リースのプレゼントは記念日にもおすすめ!季節のリースを贈ろう
記事の監修
リースをメインに販売、オーダー製作をしています。
動物が大好きで、動物たちの花冠も製作しています。優しく温かなお花を使い花言葉に想いを込めて心に寄り添ったお花をご提案しています。
リースといえば、クリスマスの飾りをイメージする人が多いのではないでしょうか。もちろんクリスマスにもリースは大活躍ですが、他にも様々なシーンを彩るものとして人気を集めています。そんなリースを大切な人に贈る記念日のプレゼントに選んでみてはいかがでしょう。リースは様々な種類から選ぶことができますし、手作りするのもおすすめ。
そこで今回は、記念日のプレゼントにぴったりなリースの選び方などをご紹介していきます。
- リースはクリスマスにしか飾らない。もっとリースを上手に活用したいと思っている方
- 記念日のプレゼントにふさわしいリースの選び方を知りたいという方
- 手作りのリースに挑戦してみたいけれど作り方がわからない、難しそうと感じている方
目次
飾って楽しめるリースはプレゼントにぴったり
記念日のプレゼントといえば花が定番です。花を贈るとなると、花束やアレンジメントがよく選ばれていますが、リースに加工して贈るのもとても斬新でおしゃれですよ。リースは玄関のドアを始め、壁などに飾って鑑賞することができるのが魅力。様々な花・植物が輪になっている様は見ていて心も和むものですよね。
そして、素材もアレンジも自由自在なのがリースのいいところ。クリスマスシーズンのアイテムというイメージが強いですが、デザインを変えれば一年中飾ることができるのです。季節を選ばず、どんな記念日にもプレゼントできるものと思って、ぜひリースを活用して下さいね。
環状になっているリースは、その途切れのない形が永遠の象徴として昔から親しまれてきました。ヨーロッパでは、魔除けや幸福祈願、豊作祈願などの願いを込めてリースを飾る風習が古くから続いています。そのようなリースの意味を踏まえて、花言葉にも想いを込めてプレゼントするのも素敵ではないでしょうか。
リースがプレゼントにおすすめなのは、見た目のよさだけでなく、飾りやすさと保存性の高さが大きな理由として挙げられます。リースの魅力について、もう少し詳しく見ていきましょう。
飾りやすく長期で楽しめる
リースは、花束のように花瓶に生ける必要もありません。ただ好きな場所に掛けておくだけで飾れるので、花や植物の扱いに慣れていない方でも負担なく扱うことができます。また、一般的にリースは保存性の高い素材で作られることが多いというのが、長持ちする理由です。
もちろん生花を使ってリースを作ることも可能ですが、元々数日間にわたって飾るアイテムであることを踏まえ、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)がリースの素材に選ばれやすいのですね。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、半年から1年ほどゆっくり退色していき、アンティーク感を楽しめ、アーティフィシャルフラワーは、傷みも少なく長く飾れるという点で、これらの花材は生花のように傷むこともありませんし、特別なお手入れも必要ありません。手入れ要らずなうえ長く飾れるという点で、リースがプレゼントに向いているといえるのです。
リースの飾り方は、「掛けて飾る」というのが一般的。置いて飾るタイプのフラワーアイテムはサイズによっては場所を取ってしまいますが、リースなら壁掛けタイプなので飾りやすいのですね。ペットや小さなお子さんがいても飾り場所に困らないというのも大きなメリットではないでしょうか。
リースを見るたびに記念日を思い出せる
大切な人からリースを贈られたら、どこに飾ろうかな…とワクワクしながら考えますよね。そして、リースを見るたびに記念日のことを思い出して幸せな気持ちになれます。プレゼントした側にとっても、相手にいつまでもそんな気持ちになってもらえるのは嬉しいこと。
また、後ほど詳しくご紹介しますがリースは簡単に手作りできます。花束やフラワーアレンジメントなどに比べると、むしろ手作りが主流ともいわれるくらいです。そのため、心のこもった手作りのプレゼントとしてリースを贈ることも可能。世界に一つだけの手作りリースなら、記念日の特別感も一層伝わりそうですよね。
フラワーアイテムを手作りするとなると専門的な知識や技術が必要なのでは…?と思われがちですが、リースなら初心者でも簡単に作れます。相手のために素材を選んで組み合わせていく作業を通して、心を込めたプレゼントに仕上げられるというのも素敵です。
記念日らしさが伝わるリースの選び方
リースをプレゼントする場合、どんなものを選べばいいのか迷ってしまうという方も多いですよね。せっかく記念日のプレゼントに選ぶのですから、何でもいいというわけにはいかないでしょう。そこで、記念日らしさが伝わるようなリースを選ぶためのポイントをお伝えします。喜んでもらうためには、次の2点を押さえておくといいでしょう。
- 相手の好きな色や好きな花、思い出の花などを取り入れて個性を出す
- 季節感を感じられるような旬の花や植物を取り入れる
- 花言葉にも注目
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
相手の好きな色や好きな花、思い出の花などを使ったもの
記念日のプレゼントにするなら、相手の好きな花をメインにしたり好きな色をテーマにしたものを選ぶのがおすすめです。特に好きな花や色がない場合は、相手をイメージして似合うと思うものを選ぶといいでしょう。相手の好きなものやイメージしたもので作られたリースなら、より特別感が出そうですね。
また、記念日の思い出をイメージしたリースを選ぶのも素敵です。例えば一緒に訪れた花畑をイメージしたリースなど、思い出の詰まったリースをプレゼントしてはいかがでしょう。相手の個性や二人の思い出にちなんだリースなら、より記念日らしさが表現されるはずですよ。
例えばパステルカラーでまとめると優しい雰囲気のリースになります。グリーンを多めに使えばナチュラルな雰囲気に。使う花材によって雰囲気がガラッと変わるのもリースの面白いところです。相手のイメージに合わせて色味など意識して選んでみて下さいね。
季節の花や植物を取り入れたもの
季節にちなんだリースなら、見ただけでその季節と一緒に記念日のことをいつでも思い浮かべられますよね。そのため、記念日の季節に合った素材をたっぷり詰め込んだリースをプレゼントするのもおすすめです。バラやガーベラなど一年中販売される花もあれば、チューリップやひまわり、あじさいなどその季節にしかない旬の花もあります。
また、花だけでなく実や葉ものを織り交ぜることもできますよ。春ならパステルカラー、夏は涼しげなブルーやポップな黄色、秋は暖色、冬は白を基調にするなど色で季節感を表現するのもおすすめです。
記念日らしさを出すのには季節感を重視するのがおすすめですが、あまりこだわりすぎるとそのシーズンにしか飾れないリースになるというデメリットもあります。
記念日や記念月、その季節だけ楽しむリースにしても素敵ですが、オールシーズン飾れるリースに、季節やシーンに合わせて取り外しのできるリボンやタッセルなどをつける事で季節感や特別感を演出する事もできます。
気持ちが伝わる!手作りリースに挑戦してみよう
リースは店頭やネットで販売もしていますし、贈りたい方のイメージを伝えてオーダーメイドでプロに依頼することもできますが、花言葉にも想いを込めて、ご自身で製作したものをプレゼントするのも喜ばれるのではないでしょうか?
手作りというとどうしても敷居が高く感じる方もいるかもしれませんが、これから簡単に作れる方法をご紹介していきます。
それは、リースの土台を購入して、好きな花材を挿し込んでいくというもの。簡単な方法を選び材料を揃えれば、初心者でもプレゼントできるようなリースを作ることができますよ。ぜひ手作りリースに挑戦してみましょう。
リースの材料は、手芸ショップで入手可能です。ネットショップで購入すると種類も豊富で便利ですよ。リースの土台とドライフラワーなど好みの花材、グルーガンなどの接着剤が必要です。
初心者でも簡単にできるリースの作り方
弦などで土台の輪を編むのは大変ですが、元々輪ができているところに花や葉・実などを差していく作業なら初心者でもできます。コツは、全体のバランスを見ながら花材を配置していくことです。グルーガン(ホットボンド)を使用すれば接着も簡単ですよ。
簡単なリースの作り方
- リースの土台
- 好みのドライフラワーなどの花材
- グルーガンなどの接着剤
- ハサミ
- ピンセット
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STEP. 1
土台を用意する
花材が挿し込みやすい編み目の細かいものを選ぶのがおすすめです。
たっぷり花を入れたい場合は動画のような太めのリースを選ぶといいでしょう。
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STEP. 2
花材を配置する
花材を使いやすい長さにカットし、土台にバランスよく配置していきます。
最初のうちは同じ種類のものを散りばめるように配置していき、数種類配置してリースが埋まってきたら、すき間を埋めるように様々な花材を挿し込んでいくときれいです。
花材はピンセットでつまみながら挿し込んでいくとスムーズです。
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STEP. 3
グルーガンで接着する
花材の根元の部分をリースにグルーガンで接着していきます。
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STEP. 4
完成
下記の動画は、グルーガンを使用して初心者向けのリースの作り方をご紹介しています。参考にしてみて下さい。
動画ではドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用していますが、扱うのが難しい、プリザーブドフラワーは高価すぎる…と思う方は、アーティフィシャルフラワーを選んでもいいでしょう。リースのテーマを決めてから花材を選ぶようにすると、統一感が出ます。
また、リボンや毛糸、麻紐などでアクセントをつけるのもおすすめですよ。
季節感を楽しめるミモザのリースの作り方
- ミモザ(生花)
- リースの土台
- リースワイヤー
- リネンなどの布
- ハサミ
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STEP. 1
ミモザの花材をカットする
枝分かれしている根本部分をカットします。
長いものは10〜13㎝ほどでカットします。
その時、余分な葉は取り除きます。
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STEP. 2
土台にリースワイヤーを使って花材を巻きつけていく
はじめに、リースワイヤーで壁に引っ掛ける輪っかを作ります。その時、先端を5〜10㎝ほど余分に残しておきましょう。
輪っかを作ったリースワイヤーを土台に巻きつけて、少しずつ位置をずらしながら花材を巻きつけましょう。
正面から見える部分だけでなく、内側・外側にも花材を巻きつけます。
生花を使っているので、乾燥するとスカスカになってくるため、リースワイヤーを2〜3回強く巻きつけます。
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STEP. 3
リボンなどで装飾する
可愛いリネンの布などで巻いても可愛いですね。
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STEP. 4
完成
下記の動画は、花材をカットするところからご紹介しています。ちょっと難易度が上がりますが、花屋で購入した茎の長い花材で作る場合は、こちらも参考にしてみて下さい。
まとめ
リースを記念日にプレゼントするのがおすすめな理由や、手作りのコツについてお伝えしてきました。長く飾っておけるものだから、いつでも記念日を思い出せるのが嬉しいですよね。
クリスマスのリース以外はあまり見たことがないという方も、ぜひ様々な素材を使って作られたリースを見てみて下さい。きっとリースに対するイメージが変わるはずです。大切な人の記念日に、ぜひリースを贈ってみましょう。
- リースは飾りやすく長持ちし、お手入れ不要のため記念日のプレゼントにぴったり
- 記念日に喜ばれるリースをプレゼントしたいなら、相手の個性や思い出を表現するのがおすすめ
- リースの土台を購入し花材と接着剤を用意すれば、初心者でも簡単に手作りできる
記事の監修
リースをメインに販売、オーダー製作をしています。
動物が大好きで、動物たちの花冠も製作しています。優しく温かなお花を使い花言葉に想いを込めて心に寄り添ったお花をご提案しています。