多肉植物はプレゼントにおすすめ!記念日に贈ると喜ばれる理由とは
ぷっくりとした独特のフォルムが癒し系ともいわれる、バリエーションも豊富な多肉植物。グリーンの中でも特に多肉植物が好きな方も多いのではないでしょうか。 インテリアとしても人気の多肉植物ですが、実は記念日のプレゼントにもぴったりなのです。
記念日にどんなものを贈ればいいか悩んでいる方は、多肉植物を候補に入れてみてはいかがでしょう。今回は、多肉植物が記念日のプレゼントに向いている理由やおすすめの品種などをご紹介していきます。
- 多肉植物は好きだけど、記念日のプレゼントというイメージは今までなかったという方
- 記念日に贈るプレゼント選びに迷っている。育てやすい植物でいいものがないか探している方
- 多肉植物を記念日にプレゼントするメリットやプレゼント向きの品種を知りたい方
目次
多肉植物はお手入れが簡単
多肉植物の大きな特徴でもあるぷっくりとした見た目。多肉植物が独特な肉厚な葉を持つのは、水分をたっぷりと含んでいるからなのです。もともと乾燥した地域で生まれた植物のため、たくましく育つよう自ら水分を蓄えられるようにできているのだとか。そのため、室内で育てる場合も水やりなどのお世話を頻繁に行う必要がありません。
植物をプレゼントすると、その後の管理で負担をかけてしまう点が気になりますよね。特に忙しい人や植物の扱いに慣れていない人には、植物を贈ることは躊躇してしまいます。そのような場合も、管理の簡単な多肉植物なら贈った相手に負担や手間をかけさせる心配もないでしょう。
植物は、枯らさないために水やりをしっかり行わなければならないと思われがち。でも、多肉植物の場合は水やりのし過ぎは逆に枯らしてしまう原因になります。土が乾くまでは水やりは行わず、やや乾燥気味にしておくのが上手に育てるコツなのです。
インテリアにぴったり
見た目の可愛さが魅力の多肉植物は、コンパクトなものが多いですよね。相手にとって飾りやすくインテリアとして扱いやすいところも、プレゼントにぴったりなのです。卓上サイズのものが多く、中には手のひらサイズの多肉植物もあり、種類もとても豊富。基本的にスペースをとらせるようなこともないため、受け取った相手も置き場に困らず好きな場所に飾ることができます。
ここ最近は、できるだけ部屋を広く使いたい、なるべく物を増やしたくないという考えの人も増えています。コンパクトで可愛い多肉植物なら、そのような時代のニーズにもぴったり。お部屋に置いても邪魔にならず、眺めるたびにいつでも記念日を思い返すことができますね。
小さな多肉植物をいくつか並べて飾り、多肉植物コーナーを作っても素敵です。植物好きな相手には、小さな多肉植物をセットにして贈ってはいかがでしょう。後ほどご紹介しますが、品種によって見た目もかなり異なりますので、違ったタイプのものを選んでセットにするのがおすすめです。
種類が豊富!記念日にぴったりな多肉植物とは
多肉植物と言っても種類は実に様々ですので、選ぶのに苦労してしまいそうですよね。また、記念日のプレゼントに多肉植物を選ぶというと、ちょっと地味なのでは?と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで、種類豊富な多肉植物の中から記念日のプレゼントにぴったりなものを選ぶコツをお伝えします。
記念日というと、アクセサリーや小物、華やかなフラワーギフトが定番ですので、シンプルに見た目が美しいものを選ぶのがおすすめです。具体的には、形や色がきれいなものや、花が咲くタイプの多肉植物を選ぶといいでしょう。また、個性的でユニークな見た目のものも珍しさを感じられるためプレゼントにぴったりですよ。
- 形や色がきれいなもの
- 花が咲くもの
- ユニークな見た目など珍しいもの
それぞれの選び方について、おすすめな品種も含め詳しく見ていきましょう。
形や色がきれいなもの
多肉植物には様々な形がありますが、どれも肉厚な葉が特徴的。記念日のプレゼントということで形の美しさや色がきれいなものを意識して選ぶといいでしょう。
例えば、ハオルチアという多肉植物。見た目のバリエーションがかなりあるのですが、特におすすめなのがハオルチア・オブツーサという品種です。
まるで宝石のような透明感のあるみずみずしさがとても神秘的。丸みがあって柔らかく、光を取り込むために葉先が半透明になっており、変わった形状なのが魅力です。見た目がきれいなだけでなく、育て方も比較的簡単ですよ。大きくなりにくいため、コンパクトに保ちたい方に向いているでしょう。
- セダム…花が咲いたような形状で、肉厚で丸みのある葉が可愛らしい印象。黄緑色がとてもきれいです
- グリーンネックレス…小さな球状の葉がネックレスのように垂れ下がっています。吊るして飾るタイプ
- エケベリア…バラのような形状が華やか。フラワーアレンジメントにも使われる、まさに花のような品種です
花が咲くもの
多肉植物の中には、花が咲くタイプのものもあります。多肉植物とは別のものとして分類されているサボテンにも、花が咲く品種はありますよね。赤や黄色などの花が咲いた多肉植物は、癒し系な印象に加え華やかさも感じられますので、記念日のプレゼントにぴったりなのです。
例えば、カランコエは100種類以上も原種のある人気の多肉植物です。寒い時期になると、小さくて鮮やかな色の花が咲きますよ。様々な形をした肉厚な葉が特徴的で、寒さに弱い品種も多いですが、室内に置いておけば大丈夫といわれています。お手入れもとても簡単なので、植物を育て慣れていない相手にプレゼントしても負担をかけてしまう心配はありません。
- グラプトペタルム…春になると、オレンジや黄色の花を咲かせます。ほどよい丸みが特徴的
- ニジノタマ…冬になると葉が赤くなり、春には黄色の花を咲かせます。葉はつやつやとしています
ユニークな見た目など珍しいもの
これは多肉植物なの?という見た目が変わっているユニークなものもあります。珍しいものが好きな相手に贈ると喜ばれるでしょう。
例えば、コノフィツムやリトープス。二つの葉がくっついた形状で群生しているという不思議な多肉植物です。いずれも種類が豊富で葉の色や形は様々です。特徴的なフォルムが夫婦や恋人が寄り添うような姿に見えることから、結婚記念日や交際記念日に選んでもいいかもしれませんね。
美しさか珍しさで選ぶのは究極の選択でもあります。特に珍しさ重視で選ぶのは冒険でもありますので、相手の好みを考慮して選ぶようにして下さいね。
- モニラリア…ウサギの耳のような形状の葉が可愛らしいです。鉢の中でウサギがかくれんぼしているように見えます。
- コチレドン…熊の手や猫の爪に例えられる、ふわっとした動物の手のような形がユニーク
- リプサリス…枝分かれした茎が群集したフォルムは、海藻や珊瑚のようにも見えます。
もらって嬉しい多肉植物!こんなシーンでも
多肉植物はバリエーションが豊富なので、贈る相手に合わせて様々な品種の中から選ぶ楽しさがあります。そして、プレゼントされた人にとっても、多肉植物はお手入れが簡単で長持ちしやすいため、いつまでもそばに置いておけるのが嬉しいですね。
特に、見た目が可愛い多肉植物は、お部屋のインテリアにもぴったり。記念日をいつでも思い出せるアイテムとして部屋にずっと飾っておけるのは素敵なことではないでしょうか。
多肉植物は記念日のプレゼントとしては意外性もあるため、毎年同じようなものを贈ってマンネリ化している方にもおすすめです。また、具体的には次のようなシーンで活躍するでしょう。
- 男性へのプレゼント
- 開業記念や開店記念
この2つのシーンについて、それぞれのメリットや贈り方のポイントをご紹介します。
女性から男性へのプレゼントに
例えば結婚記念日や交際記念日では、男性から女性に花を贈ることは少なくないでしょう。ですが、女性から男性に花を贈るのは珍しいかもしれません。花をもらっても飾り方がわからない、部屋に合わないという男性もいますよね。
そこで、女性から男性に植物のプレゼントをしたいときに多肉植物を選んではいかがでしょう。多肉植物はどんな部屋にも合いますし、管理も簡単なため、花の扱いに慣れていない男性でも無理なく飾ることができますよ。
スタイリッシュな鉢カバーをつけたり、寄せ植えにしたりと、ひと工夫することでより見栄えのするプレゼントになります。育て方を説明した手書きのカードを添えても喜ばれるでしょう。
開業記念や開店記念に
記念日のプレゼントというと、家族や恋人に贈るイメージが強いかもしれませんが、結婚記念や交際記念以外にも、記念日はあります。
特におすすめなのが、友人などの開業記念や開店記念に多肉植物をプレゼントすること。 開業したてのオフィスや店舗には、まだ物があまり多くないはずです。最初はちょっと殺風景な状態かもしれません。
そのような空間に多肉植物が飾られることで空間が明るくなりますし、ずっとインテリアとして残しておくことができますよね。管理が簡単ですので、開業や開店で忙しい時期でも、植物の世話に時間を取られずに済むというメリットもあります。
様々な人が訪れる可能性のあるオフィスやお店には、万人受けしやすいタイプの多肉植物がおすすめです。シンプルな鉢カバーや見た目や形がきれいな、奇抜すぎない多肉植物を選んで贈りましょう。
まとめ
多肉植物は、意外にも様々な記念日のプレゼントに活用できるものということがわかりました。花のプレゼントもいいですが、ちょっと変わったプレゼントとして多肉植物を贈ってみてはいかがでしょう。選ぶのに困ってしまうほど、バリエーションが豊富で見ているだけで飽きませんよ。
ぜひ、様々な多肉植物を見比べてみて、贈る相手にぴったりなものを見つけて下さいね。
- 多肉植物には様々な種類があり、きれいなものや華やかなもの、珍しいものは記念日にもおすすめ
- お手入れや管理が簡単な多肉植物を選べば、相手も無理なく飾ることができる
- 豊富な品種から、相手の好みに合う多肉植物を選ぼう。鉢カバーやカードを添えるとプレゼント感もアップ