結婚祝いにおすすめな花のプレゼントとは?花言葉に注目した選び方
友人や家族、仕事仲間など大切な人への結婚祝い。どんなものを贈ったらいいのか悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。お祝いの気持ちが伝わりやすいプレゼントでもあり、どんな人にも贈りやすくおすすめなのがフラワーギフトです。結婚祝いに喜ばれる花を選ぶには、花言葉を押さえておくと間違いないでしょう。
そこで今回は、結婚祝いにふさわしい花のプレゼントについてご説明します。素敵な花言葉を持つおすすめの花をはじめ、フラワーギフトの選び方や避けた方がいい花、贈り方のポイントについてもお伝えしていきます。結婚祝いに喜ばれるフラワーギフトの選び方の参考になさってくださいね。
- 結婚祝いに花を贈りたいけれど、花言葉に詳しくないから不安…という方
- 相手に喜ばれるようなフラワーアイテムの選び方や贈り方を押さえて結婚祝いをしたいと考えている方
- 結婚を心から祝福する気持ちが伝わるような花を選びたい、選ぶポイントを知りたい方
目次
結婚祝いに喜ばれるフラワーギフト
結婚祝いとして花を贈る人は非常に多いです。そのため、結婚祝いのために制作されたフラワーギフトも豊富に取り扱われています。どんなものを贈ったらいいかわからないという人は、結婚祝い向けに作られたフラワーギフトをチェックしてみて下さい。花束やフラワーアレンジメントなど、生花を使ったものもあれば、ドライフラワーで作られたリースなども人気です。
花のプレゼントは一時的に鑑賞するもので後に残りませんが、それが寂しいという場合はプリザーブドフラワーがおすすめです。サイズもコンパクトなものが多くお手入れが必要ないため、花の扱いに慣れていない人にも負担をかける心配がありません。高級感もあるので結婚祝いにぴったりですね。生花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーという素材に、アイテムも様々なものから選ぶことができます。
通販で取り扱われる花のギフトは、誕生日や結婚祝いなどカテゴリー分けされていることも多いです。目的に合ったものを見つけやすく、一度にいくつもの商品を比較することができますよ。
web上でウインドーショッピングが自由にできますので、気軽に覗いてみてくださいね。
フラワーギフトの種類は非常に豊富ですが、ここでは結婚祝いに贈るものとして特に人気のあるおすすめの2つのアイテムをご紹介します。
バルーンフラワー
フラワーアレンジメントやブーケを透明の風船に閉じ込めたアイテムです。華やかで可愛らしい印象のギフトアイテムで、バルーンの形状や花の色合いによっても多様な雰囲気を作り出すことができます。小さなバルーンやぬいぐるみなどを花と組み合わせて大きなバルーンで包んだタイプなど、凝ったデザインのものも多くて選ぶだけでも楽しいですよ。
結婚祝いということで、お二人の名前や祝福のメッセージを印字できるものもあります。ネットショップでも多く取り扱われていますので、チェックしてみてくださいね。
生花の場合はバルーンを針で割って取り出してから飾るのが一般的。生花以外の場合は、バルーンに入った状態でしばらく楽しめるものも多いです。
フォトフレームアレンジ
結婚祝いのギフトとして昔から人気があるのが、フォトフレームやアルバムです。二人の写真を飾れるお洒落なフォトフレームは、インテリアアイテムとしても喜ばれるでしょう。そこで、フォトフレームとお花を組み合わせたフレームアレンジを贈ってはいかがでしょう。
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーでアレンジしたものなら、長く飾ることができます。フラワーショップや雑貨屋さんでも販売されていますが、材料を揃えれば手作りも可能。土台となるフォトフレーム、好みの花材、接着剤(グルーガンがおすすめ)を用意して、手作りしたフォトフレームをプレゼントしても素敵ですよ。
結婚祝いにおすすめの花と花言葉
見た目が華やかで美しい花はたくさんありますので、結婚祝いに何を選ぶべきかという決まりは特にありません。ただ、結婚のようなお祝い事で花を贈る場合は、二人の新しい人生を祝福するにふさわしい縁起の良いものをプレゼントしたいですよね。
そこで押さえておきたいのが花言葉です。結婚祝いにぴったりな意味の花言葉を持つ花をいくつかご紹介していきます。
バラ
結婚祝いや結婚式にはバラの花がよく用いられています。これは、バラの花が持つ美しさや高貴な雰囲気が結婚祝いにふさわしいということはもちろん、花言葉も結婚祝いに向いているからでしょう。
バラ全般に「愛」や「幸福」という花言葉がありますし、赤いバラには「愛情」「情熱」、ピンクのバラには「上品」「しとやか」、白いバラには「純潔」「深い尊敬」。このような花言葉を持つバラは、非常に縁起の良いプレゼントとなるでしょう。
赤いバラは、恋人に贈る花の定番とされているからです。妙な誤解を与えないためにも、異性の結婚祝いに関しては慎重に選ぶ必要があるでしょう。
ガーベラ
「希望」という意味を持つガーベラも、結婚祝いや結婚式に使われる花の定番です。ポップで可愛らしい印象の花で、色の種類も豊富なのが魅力ですよね。全体的な花言葉に加え、バラと同様に色によって異なる花言葉があるというのも特徴の一つです。
結婚祝いに贈るなら、特に「熱愛」「崇高美」という花言葉を持つピンクや、「愛」「挑戦」などが花言葉の赤色のガーベラがおすすめです。あたたかみのある色合いで、ブーケやアレンジメントの主役にもぴったりですね。
ところが、ガーベラの場合は「究極の愛や美」というように結婚祝いにぴったりな花言葉なのです。黄色い花を結婚祝いに贈りたい!と考えている方は、ガーベラを選ぶと安心ですね。
トルコキキョウ
優雅で上品な雰囲気のトルコキキョウも、フラワーギフトでよく用いられる花の一つです。よく知られる花言葉は「優美」や「すがすがしい美しさ」ですが、結婚祝いにぴったりな「永遠の愛」や「希望」という花言葉もあります。
白いトルコキキョウはウェディングシーンでもブーケなどで見かけられますが、茎が枝分かれしておりいくつもの花を咲かせるためとても豪華な印象。特に花束には欠かせない花としてぜひ押さえておきたいですね。
スターチス
ドライフラワーの花材としても定番のスターチスは、あまり主役になることはありませんが「永遠に変わらない」という花言葉を持つ縁起の良い花として知られています。紫やピンク、黄色など色の種類も豊富なのでフラワーアレンジメントや花束をより華やかに仕上げてくれるでしょう。
生花を使っても素敵ですが、ドライになったものをリースやキャンドルの材料にするのもおすすめ。扱いやすい花のため、ハンドメイドに挑戦しても喜ばれるかもしれませんね。
ブルースター
その名の通り、青い星型の花が可愛らしいブルースターは小ぶりな花ですが存在感がありますよね。フラワーアレンジメントや花束のアクセントとして活躍しています。
ブルースターの花言葉は「信じあう心」や「幸福な愛」です。結婚祝いにももちろんぴったりですし、出産祝いに贈る花としても定番となっています。青や水色のものを取り入れると花嫁さんが幸せになれるという「サムシングブルー」という風習にも合っていますよね。
ローズスターと呼ばれるピンク色や、ホワイトスターと呼ばれる白色の花も可愛いですよ。
デンファレ
ラン科のデンファレは、花束にもよく用いられる花でブライダルの装飾花の定番でもあります。花言葉は「お似合い」ですので、結婚祝いにぴったりですよね。ハワイの花飾り「レイ」やカクテルの飾りにも使われる、可愛らしく華やかなイメージでありながら親しみやすさも持ち合わせる花ですので、フラワーアレンジメントなどにも使いやすいのではないでしょうか。
鉢植えで育てることができますので、切り花としてだけでなく鉢でプレゼントするというのも素敵です。植物を育てるのが好きな方へのギフトにすると喜ばれるでしょう。
胡蝶蘭
デンファレのように鉢植えをプレゼントするなら、胡蝶蘭もおすすめ。開業祝いなどのお祝い事にも定番の花で、とても華やかな印象や高級感があります。蝶のような美しい花姿が特徴的で、そのイメージから「幸せが飛んでくる」という素敵な花言葉がつけられました。
上品でエレガントな花なので、目上の方へのプレゼントにもおすすめです。サイズも豊富なため、お部屋に飾りやすいものを選んで贈りましょう。
特に白い胡蝶蘭は結婚式でも用いられることの多い花ですので、結婚祝いにも贈りやすいですね。
カーネーション
母の日ギフトの定番の花であるカーネーションも、花束やアレンジメントに使われることが多いです。単独で贈ると母の日のプレゼントのような印象を与えてしまうかもしれませんので、異なる種類の花と組み合わせるのがおすすめ。ふわふわとした花びらが入ると、全体的にボリュームも出て華やかになり素敵ですよ。
カーネーションにはさまざまな色や花姿のものがあります。また、花言葉も色によって異なります。下記の色のカーネーションは、結婚祝いにぴったりな花言葉を持つため特におすすめです。
- 白、オレンジ:純粋な愛
- ピンク:熱愛、感謝、あたたかい心
- 青:永遠の幸福
- 緑:癒し、純粋な愛情
チューリップ
春が旬の可愛らしい印象のチューリップは、「博愛」「思いやり」という花言葉を持ちます。この花言葉の由来には諸説ありますが、オランダのチューリップ物語が有名です。
自分が花になり3人に育ててもらうことで、3人ともが幸せになってほしいと考えたのだとか。そして、3人の騎士はそのチューリップを大切に育てたといいます。
このエピソードから、チューリップは男性に愛される女性の象徴とされるようにもなったそうです。可愛らしい印象のチューリップは、ご友人やご家族など、女性への結婚祝いにぴったりですね。結婚祝いに贈るなら、赤(永遠の愛)、ピンク(愛の芽生え)が特におすすめです。後ほどご紹介しますが、チューリップも色によって花言葉が異なり、ネガティブなものもありますので気を付けて選びましょう。
カスミソウ
脇役の印象が強いカスミソウですが、小さくて可愛らしい花でとても人気があります。結婚式のブーケに、カスミソウだけを束ねたものを選ぶ花嫁さんも意外といらっしゃいますよ。もちろん、花束やアレンジメントに加えればメインの花を引き立てる役割も果たしてくれます。
カスミソウの花言葉は、「無邪気」「清らかな心」「幸福」などですので、結婚祝いにもぴったりですね。花嫁さんのベールのような繊細で可憐なイメージもあり、素敵なお花です。このような奥ゆかしさや可憐さを持つ花姿が花言葉の由来といわれています。ほかの花を引き立てることから、「親切」という花言葉も加えられました。また、ピンク色のカスミソウには、「感激」「切なる願い」といった別の花言葉もあるそうですよ。
リースやスワッグ、ハーバリウム、キャンドルなど、さまざまなギフトアイテムに使いやすいのも魅力の一つ。
どんな花とも相性がよく組み合わせを選ばないため、とても使いやすく汎用性の高い花です。
結婚祝いには避けたい花と花言葉
結婚祝いにふさわしい花がたくさんある一方で、避けたい花もあります。ただ美しいからという見た目だけでうっかり選んでしまうと、花言葉に詳しい相手を無意識のうちに傷つけてしまうことになりかねません。花言葉だけで避けるというのは何だか花が可哀想な気もしますが、結婚祝いという大切なシーンではわざわざ選ばなくてもいいのではないでしょうか。
また、花言葉だけでなく花の本数にも配慮が必要です。気持ちよくお祝いするためにも、タブーとされる花の選び方はしっかりと押さえておきましょう。
黄色いバラとカーネーション
先ほどおすすめとご紹介した花のなかでも、黄色いバラとカーネーションに関しては「嫉妬」「愛情の薄らぎ」という花言葉を持つので、結婚祝いにプレゼントするのはおすすめできません。
そのため西洋の文化である花言葉も、自然と黄色の花にはネガティブな意味合いのものがつけられたといわれています。
ただし、花言葉は複数の花と組み合わせることで意味が和らぐといわれています。そのため黄色いバラやカーネーションのみを花束にするといったことは避けるべきですが、数種類の花に混ぜるという使い方なら問題ないでしょう。
縁起の悪い花言葉を持つ花
チューリップは「思いやり」という花言葉を持ち基本的には結婚祝いにおすすめなのですが、黄色は「望みのない恋」、白は「失われた愛」ですので単独で贈るのは避けましょう。
また、アジサイは「心変わり」、クリスマスローズも美しい花ながら「中傷」という花言葉を持つので結婚祝いには不向きですね。これらの花を特別な思いがあって贈りたいという場合は、誤解を与えないよう選んだ理由を伝えるようにしましょう。
亡くなったお母さんに贈る花だったという歴史があるからです。
黄色いバラなどと同様に、ほかの花と組み合わせて華やかに仕上げるようにしましょう。
本数にも配慮を!2と8以外の偶数は避けて
また、花を結婚祝いに贈る場合は本数にも注意が必要です。結婚祝いは基本的に偶数ではなく奇数のものを贈るのがマナーとされています。
ただ、2はペア、8は末広がりという意味があるためよしとされています。花束やフラワーアレンジメントで複数の花を一つにまとめる際は、その本数が2と8以外の偶数にならないよう気を付けましょう。
割り切れる数字は別れを連想させ、縁起が悪いということです。
ご祝儀の相場が3万円と奇数に設定されているのも同じ理由からですね。
花をプレゼントする際の注意点
花は美しく誰もが喜ぶプレゼントと思われがちですが、受け取る相手が誰でも花の扱いに慣れているわけではありません。特に生花を贈る場合は相手の負担にならないようなアイテムを選ぶことをおすすめします。例えばテーブルにそのまま置いて飾れるフラワーアレンジメントや茎を切らずにグラスに生けられるキッチンブーケなどは、相手に手間を与えません。
プリザーブドフラワーならさらに手間がかかりませんが、残るものよりも一時的な鑑賞を楽しめるものを好む相手なら、あえて生花を選ぶのもいいのではないでしょうか。
また、ドライフラワーは結婚祝いには不向きとされることもありますが、親しい友人への手作りリースなどの場合はインテリアとしても使えるとのことで喜ばれやすいです。いずれにしても大き過ぎず小さ過ぎず、インテリアとしてさりげなく存在感のあるプレゼントを贈りましょう。
相手の好みや性格に合わせて選ぼう
手間がかからない、負担を与えないことを配慮することだけでなく、相手の好きな花や喜びそうなアイテムを選ぶことも大切です。例えば花を育てることが好きな人に贈るなら切り花よりも鉢植えの方が喜ばれるかもしれませんよね。
また、物をごちゃごちゃ置きたくないシンプルなインテリアが好きというタイプの人には、コンパクトながらアクセントとなるハーバリウムがおすすめです。相手の性格を考慮して選べばより気持ちが伝わるプレゼントになるでしょう。
喜ばれる贈り方のポイント
素敵なフラワーギフトを選んだら、思いやりを持った贈り方をしたいですね。そのために、ぜひ行いたいのがメッセージカードの添付です。また、結婚祝いを渡すタイミングも重要。喜ばれる贈り方のポイント詳しくを見ていきましょう。
メッセージカードをつける
フラワーギフトをプレゼントする際には、ぜひ手書きのメッセージカードをつけましょう。メッセージがあった方がより気持ちが伝わりますし、喜んでもらえるはずです。
通販を利用して直接配送する場合は手書きは難しいですが、オリジナルの文章を印刷してくれるお店もたくさんあります。個性を出して思いの伝わるメッセージを作成して下さいね。
渡すタイミングに配慮する
花をプレゼントする際は、結婚の報告を受けてすぐに贈ってもいいですし、結婚式が落ち着いてしばらくしてから贈るのもいいでしょう。
ただし、結婚式や披露宴に招待された場合、その会場にフラワーギフトを持参して渡すのは避けましょう。なぜなら結婚式当日は、ただでさえたくさんの荷物を持ち帰らなければならないからです。さらに荷物が増えるとなると、余計に負担を与えてしまいますよね。また、生花のギフトを贈られても、お手入れをする余裕もないことがほとんどです。
別の日に直接会って渡すことができない場合は、自宅に配送する方法がスマートですね。ただし生花の場合は日持ちしないため、事前に相手の都合を確認してから配送日を決めましょう。
ただし、日持ちのしない生花を贈る場合は鮮度を落とさないようにすることが重要です。
新鮮で美しい状態のまま相手に贈れるよう、事前に段取りをしっかりと行い手配しておきましょう。
特に気温の高い季節などは配送サービスを利用するのも一つの方法。相手の自宅に直接鮮度の良い状態で届けてもらえますよ。
まとめ
結婚祝いに向いている花や避けたい花について、花言葉を中心に詳しくお伝えしてきました。花の種類だけでなくギフトアイテムの種類も豊富です。トレンドのバルーンフラワーやフレームアレンジのほかにも、魅力的なアイテムはたくさんあります。結婚祝いには花言葉など配慮が必要ですが、あまり堅苦しく考えず、相手の好みを一番に考えて選ぶといいでしょう。二人の幸せを祝福する気持ちが伝わるような、素敵なギフトに出会えることを願っています。
また、ネガティブな花言葉を持つ花も意外と多いですが、ポジティブな意味の花と組み合わせて華やかに仕上げれば問題ありません。気がかりな場合は、選んだ理由などを一言添えて贈るといいでしょう。一生を誓い合った二人への結婚祝いを贈れるのは、とても貴重なこと。この記事でご紹介してきたような基本的なポイントを押さえつつ、ギフト選びをぜひ楽しんでくださいね。
- 結婚祝いにふさわしい花もあればタブーな花もある。花言葉などは事前に調べて安心して贈れるものを選ぼう
- フラワーギフトの種類は、結婚祝いというだけでなく相手の好みや性格を考慮して選ぶと喜ばれやすい
- 生花は鮮度をキープできる方法で贈ろう!メッセージカードの添付や渡すタイミングの考慮も忘れずに