも販売されています。商品のバラエティが豊富なので、選ぶのも楽しそうですね。
また、リースも華やかで喜ばれるアイテムの一つ。小さなサイズのものなら、壁やドアに掛けるだけでなく、中にキャンドルを入れてキャンドルスタンドとしても使えます。ティータイムのテーブルに置くと素敵ですよ。
優雅な雰囲気のオルゴールもおすすめです。心地よいメロディを聴きながらプリザーブドフラワーを眺めるのは、お母さんにとって至福の時間になるのではないでしょうか。
ちょっと変わったプレゼントをご紹介
プリザーブドフラワーにプラスアルファの楽しみが加わった商品もあります。
リース制作キット
ナチュラル素材で作られた土台となる小さなリースに、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーのパーツを貼り付けていくキットが販売されています。
同梱の接着剤で花を貼り付けていくだけなので、手順はとてもシンプル。作る楽しさと完成した時の達成感、飾る喜びを感じられるプレゼントです。ほかに花束キットやアレンジメントキットのバージョンもあります。
アクセサリーと一緒にプレゼント
鏡貼りのケースの中にプリザーブドフラワーとアクセサリーを一緒にセットして渡せるアイテムがあります。リングやネックレス、ピアスなどのプレゼントが一層ゴージャスに見えますよ。華やかなものが好きなお母さんにおすすめです。
香りも一緒にプレゼント
プリザーブドフラワーには香りがありません。そこで、香りのある花と一緒にアレンジした商品が販売されています。カーネーションの形に作られたソープフラワーは、その名のとおり石鹸の優しい香りがします。色合いも柔らかな雰囲気のものが多いので、相性がいい組み合わせです。
また、ソラの木の皮から作ったソラフラワーには、好きな香りのアロマオイル(リフレッシャーオイル)を垂らして香りづけすることができます。いい香りのプレゼントがお母さんを癒してくれるのではないでしょうか。
まとめ
プリザーブドフラワーを使った商品にはさまざまなタイプがあります。美しくて長持ちするので、母の日のプレゼントにぴったりです。定番のカーネーションやバラをはじめ、さまざまな花で作られている多くのアイテムの中から選ぶ過程も楽しんでくださいね。
日常使いのものを華やかにしたり、素敵なインテリアアイテムとして飾ったり。プリザーブドフラワーのプレゼントはお母さんを日々笑顔にしてくれるのではないでしょうか。これまでとはちょっと違う花のプレゼントとしてもおすすめです。
- プリザーブドフラワーはきれいなまま長く飾れるので、プレゼントに向いている
- プリザーブドフラワーの特長を生かした商品が多く発売されていて、選択肢が豊富
- プラスアルファの楽しみ方ができるアイテムもおすすめ
記事の監修
「アンティーク ローズ」主宰
高級プリザーブドフラワー アーティスト
ブライダルのフラワーデザイナーとして4000組以上の会場装花を行ってきた私が、現在はプリザーブドフラワー専門のデザイナーをしています。
お花のデザインを通して、毎日を彩り、美しさを届けること、笑顔と愛を沢山の人に届けることが、私の使命だと確信しています。
私は、肩書きこそフラワーデザイナーですが、お花のデザインを作ってるのではなく「ありがとう」のきっかけを作っています。お花が導く「ありがとう」の種まきが、今の社会に大切な事だと思っています。