長い期間楽しめる!プリザーブドフラワーとはどんな花?

記事の監修

山口 宏実

「アンティーク ローズ」主宰
高級プリザーブドフラワー アーティスト

ブライダルのフラワーデザイナーとして4000組以上の会場装花を行ってきた私が、現在はプリザーブドフラワー専門のデザイナーをしています。

お花のデザインを通して、毎日を彩り、美しさを届けること、笑顔と愛を沢山の人に届けることが、私の使命だと確信しています。

私は、肩書きこそフラワーデザイナーですが、お花のデザインを作ってるのではなく「ありがとう」のきっかけを作っています。お花が導く「ありがとう」の種まきが、今の社会に大切な事だと思っています。

せっかく花を飾るなら長い期間楽しみたい!という方におすすめなのが、プリザーブドフラワーです。美しく色鮮やかなプリザーブドフラワーは、空間を華やかに彩ってくれます。プリザーブドフラワーは特殊な加工方法を経て作られた花ですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、プリザーブドフラワーについて詳しくご紹介します。プリザーブドフラワーはどんな花なのか、どうして長い期間美しい状態を保つことができるのかなどの疑問に答えます。贈り物としても人気のアイテムですので、扱い方や選び方も含めぜひ参考にしてくださいね。

この記事はこんな人におすすめ

  • プリザーブドフラワーについて知りたい方
  • できるだけ長い期間、花を楽しみたい方
  • 花の贈り物をお探しの方

PICK UP

目次

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーの最大の特徴は、美しい状態を長く保つことができるという点です。生花の場合は、どんなに毎日お手入れをしても、綺麗な状態を楽しめるのは数日~1週間程度。一方、プリザーブドフラワーは数年単位で美しさを保つことができます。美しい状態を長く保つことができるので、様々なシーンで活用されている花なのです。インテリアとしてプリザーブドフラワーを楽しむという機会も多いのではないでしょうか

どのくらいの期間綺麗な状態を楽しめる?
プリザーブドフラワーは、日本では保管状態がよければ約2年〜3年ほど綺麗な状態を保つことができます。
比較的湿気の少ないヨーロッパであれば、お手入れ次第で約5年〜10年ほど美しい状態をキープすることができるといわれています。

今後まだまだ発展していくであろうプリザーブドフラワーは、花の中でも注目のアイテムですよ。ここからは、プリザーブドフラワーの発祥や製造方法について見ていきましょう。

プリザーブドフラワーの歴史

プリザーブドフラワーの歴史
ヨーロッパ発祥といわれるプリザーブドフラワーですが、その歴史は意外にも浅く、正式に生産が始まったのは1990年代のこと。

1980年後半にブリュッセル大学(ベルギー)とベルリン大学(ドイツ)の10年以上にわたる共同研究開発によりプリザーブドの技術が完成したことが、プリザーブドフラワーの始まりとされています。その後、1991年にフランスのヴェルモント社が「寿命の長い花」としてプリザーブドフラワーの生産を正式にスタートさせました

世界的に有名なフラワーデザイナーたちがフラワーアレンジメントにプリザーブドフラワーを取り入れたことで、より世界中に広まり、人気も徐々に高まっていきます。生産当時から寿命が長く「枯れない花」という点が注目され、テーブルコーディネートの一部に使用されたり、ウェデイングブーケなどにも使われてきたことが、現在の人気にも繋がっています。

ドライフラワーとは異なり生花と同じような質感を感じられ、長く鮮やかな色を保つことができるプリザーブドフラワーは、世界で注目を集めるようになりました。歴史は浅いながらもその魅力により、一気に支持されるようになったのですね。

プリザーブドフラワーの生産地は?
プリザーブドフラワーの主な生産地は、発祥の地であるヨーロッパをはじめ南米やアフリカ、オーストラリアやアジアなど。
日本では、バラのプリザーブドフラワーの需要が8割〜9割と高いので、バラの世界的産地であるエクアドルやコロンビア産のものを使うことが主流となっています。

特殊な加工で美しさをキープ

特殊な加工で美しさをキープ
プリザーブドフラワーが美しい状態を長くキープできるのは、生花に特殊な保存加工が施されているからです。プリザーブドフラワーは花が美しく咲いている状態で保存加工することがポイント生花の水分や色素を抜き、代わりにグリセリンを含んだ特殊な保存液や染料を吸収させ、さらに乾燥させるという工程を経て完成します。生花と同じような柔らかな質感を保った自然な姿に仕上げるには、この工程がとても需要です。

ドライフラワーとの違いは?
ドライフラワーも「長く楽しめる花」といわれています。
しかし、プリザーブドフラワーとは見た目が大きく異なります。水分が抜けて自然と質感が変化していくドライフラワーに対し、プリザーブドフラワーは特殊な加工によりみずみずしく柔らかな質感を保っているのが特徴です。
それぞれの特徴やよさを理解し、用途やシーンに合わせて活用しましょう。

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色鮮やかなカラーを楽しむ

色鮮やかなカラーを楽しむ
生花では見ることができないような色彩の花を生み出すことも、プリザーブドフラワーであれば可能です。また、微妙なニュアンスの色合いを表現することもできるため、よりリアリティ溢れる花を作ることもできますよ。

なぜ、プリザーブドフラワーでは様々なカラーの花を見かけるのかというと、染料を使用して花びらに色をつけていくからなのです。生花にはない花の色を楽しめるのも、染料で着色するプリザーブドフラワーならではの魅力ということ。プリザーブドフラワーにしか出せない、彩り溢れる色彩を楽しんでみてはいかがでしょう。

プリザーブドフラワーで作る「レインボーローズ」
プリザーブドフラワーは、単色だけでなくレインボーカラーの花を作り出すことも可能。
3色以上の染料を使用する「レインボーローズ」は、見た目にも華やかでなかなか見る機会がない花のため特別感がありますよね。
レインボーローズの花言葉は「無限の可能性」や「奇跡」。花言葉も素敵なので、レインボーローズを大切なお祝いの際のプレゼントにするのもよいでしょう。

プリザーブドフラワーの着色

プリザーブドフラワーの着色
ここからは、プリザーブドフラワーの着色についてご紹介していきましょう。先ほどご説明したように、一度花びらの色素を抜き、グリセリンや着色料を吸わせて新しく色をつけます。着色料は、基本的にプリザーブドフラワー専用に作られたものを使用しますが、アルコールインクやインクジェットプリンター用のインク、食紅でも代用できるといわれています

綺麗に着色を行うためには、花の鮮度が重要になります。鮮度がよいものを選び、さらには6分〜7分咲きのまだ花が咲ききっていないものを選ぶのがよいでしょう。完全に咲いているものだと、すぐに枯れてしまったり、着色の際に花びらがバラバラになってしまうことが多いので注意が必要です。

着色に向いている花とは?

着色に向いている花とは?
どんな花でもプリザーブドフラワーを作ることができるわけではありません。プリザーブドフラワーは、特殊な加工を施して作るものなので、プリザーブドフラワーにするのに「向いている花」と「不向きな花」があるのです。プリザーブドフラワーに向いている花の特徴は「花びらが分厚いもの」液体に浸して加工していくので、しっかりと厚みがある花だと綺麗に仕上がるからです

反対に、プリザーブドフラワーの加工に不向きな花の特徴としては、「花びらが薄いもの」や「花びらが少ない花」、「花びらが散りやすいもの」などが挙げられます。薄い花びらのものだと加工の際に花びらが破れてしまったり、花が散ってしまったりするため、避けた方が無難です。

プリザーブドフラワーの加工に向いている花

  • バラ
  • カーネーション
  • 紫陽花

プリザーブドフラワーの加工に向かない花

  • コスモス
  • アネモネ

色移りはしない?

色移りはしない?
プリザーブドフラワーは着色している花のため、液だれを起こして着色料が色移りしてしまうことがあります。プリザーブドフラワーを部屋に飾る場合、湿度が50%を大幅に超える環境下では液だれを起こしやすくなるので注意しましょう

液だれを起こすと、カーテンや衣服などにプリザーブドフラワーの花の色が移ってしまいます。プリザーブドフラワーを飾る際には場所にも気をつけ、布地が近くにある場合には、接触しないよう離して飾るようにするなどの対策が必要です。

衣類やカーテンに染料がついてしまったら?
着色料が衣類やカーテンについてしまった場合には、素早くティッシュなどで拭き取るようにしましょう。
なかなか汚れが落ちないときにはクリーニングに出すようにしてくださいね。
長い期間楽しめる!プリザーブドフラワーとはどんな花?

記念日にはプリザーブドフラワーを贈ろう!プレゼントに選ばれる理由とは

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取り扱い方を正しく理解し長期間楽しもう

取り扱い方を正しく理解し長期間楽しもう
プリザーブドフラワーは基本的に長い期間楽しめるものですが、扱い方や飾り方に配慮が必要です。取り扱いを間違えてしまうと、せっかくの花びらがひび割れしてしまったり、液だれを起こして周りのインテリアを汚してしまったり…といったトラブルに発展することも

プリザーブドフラワーを飾る際には、注意点すべきポイントがいくつかあるため、しっかりおさえておきましょう。ここからは、飾り場所やお手入れ方法などのコツをご紹介していきますので、参考にしてくださいね。

高温多湿な場所はNG

高温多湿な場所はNG
プリザーブドフラワーを高温多湿な場所に飾るのは避けましょう。プリザーブドフラワーは湿気や水に弱い性質を持っています湿度の高い場所に飾っておくと、花びらが透明になってしまい液だれを起こしてしまいます。浴室やキッチンは高温になりやすく湿度も高いため、避けた方が賢明です。また、梅雨の時期は湿度が高くなるため、プリザーブドフラワーを飾る際には乾燥剤を近くに置く、除湿器をつけるなどの対策をとるとよいでしょう。

花びらが透明になったら?
万が一、花びらが透明になってしまった時には、花が入る大きさの箱を用意して、除湿剤と共に透明になった花を入れておきましょう。
ゆっくり乾燥させることで修復に繋がります。
急激に乾燥させることはNGです。急な乾燥は花びらのひび割れにつながるので注意してくださいね。

直射日光の当たる場所は避ける

直射日光の当たる場所は避ける
直射日光に当たる場所にプリザーブドフラワーを飾るのも、避けた方がよいでしょう。直射日光の当たる場所は湿気もこもりにくくよい環境にも見えますが、強い光を浴び続けることは花びらの褪色の原因となります。また、花びらのひび割れにも繋がってしまうのです。せっかくの色鮮やかな花びらが褪色してくすんだ色になってしまったり、ひび割れてボロボロになってしまったりしたら悲しいですよね。

プリザーブドフラワーを飾る際には、日光が直接当たらないような工夫をすることが大切です。カーテンを利用して日差しを受けない場所を作ったり、日光を遮るように棚の一部にプリザーブドフラワーを飾るのがおすすめですよ

強い光にも気をつけて
直射日光だけでなく、スポットライトや観賞用ライトなどの強い光でも花びらの褪色は起こります。
これらの光にも注意しながら、プリザーブドフラワーを飾ってくださいね。

ほこりをこまめに取り汚れを落とす

ほこりをこまめに取り汚れを落とす
プリザーブドフラワーは水やりなどのお手入れは必要ありませんが、ほこりや汚れは定期的に取り払うようにしましょう。ほこりが溜まってしまうと取れにくくなるだけでなく、油分や水分などが付着しやすくなり、ほこりと混ざって花が汚れ、美しさが半減してしまいます

また、汚れをそのままにしておくと、カビも生えやすくなり劣化の原因にも繋がります。1週間に一度程度は、ほこりや汚れをチェックして取り除くことを心がけましょう

プリザーブドフラワーの花びらは繊細!お手入れには注意して
プリザーブドフラワーの花びらは生花のように柔らかく繊細です。
ほこりや汚れを取る際には力を加えず、優しく触れるようにしてお手入れしましょう。
お手入れには、メイクブラシやカメラのお手入れに使うブロワーがおすすめ。ドライヤーの弱冷風をそっと当てるのも効果的ですよ。
長い期間楽しめる!プリザーブドフラワーとはどんな花?

プリザーブドフラワーは枯れるの?美しさを長く保つための工夫とは

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シーン別!贈り物におすすめなプリザーブドフラワー

シーン別!贈り物におすすめなプリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは贈り物にも最適。色鮮やかで華やかなプリザーブドフラワーは、アレンジメントをはじめ、ブーケなどさまざまなギフトに使われています。美しいだけでなくお手入れが簡単なため、大切な方へのプレゼントにもぴったりですよ。生花にはない個性的なカラーの花を使ったフラワーボックスなどは、記念にもなりおすすめです

ここからは、シーンに合わせたおすすめのプリザーブドフラワーをご紹介します。長く飾ることのできるプリザーブドフラワーを大切な方への贈り物にしてみませんか?プレゼント選びに悩んでしまうという方もぜひ参考にしてくださいね。

誕生日のお祝いに

誕生日のお祝いに
華やかでボリューム感のあるプリザーブドフラワーのブーケやアレンジメントは、誕生日プレゼントにぴったり。花のプレゼントは見た目も美しく特別感があり、女性からは特に人気が高いです。旦那様や彼だけでなく、友人からの誕生日プレゼントでも花の贈り物は嬉しいものですよ。

誕生日用ギフトとして選ぶ際には、贈る相手の好みに合わせて花を組み合わせてみましょう。好きな色や好きな花を取り入れたフラワーギフトを贈られると、「自分のことを想って花を選んでくれたんだな」と相手も嬉しい気持ちになります

還暦や古稀など長寿のお祝いにも長持ちしお手入れが簡単なプリザーブドフラワーがおすすめ。還暦には赤色、古稀には紫色などお祝いに合ったカラーの花を選びお祝いの場を華やかにしましょう

誕生日のお祝いに贈るアレンジにおすすめの色は?
誕生日のお祝いには、明るく温かな色合いが人気です。
ピンクやオレンジ、イエローなどのブーケやアレンジメントを贈ると、心から祝福する優しい気持ちも相手にきっと伝わりますよ。

結婚祝いに

結婚祝いに
結婚祝いにもプリザーブドフラワーの贈り物が人気です。長い期間美しい状態を保つことができるので、結婚祝いとしても縁起がよくおすすめですよ。プリザーブドフラワーは長持ちするので、結婚式後にハネムーン旅行に向かう新郎新婦へ贈っても花が枯れてしまうという心配がありません。プリザーブドフラワーのアレンジを添えた電報も、華やかで記念になることから人気を集めています

花言葉も意識して
お祝いの席に贈る花の場合は「花言葉」もしっかりと確認しておきましょう。
万が一失礼があると、式全体の雰囲気を壊してしまいかねません。結婚式に贈る場合には、「純潔」を意味する白いバラや、「かわいい人」を意味するピンクのバラ、「信じ合う心」を意味するブルースターなどがおすすめですよ。

結婚記念日

結婚記念日
夫婦にとって大切な日である結婚記念日。長く連れ添った夫婦だからこそ、節目に花のプレゼントを贈ると相手もきっと喜んでくれることでしょう。プリザーブドフラワー自体にも「永遠」という意味があるので、花を贈る際に花言葉やプリザーブドフラワーの意味合いを伝えるとより素敵なプレゼントになりますね

また、プリザーブドフラワーは水やりなどの毎日のお世話が少ない点もポイント。手間もかからず長い期間美しい状態の花を楽しむことができるので、生活スタイルを選ばないギフトとしてもおすすめですよ。毎日一緒に過ごす相手だからこそ、美しさだけでなく扱いやすさにも配慮し、心遣いが伝わるプレゼントで相手を喜ばせましょう。

新築や開業のお祝い

新築や開業のお祝い
華やかでボリューム感のあるプリザーブドフラワーのバスケットアレンジやブーケは、新築や開業のお祝いにおすすめです。特に置いて飾ることができるバスケットタイプは、開業祝いなどによいでしょう

また、ガラスケースなどに入ったアレンジメントであれば、ほこりをかぶる心配もないのでより長い期間飾ることができますよ。開業祝いの場合には、花屋さんでアレンジメントを依頼する際にお祝いの立札(お名札)をお願いすることも忘れないようにしましょう。

新築のお祝いであれば、インテリアとして気軽に飾ることができるハーバリウムなどもおすすめです。ハーバリウムも、プリザーブドフラワーを使って作ることのできるアイテム。ボトルの中にオイルと共にプリザーブドフラワーを沈めたもので、見た目も華やかでおしゃれなのでギフトに人気ですよ。

新築祝いの場合は家に気軽に取り入れられるアイテムが喜ばれます。コンパクトでかさばらないハーバリウムなら、インテリアとして様々な場所に飾ることができるため、選ぶ側も悩まずに贈ることができますよ。

赤い花はNG!
新築のお祝いや開業祝いに「赤い花」のものを贈ることは避けましょう。
赤い花は火事を連想させるといわれています。贈ることで相手を嫌な気持ちにさせてしまったり、失礼に当たる可能性があるので注意してくださいね。
プリザーブドフラワーは贈り物に最適!
寿命が長いことから、花言葉では「永遠」という意味を持つプリザーブドフラワーは、縁起がよく贈り物にも最適です。
「永遠の愛情」「永遠の幸せ」「永遠の友情」などを意味するので、お祝いごとや記念日のプレゼントにぴったりなアイテムなのです。
長い期間楽しめる!プリザーブドフラワーとはどんな花?

プリザーブドフラワーなら間違いなし!お祝いに喜ばれるプレゼントを選ぼう

PICK UP

まとめ

今回は、プリザーブドフラワーについて詳しくご紹介しました。プリザーブドフラワーとは、特殊な加工により生花のような質感を保ちながら、長い期間飾ることができる花ということをお伝えしてきました。また、着色により色鮮やかなカラーの花を作り出すことができるのも大きな特徴です。インテリアとしてだけでなく、プレゼントやウェディングアイテムなど様々なシーンで活用されています。

液だれや花びらのひび割れには注意が必要ですが、適切な環境に飾り定期的にお手入れすることで、数年間の保存が可能です。長期に渡り美しさを保つことができる点は魅力的ですよね。アレンジメントやブーケだけでなく、リースやハーバリウムなどアイテムが豊富な点も人気の理由です。空間を華やかにしてくれるうえに扱いやすいプリザーブドフラワーを、ぜひ様々なシーンで取り入れてみて下さいね。

この記事のまとめ

  • プリザーブドフラワーはヨーロッパで誕生。比較的歴史は浅いが、寿命が長く「枯れない花」として注目され、現在に至るまで人気を集めている
  • プリザーブドフラワーが長い期間美しさを保つことができるのは、花びらの色素の脱色+着色という特殊な加工技術を施しているから
  • 長い期間美しい状態で飾ることができるプリザーブドフラワーは、贈り物にも最適。花言葉や花の色に気をつけて花選びを行えば、プレゼントにもおすすめ

記事の監修

山口 宏実

「アンティーク ローズ」主宰
高級プリザーブドフラワー アーティスト

ブライダルのフラワーデザイナーとして4000組以上の会場装花を行ってきた私が、現在はプリザーブドフラワー専門のデザイナーをしています。

お花のデザインを通して、毎日を彩り、美しさを届けること、笑顔と愛を沢山の人に届けることが、私の使命だと確信しています。

私は、肩書きこそフラワーデザイナーですが、お花のデザインを作ってるのではなく「ありがとう」のきっかけを作っています。お花が導く「ありがとう」の種まきが、今の社会に大切な事だと思っています。

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