ガーデニングがもたらす効果とは?覚えておきたい意外な役割
自分の庭で植物や野菜を育てるガーデニングが趣味という人は多いですよね。単純に花が好きとか、植物を育てるのが楽しいから続けている人も、知らず知らずのうちに、ガーデニングによって心も身体も元気になっているのです。園芸療法として認知症やうつ病治療にも注目されているガーデニングの効果について、具体的にご紹介していきます。
目次
太陽の下で身体を動かすから健康的!
まず、ガーデニングは屋外で行うため、日光を浴びますよね。これが身体にいい効果を与えるのです。もちろん紫外線対策は必要ですが、適度に日光を浴びることは、健康を保つために大切なこと。日光によって体内でビタミンDの作成が促され、骨を丈夫にする効果があります。骨粗しょう症などの予防にもなりますね。
また、ガーデニングはそこまで体力を使わないように思われがちですが、意外といい運動になるのです。土をいじる際はしゃがんだ体勢をキープしますよね。これも意外と筋肉を使います。また、重い荷物を運んだりすることもあります。ガーデニングを始めると、水やりや除草など毎日作業が必要になってくるので、継続した運動ができるということ。毎日適度な運動を楽しみながらできるということは、とても健康的ですね。
植物を育てる過程から心が元気に!
ガーデニングのもう一つの大きな効果は、心を元気にすることです。自分の庭を好きなように作り、植物を育てる楽しみが感じられることで、ストレス解消にもつながります。また、花の美しい色や形、香りを楽しむのも癒しになりますね。
土をいじっている時間は、心が穏やかになれるという人もとても多いのです。自分が蒔いた種や植えた苗が育っていく過程に元気づけられるので、自分自身も健康できちんとした暮らしをしようと意識できるようになります。花が咲いたり野菜が実ったりすることは、大きな達成感を生みますね。植物自身の持つ癒し効果や、育てる・お世話をするという行動による充実した気持ちから、心も健康でいられるのです。
エコで節約にもつながる!
夏になると、ゴーヤやアサガオでグリーンカーテンを作っているお家がありますよね。日光を適度に遮断することで、室温を下げる効果があります。グリーンカーテンで涼しくなると、エアコンの設定温度を上げることができ、エコにつながります。また、野菜を自分で育てることも、収穫したての新鮮な野菜をその場で食べられるので、エコなうえ量産できれば金銭的な節約にもなりますね。生ゴミを肥料に加工してガーデニングに利用することで、家庭ゴミを減らすこともできます。
ガーデニングが趣味の人は、休日になると庭いじりに没頭します。土や苗、道具代は必要ですが、趣味としては比較的お金をかけずに楽しめるので、家計にも優しいと言えるでしょう。
まとめ
ガーデニングが人にもたらす大きな効果は、心身ともに健康にしてくれるということ。さらに、お財布にも優しくエコなので、堂々と続けられる趣味ですね。若いときから歳を重ねても楽しめるのも嬉しいポイントです。ここでご紹介した様々なガーデニングの効果を踏まえて、ぜひ庭づくりを楽しみましょう。